ちやの日記~ごめんね、いつも長くてさ。

テレビドラマや今日の夕飯、そして、ちょっと愚痴。なんでもない日々を書きます。

男ってぇヤツは、・・・・。

2009-09-13 18:26:00 | インポート

親戚のおじさん、79歳。


こないだ、体調くずして、1週間入院した。


で、退院してきて、



次の日、行方不明になった。



家族は、おばさん、80歳。


隣にすんでいる親戚のお嫁さんがチャリンコで近所のスーパーを探しまくってくれたが、見つからず。


心配で、離れたところに住んでる息子に電話したり、



でも、いなかった・・・。



で、女帝(母)にも電話してきた。



女帝も心配で夜も眠れなかったそう。



で、早朝5時におじさんは、帰ってきたそうで。



おばさん「どこに行ってたの?」



答えない。


どこに行ったのか、まったく言わない。


おばさん「ボケた・・・・*(汗)*」



と、いうことで、



女帝「ちょっと、おじさん、ボケたらしい。おばさんも、どこへも行かれないといってたわ。大変ね~。」



マジで?


でも、年も年だし、いたしかたないのかの。



で、それから1週間、


女帝に呼ばれたついでにちと、夕飯のおかずをもって、お見舞いがてら行ってきた。



おばさん「あら、ありがとう。おとうさん!いただいたよ。」


おじさん、出てきた。


ちと、やせたけど、別段変わりなさそう。



お見舞いの言葉をのべたあと、



私、単刀直入にきいてみた。



私「おじさん、どこに行ってたの?みんな心配したんだよ。書置き残していかなきゃ、だめでしょ。」



おじさん、もごもご。



私、じっと聞く。



おじさん「あのね、昔の学校に・・・」



よくきくと、



入院して、むしゃくしゃして、どこかに急に行きたくなったそうで。
どこに行こうかと考えてたら、

昔、息子がお世話になっていた高校にいってみようと思ったそうで。


おじさん、高校のPTAの役員になって、思い出がいっぱいだったそうで、



おじさん「のめりこんじゃってさ。」



何十年前のことじゃ!!


と、おもったけど、そんだけ、息子がかわいかったんだろうな~と


なかなか、おじさんちに顔をみせないという息子さんのことを思う、おじさんのさびしい気持ち・・・泣きそう。


*(ビール)*「単に思いつきで、行ってみたかったんだろう。」


ちっ!クールだね、アンタは!!



で、学校へ行って、話をきいて、
家に電話しようとしたら、なんだか、うまく電話できなかったそうで、


そのまま、夜になり、電車でぶらぶらして、


朝帰りしたそうで。



なんだ、ボケてないじゃん*(チョキ)*



ちと、ホッとしました。


他の人がきいたら、変かもしれないけれど、本人には、ちゃんと理由があるんだよ。


私「おじさん、今度は、ちゃんと書置きを残しておいてね。おばさん、心配したんだってよ。」


おじさん「すまない。ぶざまなことして。」


私「そんなことないよう。むしゃくしゃするよね。無事に帰ってくればいいんだよ。」



で、おばさんに事の次第を報告。


おばさん「もう、出さない。」


私「だめだめ!身体を動かしたいんだから、お散歩したり、二人ででかけたりしたほうがいいよ。」


おじさんには、普段のラジオ体操をすすめておきました。


けっこう、いい運動になるから。
(あたしは、ラジオでは、してないけど、テープでたまに、準備運動としてやるからね。)


女帝にも、プチ女帝(妹)にも



おじさんの知られざるその行方不明の巻をお知らせし、


一同、ホッとひと安心。



ま、うちの亡き父も、退院した次の日に、雪が降っているなか、コンビニに黙っていって、大騒ぎしたことがあります。


ああ、男ってぇヤツは、いつも、女に心配かけるもんだよね。


まつみの女ってつらいわ・・・。