http://hrp-newsfile.jp/2017/3041/
幸福実現党・政務調査会 都市計画・インフラ部会長 HS政経塾第2期卒塾生 曽我周作
◆今、アメリカで北朝鮮への軍事攻撃が検討されている
今年に入り、外交関連の情報筋のレポートを見ていると、北朝鮮関連のレポートが増えたように感じています。
特に年頭に「ICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験が最終段階に達した」と金正恩氏が述べ、トランプ氏がツイッターでそれを批判する投稿を行う中、ワシントンポスト紙でペリー元米国防長官が北朝鮮への爆撃について反対するなど、米軍による北朝鮮への軍事攻撃に関する論説が注目されます。
◆機能しない韓国政府
現在、韓国では朴大統領の弾劾審判が行われ、完全にレームダック状況にあり、政府がまともに機能していない状況にあります。財界も含めたスキャンダル疑惑の中、韓国は混乱の最中にあります。
また、釜山にある日本の総領事館前に、ウィーン条約に反して、違法に慰安婦像が設置され、日韓関係が悪化。日本は駐韓大使を「一時帰国」させるなど、報復措置をとる事態に発展しています。
さらには、1月17日の産経新聞で報じられているように韓国の京畿道の議員団が、こともあろうに我が国の領土である竹島に、慰安婦像を年内に設置することを目指して16日から募金活動を始めたようです。
この挑発的な韓国政界の態度に強い怒りを感じるものですし、日本側が外交的な報復措置をとったのは支持できるものであります。
◆安倍政権の行った日韓合意そのものが日本の先人に対する冒涜
しかし、そもそも日本国民としては、いわゆる「慰安婦問題」でいわれるような、「20万人もの朝鮮半島の少女を強制連行して、『従軍』の慰安婦として『性奴隷』とされた」などというでっち上げのストーリーに対して、それを否定し、国際社会にむけた発信を行うことこそ、祖国への誇りを取り戻す上で熱望してやまないことです。
日本の政府はこれまで全く十分な努力をしてきませんでした。その間に慰安婦像は世界中にばら撒かれ、世界中の人々が「虚偽の歴史」を信じてしまっています。
さらに、もしもユネスコに登録などされてしまうと、半永久的に「ありもしないこと」で祖国が辱められ続けることになります。
その意味で、一昨年末の日韓合意を行ったことそのものが間違いであり、さらには岸田外相が「軍の関与」を認めたことなどは、我が国の先人への冒涜以外何ものでもありません。
◆日本は毅然とした態度を維持すべき
日本側が、ある意味で「誠実に」履行している以上、日本側から日韓合意を破棄することはないでしょう。
しかし、次の韓国大統領候補筆頭とも目される「共に民主党」の文在寅氏などは日韓合意を認めない方針の発言を行うなど、韓国側からの一方的な「合意破棄」は考えられなくはありません。
しかし、本来、日本側がそれを過度に恐れる必要は無く、国際社会に対して真実の歴史を明らかにし、積極的にアピールすべきです。
◆裏に潜む、北朝鮮の工作
冒頭述べたように、今アメリカでは北朝鮮に対する軍事攻撃の検討が行われるなど、いつ有事になってもおかしくありません。
ちょうど今トランプ政権が誕生する直前になりますが、トランプ政権で国防長官に指名されているマティス氏は、12日の議会承認公聴会において北朝鮮のICBM開発はアメリカにとって深刻な脅威であり、軍事的対応も選択の一つだとしています。
アメリカ大統領選の前は、北朝鮮はトランプ氏を歓迎するかのような発信をしていましたが、トランプ大統領を甘く見ていたことに今気づき始めているのではないでしょうか。
しかし今、韓国政府がまともに機能しない中、慰安婦像設置に動いている市民団体の裏には北朝鮮の工作があることが報道でも明らかになっています。
(参考:「慰安婦像をソウルと釜山の日本公館前に設置した団体は北朝鮮と連携し、日韓関係を悪化させることを目的としている」1月17日産経新聞『政論 慰安婦像の撤去が先だ』)
◆韓国国民に課された責任
これに対して韓国の政治家が同調し、韓国政府も像の撤去を行わず、それを韓国国民が支持している状況です。
仮にも民主主義国家に住む韓国国民は、自らが選んだ政府や政治家に対して責任を取らなければなりません。
日本としても朝鮮半島有事の際に、日韓政府間連携がまともにできないと、在韓邦人の救出などに不安を残します。
しかし、我が国にも譲れない一線があってしかるべきです。結局、日本に見放されて一番困るのは、韓国のはずです。
すくなくとも日本政府としては、「慰安婦像の撤去をしない限り、駐韓大使の帰任はさせない」という意志を示すべきではないでしょうか。
◆日本は目も前の危機から目をそらさず、自国を護る防衛力向上を
韓国は政府もまともに機能しておらず、今後政府間の信頼関係が築けるのはいつの日になるかわかりません。しかし、朝鮮半島有事はいつ起きるかわからない状況です。
日本国民自身、政府やメディアを通じて、北朝鮮の核開発がどれほど危険で、自分たちがどれほどの脅威にさらされているのか知る必要があります。
余談ですが、金正恩氏が年頭の辞で「いつも気持ちだけで、能力が追いつかないもどかしさと自責の念にかられながら・・・」などと述べたのも何とも不気味な状況です。
日本は、次期トランプ政権と一刻も早く信頼関係を醸成すると同時に、我が党がかねてより主張しているように、北方領土問題を一旦棚上げしてでも日ロ関係を前進させ、アメリカ・ロシア両国と連携して北朝鮮と中国に睨みを利かせることが重要です。
そして何よりも日本国内において、真剣に我が国の安全を護る議論を進め、防衛力強化と有事にむけた法整備を、全力で、そして全速で取り組む必要があると思います。
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12473
《本記事のポイント》
・オバマ米大統領が最後の記者会見を行った。
