◆日本とトルコの絆を描いた合作映画が12月に公開 日本の役割とは?
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今年の12月5日、日本とトルコの合作映画「海難1890」が公開される。日本・トルコ友好125年を記念して、実話を元にして作られた作品だ。
その実話とは、1890年にオスマン帝国(現・トルコ共和国)初の親善訪日使節団を乗せた軍艦が、和歌山県沖で座礁・大破し、暴風雨の海に投げ出された乗組員618人を地元住人が献身的に救助し、69名の命を救った海難事故に端を発する。
「世界一の親日国」が生まれたこの出来事から95年後の1985年。イラン・イラク戦争が始まり、航空機に対する無差別攻撃の警告が発される中、215人の日本人救出のための飛行機を派遣できない日本政府は、トルコに救出を依頼。トルコの航空会社は撃墜される覚悟でテヘランに飛行機を飛ばした。しかしその時、テヘランには日本人と共に救出を求めている500人ものトルコ人がいた——。
◎シルクロードの果ての親日国
古来より、シルクロードの東の端と西の端として、お互いに憧れを抱いていた2つの国、日本とトルコ。その歴史や国民の気質には共通点も多い。国旗も、日本は「白地に赤の太陽」で、トルコは「赤地に白の月と星」だ。
文化的にも、2010年から連載が続く少女漫画『夢の雫 黄金の鳥籠』(篠原千絵著)は、オスマン帝国を発展させたスレイマン大帝とその周囲の人々を描いたもので、トルコは異国情緒あふれる憧れの国といったイメージが強い。
反日を"国是"とする近隣諸国との軋轢にいらだちを覚えることの多い昨今、時にははるか遠いシルクロードの果ての親日国に思いを馳せるのも、精神的に良いかもしれない。
◎宗教対立、人種対立による争いを終わらせるには
また、より積極的な観点から見ても、キリスト教国とイスラム教国が、その宗教的対立から大規模な戦争を起こすことを防ぐために、トルコとの友好を通して宗教・文化に対する理解を深めることは重要だ。
日本が世界に目を向けたとき、働きかける相手は、中韓だけでも欧米だけでもない。キリスト教とイスラム教、白人と有色人種、あらゆる人々の架け橋として、日本の果たすべき役割はこれからますます大きくなっていくだろう。中近東からアフリカにかけての国々にも、数十億の人々が待っている。(黒)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『世界紛争の真実 ミカエル vs. ムハンマド』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=95
【関連記事】
2015年5月6日付本欄 シリア・アサド政権が危機に イスラム教圏に必要なこと
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9587
2014年10月8日付本欄 なぜ若者が「イスラム国」に参加するのか イスラム教への真の理解が必要
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8541
2015年4月号記事 イスラム国の「正義」 - 日本は欧米と中東の仲裁者たれ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9238
3歳の少年が前世の記憶から殺人犯を特定 生まれ変わりはある
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9996
過去世(前世)の記憶を持つ3歳の少年が、前世の自分を殺した犯人を特定した、という話が話題になっている。
この話の詳細は、ミステリーを紹介するYouTube チャンネル「Strange Mysteries」や、スピリチュアル書籍の紹介などを行うWebサイト「esolibris」などで詳しく紹介され、最近、日本語サイトの「livedoorNews」でも取り上げられた。
◎少年が特定した場所から斧や遺体が発見
簡単にまとめると、イスラエル内のドゥルーズ派という宗教共同体において、3歳の子供が「4年前」の過去世の記憶を持っており、その記憶は、自分は隣人に斧で殺害され、遺体は埋められた、というものだった。ここからが驚きなのだが、少年は自分が埋められた場所と犯人を特定し、実際にそこから斧や遺体が発見され、さらに言い当てられた犯人は自身の犯行を認めた、というのだ。
