http://the-liberty.com/article.php?item_id=12465 幸福の科学出版
韓国北西部の京畿道(キョンギド)で、慰安婦像を竹島に建設する動きが出ています。京畿道の議員団が年内の設置に向けて募金活動を開始しました。
募金は総額7000万ウォン(約680万円)を目標とし、2011年にソウルの日本大使館前に慰安婦像が設置された日と同じ12月14日に設置する計画です。
岸田文雄外相は、17日の記者会見で、「竹島はそもそも国際法上も歴史的にもわが国固有の領土だ。この立場に照らしても(慰安婦像設置は)受け入れられない」と批判しました。
⇒慰安婦問題を「最終的・不可逆的に解決」するとした日韓合意が、その場限りの口封じにすぎなかったことが、如実になってきています。
そもそも、日韓の戦後賠償は1965年の日韓基本条約で一切が解決しています。それにも関わらず、日本は韓国に対して、何度も謝罪と賠償を繰り返してきました。そのつど、条約は反故にされ、何かにつけて新たな金銭を要求してくるのが韓国のやり口です。
日本政府は、韓国を近代国家たらしめるためにも、いい加減金銭で「口封じ」をするのをやめ、韓国の「たかり精神」を断ち切るべきでしょう。
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15日、中国のSNSである「微博(ウェイボー)」に、同ホテルを批判する動画がアップされました。というのも、ホテルの客室に南京大虐殺を否定する書籍が置かれているというのです。その書籍とは、同グループ代表・元谷外志雄氏による『理論近現代史学』というもの。
この投稿映像は、瞬く間に拡散され、「こんなホテルに泊まるな」といったコメントが殺到しています。多くのアクセスが集まったためか、ホテルのホームページがダウンするなどの事態に発展しています。
しかし17日、同グループは「異なる立場の方から批判されたことをもって、書籍を客室から撤去することは考えていない」という見解を発表しました。
⇒訪日観光客の急増で、大きく成長している同グループが、中国人を敵に回すのは、大きなリスクです。すでに、一部の旅行会社がホテルとの協力停止を宣言するなど、影響は出始めています。
アパグループのホームページを見ると、元谷代表の「アパグループの目標は、利益の最大化ではなく、あくまで日本の住まい文化に貢献するという大義にある」という言葉が載っています。利益よりも、「日本に貢献する」という理念を優先する姿勢には、敬意を表するべきでしょう。
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《本記事のポイント》
・エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教にとっての聖地
・米大使館の移転は「エルサレムはイスラエルの首都」と承認することを意味する
・トランプ氏はイスラエルとの連携強化で中東情勢を安定させたいが、短期的には火種を生む
イスラエルとパレスチナの和平交渉再開に向けた国際会議がパリで開かれ、約70カ国の外相らが参加しました。この会議では、アメリカのトランプ次期大統領が掲げる「親イスラエル路線」をけん制する共同声明が採択されました。
トランプ氏は大統領選で、現在、イスラエルのテルアビブにある米大使館を「エルサレムに移す」ことを公約に掲げていました。ですが、実際にエルサレムに大使館を移すとなると、周辺国の反発は避けられません。
本欄では、このエルサレム問題について、考えてみます。
◎そもそも、エルサレムはどんな場所?
日本人からすると、遠い存在に感じるエルサレムですが、エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教徒にとっての聖地です。
エルサレムは、ユダヤ教の礼拝の中心地だったエルサレム神殿があった場所。またユダ王国の首都でもありました。
またイエス・キリストが伝道し、処刑された場所であり、さらには、ムハンマドがエルサレムから天国に昇る旅をしたという伝説の遺る場所でもあります。
この聖地エルサレムを巡り、ユダヤ・キリスト教国とイスラム教国の間で、十字軍以来、千年にもわたり戦争が続いています。
ちなみにイスラエルは、ユダヤ人がイスラエルの地に故郷を再建しようとするシオニズム運動が起き、1948年に建国されました。ですがその結果、パレスチナ自治政府が支配するガザ地区などと紛争が起き、今なお争いは続いています。
◎移設は「エルサレムはイスラエルの首都」と認めることに
これまでもアメリカ大使館の「エルサレムへの移設話」はありましたが、実行されてきませんでした。ですが米共和党関係者によると、トランプ氏は本当に移設をしかねないといいます。
親イスラエルのヨルダン政府ですら、「越えてはいけない一線だ。イスラム教の国やアラブ諸国の路上を炎上させるだろう」と警告しています。
その理由は、もしアメリカがエルサレムに大使館を移すことになれば、エルサレムがイスラエルの首都であると承認することになるからです。
聖地が密集する東エルサレムは、1967年の第三次中東戦争で、イスラエルによって占領されました。そのためイスラエルは、エルサレムを首都と主張していますが、パレスチナもそう主張しています。国際社会は、エルサレムがイスラエルの首都だとは認めていません。
