元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

映画「沈黙」に流れる歪んだ信仰観を問う。それでも「神は沈黙していない」何とか導こうとして、今まさに、新たな教えを説かれている。

2017-01-29 09:49:03 | 日記


http://the-liberty.com/article.php?item_id=12532

公開霊言「映画「沈黙」に見る「信仰と踏み絵」—スコセッシ監督守護霊とのスピリチュアル対話—」
2017年1月25日収録


映画「沈黙—サイレンス—」が公開されている。

原作は、江戸初期のキリシタン弾圧を描いた、遠藤周作の小説『沈黙』。キリスト教文学として海外でも評価の高い、遠藤氏の代表作だ。

小説では、残忍な処刑や拷問を受けて苦しむ信徒と、その様子を目の当たりにした宣教師の苦悩と葛藤が描かれる。神がいらっしゃるなら、なぜ信徒の苦しみを放置されるのか。祈りにお答えにならないのか。「神の沈黙」を信徒たちにどう説明したらよいのか——。

極限の苦悩に直面した時、今まで堅く信じていたものを手放さずにいられるか。遠藤周作は、小説という手段で、この重い命題を描いた。

映画は、この小説をかなりの精度で再現しており、目を背けたくなるような残忍なシーンも描かれる。

命の危険があると分かっているのに信仰を手放さない姿に、「命を懸けても惜しくない信仰とは何なのか」という問いを抱かせ、信仰に誘う面がないとはいえない。だが、大多数の観客には、「信仰の道に入っても幸せになれない」という後味の悪さが残るのではないか。


◎スコセッシ監督の信仰観とは

映画公開2日後、大川隆法・幸福の科学総裁のもとに、本作でメガホンをとったマーティン・スコセッシ監督の守護霊が現れた。

スコセッシ氏の守護霊は、「信仰というのは基本的には妄信、狂信だってことです」「宗教をやる人たちが、天使とか悪魔だとか、神とか仏とか、いろいろいて、実際自分が分かりもしないもので利益誘導するのはよくないと思っています」と語り、宗教に否定的な見解を示した。

さらにその2日後の、1月25日、大川総裁はスコセッシ氏の守護霊を呼び、その宗教観、信仰観を聞いた。

映画「沈黙—サイレンス—」に込めたもっとも重要なメッセージを尋ねられたスコセッシ氏の守護霊は、「人間の命は、キリスト教を信じることより大事かどうかというテーマです」と述べた。さらに、「信仰を捨てることによって、幸福になれるということはいっぱい描いた」と語った。

映画を見た後の「信仰の道に入ることは恐ろしい」という印象は、この監督の宗教観、信仰観が根底に流れていることが大きく影響していると思われる


◎この世に苦しみがある意味

確かに、信仰を持つだけではこの世で幸せになれないこともある。むしろ、信仰を持つことによって、この世の常識とぶつかり、苦しみを生むこともある。

それはなぜか。霊的真実を述べれば、私たちの本質は魂であり、あの世が本来の世界だからだ。あの世は平安に満ちた世界だが、この世は魂の修行場であるため、魂を鍛えるための試練も多く起きる。

信仰者には、そうした霊的な真実や神々の姿が見えなくなるこの世において、本当に真実を確信し続けられるかという「試し」がある。この試しによって、信仰は本物となっていく。

もし、自分の利害で信仰がぐらつくならば、それはあくまでもビジネス的な取引の域を出ず、本当に信じていないということになるわけだ。

くしくもスコセッシ氏の守護霊は「(司祭たちは)自らのビジネス戦略的にやっているだけのことだ」などとつぶやいていたが、それは宗教者の信仰を理解できず、信仰観が未熟であるに過ぎない。


◎信仰者にとっての幸福とは

小説と映画を貫くテーマは、「神は人々の苦しみを見ても沈黙されているのか」ということだ。

スコセッシ氏の守護霊も、「二千年前に神の一人子が降りて、キリスト教を広げて、キリスト教国家のアメリカは、神を信じますっていうのが九十何%もいるというのに、なんでこんなに不幸や悲劇、犯罪ばかりがあるわけよ。神様責任ないのっていう感じよ」と主張していた。

だが、神々はさまざまな形で教えを説き、必要な時に必要な導きを人類に与えている。

愛する人との死別、重病、経済的苦境、人間関係の葛藤——。そうした人生の苦しみに立ち向かい、乗り越える強さを、信仰は与えてくれる。

人生に絶望した人が心の平安という「幸福」を得て、希望を持って新たな人生を歩み始める「奇跡」を体験できるのは、信仰あってこそだ

正しい信仰とそれに基づいた努力の果てには、医者が見離した病気が治ったり、人間関係が改善したり、経営が上向くといった奇跡が与えられることも多い。

もし、キリスト教をはじめ、世界宗教で信仰の対象となっている神々が、人々の悩みを放置し、祈りに対して何の答えも与えないような存在ならば、2000年の長きにわたって信仰を集めることはなく、また世界中に広がることもないだろう。