この話はガザ地区の医療システムを構築した、イーライ・ラッシュというイスラエル人医師が遭遇したもので、彼の友人によって有名になったという。
◎子供の過去世記憶は学術的に研究されている
このように、過去世の話をする子供はこれまで度々メディアでも取り上げられてきた。実は、子供の過去世の記憶については、学術的に研究されている。代表的なのが、アメリカのヴァージニア大学の研究だ。イアン・スティーブンソン教授を中心に1960年代から40年以上生まれ変わりの研究をしている。また、この研究を引き継いで行っているジム・B・タッカー氏はその著作『転生した子どもたち』の中で1100の事例を分析し、紹介している。
この著作で紹介されている事例に、レバノンのスザンネという5歳の少女の話がある。スザンネは過去世でアメリカ人女性として生きた記憶を詳細に持ち、実際にその女性の遺族に面会した。スザンネは過去世について40項目の発言を行い、そのいずれもが正しいと確認されたという。このような過去世の記憶を持つ子供たちは2〜4歳の間にその記憶を話し始め、6、7歳頃には過去世の話をやめてしまう、と述べられている。
同書によれば、過去世の死に方が分かっているケースでは、約70%の事例で非業の死を遂げているという。これは各国の死因における変死の割合よりも多いが、記憶が残っている事例において、冒頭に紹介した少年のようなケースは典型的と言えそうだ。
このような、いわゆるオカルトもの(オカルトの正確な意味は、「神秘的なこと、超自然的なさま」。広辞苑より)は、日本において一般には信憑性の薄い、あくまでも「バラエティ番組向け」と言えるような扱いだ。
しかし、世界に目を向けてみると、UFOや生まれ変わりといったオカルトものを真剣に研究するところが存在する。目には見えない霊の存在や生まれ変わりを想定しなければ説明がつかない事例がこれだけたくさんあるのに、「そんなもの嘘だろう」と頭から決めてかかるのは、それこそ非科学的な見方ではないだろうか。(瑛)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『霊的世界のほんとうの話。』 大川隆法著
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台湾学生が中国寄りの歴史教科書にNO! 日本が彼らを支える方法
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9993
台湾の馬英九政権が、歴史の教科書を「中国寄り」に改定させようとしていることに対して、「中国史観だ!」と反対する高校生らが7月31日、教育部(文部科学省に相当)の敷地内に侵入、座り込みを行ったことを各紙が報じた。
学生らは、改定の撤回と呉思華・教育部長(文科相)の辞任を求めており、抗議には最大で500人が参加したという。
今回の改定は、今月1日から施行され、9月の新年度の教科書に反映される予定だ。改定では、中国と台湾の結びつきが強調された内容となる。例えば、明の滅亡後の鄭成功一族による統治時代は、「鄭氏統治」から「明鄭統治」と変更され、明代からの関わりを強調。日本の統治時代の記述は、「日本統治」から「日本植民統治」となる。
また、台湾を訪れた孫文が支持を求め、台湾人が革命と中華民国建設に関わったとの記述も加わり、第二次大戦中の台湾の抗日運動についての項目も新設。大陸から渡ってきた国民党による統治時代は、人々の所有物を取り上げるという意味の「接収」から、祖国復帰の意味の「光復」に変更された(7月27日付毎日新聞)。
◎現在の台湾の繁栄は、日本統治の影響が大きい
しかし、現在の台湾の繁栄は、日本が統治時代(1895~1945年)に行ったインフラ整備や教育の上に築かれた、という歴史的な事実をねじ曲げてはならない。
日本は当時、現在の価値で60兆以上の資金を台湾に投じ、鉄道や道路、ダムや下水道の建設やコメの増産、医療制度の整備などを行った。日本統治の50年間で、台湾の歳入は約8.4億円(87倍)となり、初等教育の就学率も約7割(35倍)に急増した(本誌2015年4月号「検証 日本の統治 vs. 欧米の植民地 アジアを繁栄させた日本」参照)。
また、日本が台湾に派遣したのは、日露戦争で活躍した軍人の児玉源太郎や乃木希典、教育者の新渡戸稲造、東京市長として都市計画をつくった後藤新平など、総理大臣が務まるほどの人材たちばかり。当時の日本が、同じ国として台湾を繁栄させようと熱意を持っていたことがうかがわれる。日本は他のアジア地域でも、その土地の人々の幸福を願って統治に励んだ。戦後、台湾や韓国が民主主義国として発展したのは、そのためだ。