◎イスラエル重視のトランプ氏の本心
では、イスラエルを重視するトランプ氏の真意はどこにあるのでしょうか。トランプ氏の過去世とみられるジョージ・ワシントンの霊は、次のように語っています。
「私はイスラエルを支持する。(中略)イスラエルはすでに核ミサイルを200発、保有している。だが一方のイスラム諸国は、現段階では核兵器を保有していない。だから、イスラム諸国とイスラエルの人口の差は大きいけれども、この核爆弾の力が両者の『力の均衡』をもたらしている。だから、われわれはイスラエルの核武装を支持し、イスラム諸国を押さえ込んでおきたいと考えている」(『アメリカ合衆国建国の父 ジョージ・ワシントンの霊言』)
トランプ氏は、イスラエルへの関与を強め、中東情勢を安定化させたいと考えているようです。また、トランプ氏の過去世の一つには、エルサレムに渡った十字軍の将軍もあるようです。そのため、イスラエル重視の姿勢が強いのかもしれません。
ただ、もしエルサレムに大使館が移されれば、パレスチナの過激派がイスラエルを攻撃することは必至。短期的には、中東情勢のさらなる悪化は避けられません。
エルサレム、イスラエル・パレスチナ問題は、根本的には宗教対立の問題であり、軍事力だけでは解決しません。その解決には、「地球神の御心」を知り、長い年月をかけてでも、それを伝えていくしかないでしょう。(山本泉)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『アメリカ合衆国建国の父 ジョージ・ワシントンの霊言』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1751
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世界をあっと驚かせたアメリカのドナルド・トランプ氏の当選で、2017年はどう動くのか。注目の一つは、「1強」状態の安倍政権はどれぐらい続くか、であろう。安倍晋三首相の在職日数は、昨年11月で1800日を超え、今年5月には、ついに自らを抜擢した小泉純一郎元首相を抜き、歴代5位となる。
JNNが1月に行った世論調査によると、安倍政権の支持率は67%。2013年11月以来の高い水準を記録している。この勢いは維持できるのか、そこには不安要素はないのか、世間の関心が集まっている。
◎小泉元首相の守護霊登場
そうした疑問を考えるヒントとなる、興味深い一書が発刊された。幸福の科学グループ・大川隆法総裁著『日本をもう一度ブッ壊す 小泉純一郎元総理守護霊メッセージ』(幸福実現党刊)である。
「私が、自民党をぶっ壊します!」「私の内閣の方針に反対する勢力、これはすべて抵抗勢力だ」「今回の解散は郵政解散であります。郵政民営化に賛成してくれるのか、反対するのか、これをはっきりと国民の皆様に問いたいと思います」などの言葉を聞けば、記憶の片隅にかすかに残る小泉語録を思い出す人もいるだろう。
小泉元首相は、原発を推進し、安倍首相を党幹事長に抜擢したのに、今や「脱原発」を掲げ、安倍政権に批判的というアンビバレントな立場に立っている。その点、同氏がどんな信念を持っているのか、いま一つ捉えづらいのも事実。その疑問に、発刊された小泉元首相の霊言本が肉迫している。
◎安倍政権の恐怖心とは?
また、小泉元首相の守護霊は、先の書籍で「いま、安倍君が何を一番恐れているかを私は知っている」と述べ、アベノミクスの弱点をついている。これは自民党に批判的な人にとっても、興味をそそられる点であるはずだ。
さらに今から振り返れば、小泉元首相が進めた郵政民営化や、規制緩和などの自己評価も気になるところ。小泉政治を総括する意味でも、『日本をもう一度ブッ壊す 小泉純一郎元総理守護霊メッセージ』をおすすめしたい。これを読めば、安倍政権の本質がかいま見えてくるだろう。
このほかにも大川総裁は、戦後政治の功罪を探究すべく、数多くの歴代自民党首相の霊言を行っている。こちらも合わせておすすめしたい。
・『自称"元首"の本心に迫る』(安倍首相の守護霊霊言)
・『橋本龍太郎元総理の霊言』
・『宮澤喜一元総理の霊言』
・『大平正芳の大復活』
・『三木武夫元総理の霊言』
・『自民党諸君に告ぐ 福田赳夫の霊言』
・『天才の復活 田中角栄の霊言』
・『小渕恵三元総理の霊言〜非凡なる凡人宰相の視点〜』
・『中曽根康弘元総理・最後のご奉公』
・『政治家が、いま、考え、なすべきこととは何か。』(元・総理 竹下登の霊言)
・「岸信介の霊言」(『日米安保クライシス』所収)
・「池田勇人、佐藤栄作の霊言」(『新・高度成長戦略』所収)
【関連書籍】
幸福実現党刊 『日本をもう一度ブッ壊す 小泉純一郎元総理守護霊メッセージ』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1790
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2016年6月27日付本欄 安倍首相とマスコミの"蜜月関係"に苦言! 橋本元総理の霊が首相を叱る
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