宗教弾圧や宗教戦争などの一時期を取り出すなら、「なぜ神がいるのにこのような理不尽なことがあるのか」と言いたくはなる。

だが、弾圧の中でも信仰を貫いた人々の姿は、時代の光となり、世の中を変えた。現在、「信教の自由」が保障されているのも、そうした人々の犠牲があってのことだろう。


◎神は沈黙していない

幸福の科学では、人生の困難を乗り越えるための教えのみならず、世界中の宗教の融和を射程に入れた教えが説かれている。

歴史の中で、様々な時代に様々な地域で説かれた宗教には、その地域性や時代性による限界があり、それが宗教間の理解を妨げ、対立を生んでいる面がある。幸福の科学で説かれているのは、宗教間の理解を促し、なぜ様々な教えが説かれたのかという疑問に答えるものだ。

宗教対立による人々の争い、その悲しみを見て、神は黙っていない。何とか導こうとして、今まさに、新たな教えを説かれている。しかし、人々がその愛に気づくのは遅く、時代はいつも後からついてくる

 



この法話は、幸福の科学の全国の支部、精舎、拠点において、拝聴できます。
支部や精舎への問い合わせは、以下の連絡先まで。
・幸福の科学サービスセンター
 Tel:03-5793-1727 : 火〜金/10:00〜20:00 土日/10:00〜18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
 http://map.happy-science.jp/まで。

【関連書籍】
幸福の科学出版 『伝道の法』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1777

【関連記事】
2017年1月15日付本欄 AERAが「神さま仏さまはどこにいる」特集 人間中心に宗教を考えていいのか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12459

2016年12月25日付本欄 イスラム教とキリスト教の対立は解決できるか? 【大川隆法 2017年の鳥瞰図(7)】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12394

2016年9月号 「神を信じられない人へのメッセージ 大川隆法 未来への羅針盤 ワールド・ティーチャー・メッセージ No.235」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11683


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初の首脳会談は英メイ首相と 次々と公約を実行するトランプ大統領

2017-01-29 09:43:55 | 日記


http://the-liberty.com/article.php?item_id=12531

ドナルド・トランプ氏のアメリカ大統領就任から1週間が経った。25日までの6日間で既に12本もの大統領令に署名しており、次々と公約を実行している。

27日にはイギリスのメイ首相がホワイトハウスを訪れ、トランプ政権発足後、初の首脳会談が行われた。首脳会談では、米英間における経済協力と貿易を進め、テロリズムへの対抗手段として北大西洋条約機構(NATO)を重視することで一致した。

会談後に開かれた記者会見では、これらの論点に加え、イギリスのEU離脱(Brexit)や、ロシアとの関係などについても言及があった。

トランプ大統領は記者会見で、イギリスのEU離脱に関する記者の質問に対して、このように答えた。


「私は、(イギリスのEU離脱が)いずれ起こるはずだと言ってきた。なぜなら、人々は、自分たちの国にどのような人々が訪れるのかを知りたいと思うし、また、自国の貿易やその他さまざまなことを自分たちの手で管理したいと思うからだ。(中略)私は、イギリスのEU離脱はあなたがたの国にとって素晴らしいものになると思っている」(27日付米公共ラジオ局National Public Radio電子版)

メイ首相も、以下のように米英関係の強化の重要性を訴えた。


「米英間の貿易協定は、両国の国益に沿うものであり、極めて重要な2国の関係を強めるものであると確信している。特に、イギリスがEUから脱退し、世界に手を伸ばしている現在においてはなおさらのこと」(同)

両国は今後、協力関係を強化していくだろう。


◎次々と公約を実行するトランプ大統領

ここで、メイ首相との会談が行われた27日までに行われた主なことを概観しよう。

20日(金)

・オバマ前大統領が進めた、「オバマケア」と呼ばれる医療保険制度の撤廃に向けた大統領令に署名。
・各省庁が導入する予定だった新たな規制を、新閣僚が再検討するまで全て凍結することを指示。


23日(月)
・環太平洋連携協定(TPP)からの永久離脱を、大統領権限に基づき米通商代表部(USTR)に指示。
・人工妊娠中絶を支援する海外団体に対して、政府からの補助金交付を禁止する大統領令に署名。


24日(火)
・カナダからアメリカに原油を輸送するパイプラインと、米ノースダコタ州に敷設予定の石油パイプラインの建設を推進する大統領令に署名。


25日(水)
・不法移民対策として、メキシコ国境沿いに壁を建設するよう命じる大統領令に署名。


27日(金)
・シリア難民の受け入れを一時停止し、特定の国の入国ビザを制限する大統領令に署名。

◎トランプ新政権のスピードについて行くべき

わずか1週間で、ことごとく民主党・オバマ前大統領の方針が覆され、「トランプ革命」が進んでいる。28日にはロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、さらに独仏の首脳とも電話で会談する見通しだ。2月には安倍晋三首相との会談も予定している。

トランプ大統領は、結論が明確で動きが早い。日本政府も、このスピードについて行く必要がある。(片岡眞有子)

【関連記事】
2017年1月22日付本欄 【社説読み比べ】トランプ米大統領「アメリカ・ファースト」への戸惑い広がる
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12483

2017年1月21日付本欄 ドナルド・トランプ大統領が誕生 「自国ファースト」主義はすべての国に必要
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12480

2017年1月16日付本欄 英紙「タイムズ」のインタビューで明らかになったトランプ次期米大統領の「EU観」とは?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12462


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