元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

松下幸之助に見る成功への道 死の宣告をも乗り越えた努力・幸之助の努力論

2017-01-04 14:29:16 | 日記

 松下幸之助に見る成功への道 死の宣告をも乗り越えた努力
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12420 幸福の科学出版

大いなる成功者の人生を紐解くと、人一倍苦労に苦労を重ねていることに気づかされます。挫折や困難を人生の砥石として勇ましく乗り越えてきたその姿は、私たちに「成功へ至る道」を指し示してくれます。

今回は「経営の神様」として、今なお多くの人から尊敬を集める、松下電器産業(現パナソニック)の創業者・松下幸之助の人生から、「成功への道」を探していきます。


◎9歳から親元を離れ丁稚奉公に

1894年、日清戦争のさなか、幸之助は和歌山県の裕福な地主の3男として生まれました。しかし、父親が米相場に手を出し失敗。一家は困窮を極め、幸之助も9歳にして小学校を中退し、丁稚奉公(でっちぼうこう)に出されました。

「自転車屋で奉公しているとき、寒い朝、冷たい水で手を真っ赤にしながら家の表の拭き掃除をしていると、『行ってきます』という声が聞こえた。ふと見ると、向かい側の家の同じ年の子が学校に出かけるときだった。実にうらやましく思った。しかし、そのたびに、身分が違うのだ。望んでもかなわないことだ、あきらめなさいと心の中で言い、手を切る冷たい水でぞうきんをしぼったものだ」

当時のことを幸之助はこのように述懐しています。近所の同世代の子供が父母に見守られ学校に通う一方、幸之助は愚痴を言わずに、自身の与えられた仕事を一生懸命にやり抜きます。


◎医者から死の宣告を受ける

1910年、15歳の時に幸之助は憧れの大阪電灯で働き始めます。幸之助は仕事に打ち込みますが、齢20ほどにして、医者から肺尖カタル(初期の結核)と宣告されます。当時結核は、10人中8人は助からない不治の病でした。

医者からは故郷で養生するようにと言われますが、すでに両親も親戚もいない幸之助に帰る田舎はありません。加えて、食いつなぐあてもありませんでした。

そこで幸之助は「どうせ同じ死ぬのであれば、養生して寝ながら死ぬよりも、働けるだけ働いて死ぬ方がいい」と考え、ますます仕事に精を出します。結果として、病気はそれ以上悪くならず、幸之助は94歳まで人生を全うしました。


幸之助の努力論

これらのエピソードから分かるように、幸之助はまさしく努力の人でした。

「運命が90%である。しかし残りの10%は、人間の努力に任せられている。船が大きいか小さいかは運命。しかし舵の部分は人間に任せられた努力の部分」「小便が赤くなるほどの努力をしたか。それほどの努力をせずして成功を望むことは、傲慢というものだ」

運命を嘆いていても現状は変わらないが、10%に全力を尽くせば、道が拓けるかもしれない。幸之助の努力にかける思いが分かります。

加えて、幸之助は日々の努力のなかに「反省」という項目を盛り込みました。

「布団に入ってすぐ寝てはいけない。しばらくのあいだ、きょうの仕事を振り返って反省してみることだ」「今日一日を振り返ってみると、反省すべきことがいくらでもある。その反省に徹したとき、あらゆる面に革新が生まれてくる」

これらの言葉からは、日々を漫然と生きるのではなく、絶えず改善していく姿勢が見て取れます。全ての原因を己に帰する姿勢です。

実際、松下電器を立ち上げてから業績不振に陥った時にも、幸之助は決して外部環境のせいにはしませんでした。不振の原因は100%社内にあるとして、商品、技術、販売、組織の全部にわたって徹底的に再点検することを社員に求めたといいます。

全てを自身の責任とみなし、「改善」にどん欲であったことが、幸之助、そして松下電器を成功へと導いたのでしょう。


◎努力の先に見える成功

決して言い訳をせず、与えられた環境のなかで最大限に努力をする。そして、常に自身に責任を問い、日々に改善を重ねていく——。

これらのことを徹底してやり遂げた者のみが、「過去の苦難困難のお陰で今がある」と言えるような成功者の境地にたどり着けるのでしょう。幸之助の人生は、どのような場所からでも成功に行き着くことができることを、私たちに教えてくれます。(片岡眞有子)

(文中の参考資料)
『松翁論語』松下幸之助述・江口克彦記、『松下幸之助成功の実現』伊吹卓著、『松下幸之助とその社員は逆境をいかに乗り越えたか』唐津一著など

【関連書籍】
幸福の科学出版 『伝道の法』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1777

幸福の科学出版 『「経営成功学の原点」としての松下幸之助の発想』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1251