・大川隆法・幸福の科学総裁は折々にオバマ氏の守護霊霊言を収録していた。
・霊言の中でオバマ氏の失敗は予言されていた。
オバマ米大統領は18日、ホワイトハウスで最後の記者会見を行った。8年間続いたオバマ政権がまもなく幕を閉じる。
オバマ大統領は記者会見で、トランプ次期大統領が行おうとしているのは「取引外交だ」と批判。トランプ次期大統領が、ロシアの核軍縮と引き換えに対露制裁を解除すると示唆したことに対し、オバマ大統領は、「制裁はロシアが他国(ウクライナ)の主権を侵害したために発動された。核軍縮と混同すべきではない」とするなど、トランプ政権に対する懸念を示した。
しかし、トランプ政権が誕生したのは、オバマ政権の失敗が原因でもある。
大川隆法・幸福の科学総裁は、大統領就任前から、数回にわたりオバマ大統領の守護霊を呼び出し、その本心を聞いていた。本欄では、その霊言と実際の出来事を照らし合わせながら、オバマ政権が結局、どのような政権だったのか振り返る。
◎予言1「アメリカは世界の警察ではない」
2008年11月、オバマ氏が勝利した大統領選の翌日、その守護霊はアメリカの軍事展開について、次のように述べていた。
「アメリカは、国内に多くの問題を抱えていて、これらの多くの問題を解決しなければなりません。ですから、将来、アメリカは『世界の警察』ではなくなるのです。どの国も自国防衛を考えるべきです。アメリカは、今後、どの国も攻撃しないことを約束します」(『バラク・オバマのスピリチュアル・メッセージ』所収)
これは2013年8月に現実のオバマ大統領の言葉として語られた。シリアのアサド政権が化学兵器サリンを使用していたことが発覚したが、オバマ大統領は「アメリカは世界の警察ではない」と演説し、軍事介入に踏み切らなかった。
まさに2008年の霊言のとおり、オバマ大統領は軍事介入や戦争を拒み、その結果、世界秩序は崩壊に向かってしまった。
◎予言2「アメリカは引き、中国が覇権国家になる」
マヤ暦によると人類の終末が訪れるとされる2011年5月、大川総裁は、この「終末問題」に意見のある霊を呼び出した。現れたのはアステカの王。ところがこの霊は、自分はオバマ大統領の過去世だと主張し、中国の覇権拡大について、次のように述べた。
「私が再選されたらアメリカは引く。(中略)自動的に中国が覇権国家になっていくでしょう」(『2012年人類に終末は来るのか?』所収)
この言葉通り、オバマ大統領は2012年1月、10年間で約34兆円の軍事費を削減する新たな国防戦略を発表した。一方、中国はアジアインフラ投資銀行(AIIB)を設立し、南シナ海で軍事拡張を進めるなど、覇権を拡大。予言が現実化している。
◎予言3「税金は、教育や弱者への医療費に使われるべき」
2012年11月、大統領選で再選したオバマ大統領の守護霊は、オバマケアについてこう述べている。
「十分な教育環境をつくるために、富裕層から税金を徴収しなければなりません。そして、この税金が、教育や、弱者への医療費に使われるべきなのです」(『バラク・オバマのスピリチュアル・メッセージ』所収)
オバマ大統領は、内政の最重要政策として掲げてきた医療保険制度改革(オバマケア)法案を2013年3月に成立させた。「貧しい人を救いたい」という思いを持つことは人間として大切だが、「富裕層から徴収する」と考えていては、国は豊かにならない。
◎「プーチン大統領は大悪魔」発言も
オバマ大統領の守護霊は、ロシアがウクライナのクリミア半島を併合した後の2014年4月、ロシアのプーチン大統領について次のように述べている。
「(プーチン大統領は)大悪魔です! 大魔王、悪魔の中の悪魔です。彼はまさに、世界の平和を、第二次世界大戦後の世界における平和的秩序を破壊しています。犯罪者です。罰を受けねばなりません!」(『オバマ大統領の新・守護霊メッセージ』所収)
実際、オバマ大統領が中心となって、ロシアに対して経済制裁を行っており、それは現在も続いている。その結果、ロシアとの関係は悪化。ロシアは孤立し、中国に接近する事態を招いた。
◎アメリカを衰退させた"呪い"
先述の通り、オバマ大統領の転生の一つは、北米のメキシコ中央部で栄えたアステカの王・モンテスマ2世と見られる。アステカは、白人国家のスペインによって滅ぼされたため、オバマ大統領の潜在意識には白人国家に対する"呪い"があるようだ。
このように政権を振り返ると、オバマ大統領とまったく正反対の考えを持つトランプ氏が次期大統領に就任するのは、ある意味で歴史の必然なのかもしれない。(山本泉)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『2012年人類に終末は来るのか?』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=18
幸福の科学出版 『バラク・オバマのスピリチュアル・メッセージ』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=851
幸福の科学出版 『オバマ大統領の新・守護霊メッセージ』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1147
【関連記事】
2017年1月12日付本欄 トランプが当選後初会見「最大の雇用創出者となる」 政策を貫くのは「愛国心」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12450
発刊日 2012-11-22
激戦の末、再選されたオバマ米大統領。深刻な国内問題をはじめ、台頭する中国との外交戦略、そして同盟国・日本の領土問題までを、守護霊インタビューで明らかにした本書は、日本の国防を占う上で貴重かつ重要な一冊となっている。万一、尖閣で軍事衝突が起こったらアメリカが日本を守ってくれるのか。オバマ氏の驚くべき本心が語られている。著者が訴えてきた通り、日本は一国平和主義からの脱却が急務である。