それと比べて、ヨーロッパ列強の植民地支配は過酷なものだった。何百年もの間、アジア・アフリカ諸国を植民地化にしてきたが、人々の幸福は考えず、資源を収奪して母国で消費することだけを考えていた。そのためイギリスやインドを約150年、オランダはインドネシアを約350年間支配し続けたが、その間、両国は全く発展しなかった。日本の「統治」と、列強の「植民地支配」は、明らかに異なる。
親中派の馬英九総統は、中国の立場に立った歴史観で、歴史の捏造に加担しようとしている。これに対し、台湾の学生たちが、正しい歴史認識を求めて抗議する姿勢を、現在の日本人は見習うべきだ。
日本の天皇は建国以来、125代も続いており、各時代で世界最高レベルの文化をつくってきた高みを持つ。台湾の学生を政治的、精神的に支えるためにも、日本人は「日本は素晴らしい国だ」という自信と誇りを取り戻し、正しい歴史観を発信していく必要がある。(泉)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『日本建国の原点』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1490
幸福の科学出版 『繁栄思考』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1
【関連記事】
2015年4月号記事 検証 日本の統治 vs. 欧米の植民地 アジアを繁栄させた日本
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9234
◆愚か!間違った平和主義は国を滅ぼす 時代と国際情勢に合った宗教的教えが必要だ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9980
27日に参議院で審議が始まった安全保障関連法案をめぐり、宗教界からの反対の声が強まっている。
作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが先月、国会前で開かれた安保法案に反対する集会に参加し、反戦スピーチをしたことが話題になった。また、キリスト教の日本聖公会や仏教の真宗大谷派(東本願寺)も、「安保法案は人の命を奪う」「日本国憲法の立憲の精神を遵守するべき」という趣旨の緊急声明を発表し、強く反対している。
自民党と連立政権を組む公明党の支持母体の創価学会も、平和主義をうたい、安保法案に反対している。それゆえに学会員の中には、公明党から離れる動きが広がりつつあるという。
◎安保法案反対で「真の平和」は得られない
宗教界が「戦争反対」「命を守る」と訴えるのは当然のように思うかもしれない。実際に、インドのガンジーは、ジャイナ教のアヒンサー(不殺生)という宗教的な教えに基づいて「無抵抗、非暴力主義」を徹底した。しかし歴史上、そのような考え方で国民を守ることに成功した事例はほぼ皆無といえる。
特に中国や北朝鮮など、近隣諸国が他国を侵略する野心をむき出しにしている現在の状況を考えると、正当な防衛力を持たないことは、何の抵抗もせずに基本的人権を奪われる危険性を高めることを意味する。平和主義を掲げて安保法案に反対することは、その宗教の思想が現代の国際情勢に追いついていないことを示している。
◎宗教は独裁国家から国民を守る「最後の砦」
しかし、仏教の基本精神には、「悪を押しとどめ、善を推し進める」という教えがある。野心的に他国を侵略しようとする国に悪を犯させない対策をとることは、仏教的にも正当性がある。
さらに、宗教には、全体主義的・独裁的な軍事国家から、国民を守る役割がある。ナチス・ドイツがユダヤ人を迫害し始めた時、ユダヤ人をかくまったり逃がしたりしたのは、一部のキリスト教会だった。また現代においても、独裁国家の北朝鮮からの脱出を、キリスト教会が助けているという。正しい宗教は、圧政や迫害などから国民を守る「最後の砦」の役割を担っているのだ。
安保法案は「戦争法案」と非難されることがあるが、その本質は、日米が協力して抑止力を強める「戦争抑止法案」だ。日本の平和や国民の基本的人権を守るためにも、人々を幸福に導くという宗教の使命のためにも、安保法案の整備は必須だといえる。(真)
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