幸福の科学出版 『松下幸之助「事業成功の秘訣」を語る』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1372

【関連記事】
2016年11月10日付本欄 【偉人妻に学ぶ】 松下幸之助・本田宗一郎の妻に見る「夫を成功させる力」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12181

2013年5月号 仕事で実績をあげ続けるための一流の勉強法
http://the-liberty.com/article.php?item_id=5788

2005年7月号 繁栄を築いた人たち 松下幸之助
http://the-liberty.com/article.php?item_id=260

 


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習政権が全公務員の取締強化 迫られる日本の「新しい選択」・このままでは五年以内にアジアで大きな軍事衝突

2017-01-04 14:16:33 | 日記


http://the-liberty.com/article.php?item_id=12421

中国の習近平政権が、すべての公務員の腐敗行為を取り締まる、新しい国家機関「国家監察委員会」を2018年3月に創設する方針であることを、3日付朝日新聞が報じた。

習政権は、これまでにも共産党の中央規律検査委員会などの組織を使って汚職・腐敗の撲滅を取り締まってきた。だが、規律委の主な仕事は、党の高官を摘発すること。

新しい国家監察委は、対象を共産党員に限らず、各省庁や地方政府などの行政機関のほか、司法機関や学校、病院などあらゆる公的機関で働く公務員に対し、汚職や権力の乱用に目を光らせる。政府から独立し、政府と同格という強い権限を持つ。


◎「汚職は中国の伝統的システム」

中国の汚職の状況について、評論家の黄文雄氏は、石平氏との共著『「トランプ大統領」から始まる中国大乱』(徳間書店)の中でこう指摘している。

「汚職は中国の伝統的社会文化システムですから、これを潰すということは、中国が機能しなくなるということでもあります。(中略)2014年6月から2年間で処分された共産党員は20万人を超えるといわれています。汚職をしなくても、贅沢をするだけでも処分されるのですから、共産党員や軍事はたまったものではない」

こうした締め付けを8800万人の共産党員以外にも行おうとする習氏の動きからは、一種の焦りがうかがえる。

それもそのはず、今月20日に新しいアメリカ大統領に就任するドナルド・トランプ氏は、就任初日に、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から離脱し、中国を為替操作国として認定し、中国からの輸入品に45%の関税をかけると公言している。

これをやられてしまえば、ただでさえボロボロの中国経済は、さらに大きなダメージを受ける。こうした近未来を見据えて、習氏は国内の引き締めを図っているのだろう。


「このままでは五年以内にアジアで大きな軍事衝突」

ただ、トランプ氏の荒療治によって、国際社会はさまざまな"好転反応"に耐える必要になりそうだ。

大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『繁栄への決断』で、こう指摘する。

「今のままであれば、おそらく五年以内に、アジアで大きな軍事的衝突が起きるでしょう。はっきり言えば、これは、トランプ氏の登場と軌を一にして起きることです。左翼的なマスコミからすると、時代が悪くなるように見えるかもしれません。

しかし、もっと長い目で見たならば、これもまた『創造的破壊になる』と思います。日本は今、アメリカと共に、もう一度、国力の立て直しを図り、世界の中心軸がどこにあるかを明確に示さねばなりません」


◎「新しい時代の、新しい選択」

今年の秋には、5年に一度の党大会が開かれ、習政権が2期目に突入する。すでに、胡錦濤派(共青団)や江沢民派(上海閥)といった政敵を潰し、政権基盤を盤石にする動きも見せており、国内外に強硬な姿勢で臨む危険性も指摘されている。

今後、中国は、金融面における「カントリー・リスク」にとどまらず、国際社会における軍事的脅威そのものになりかねない。

冒頭の記事は、中国ではさまざまな経済活動や行政手続きの際に賄賂が横行しており、「中国に展開する日本企業や駐在邦人にも影響が出る可能性がある」としている。

そうしたリスクに対して、日本の政府、企業、個人は、現状維持を決め込んではならない。いま日本人は、政治や経済などあらゆる分野で、「新しい時代の、新しい選択」を迫られている。(山下格史)

【関連書籍】
幸福の科学出版 『繁栄への決断 〜「トランプ革命」と日本の「新しい選択」』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1785

【関連記事】
2017年2月号 見えてきたトランプの大戦略 - TPPアメリカ離脱で日本はどうする?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12349

2012年8月号 黄文雄インタビュー - 特集・現代に救世主はいるか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=4490

2010年11月6日付本欄 石平氏インタビュー「中国は靖国神社を焼き払う」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=114



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