山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

こんなはずでは・・・井原山

2016-07-11 20:12:25 | 福岡県の山
2016年7月10日(日)曇り 野河内より井原山

疲労困憊の井原山。
こんなにもきついとは…へたりん…でろりん…へろへろりん

先週は尾てい骨のご機嫌伺いに基山へ。
たかだか基山なのに、登りがきつくて時間もかかった。
お尻まだ痛い。

家の階段落ちから2週間もたつので、もう大丈夫のはず、今日は井原山へ。
キツネのカミソリ、もう咲いているかな。
一輪でも咲いていたら嬉しいな。
意気揚々と登るぞ!!
…のはずでした。(*_*;

野河内登山口の整備がどのくらい進んだか見たかったし、杉の丸太に腰を下ろしたかった。
下りはお花の水無をご褒美歩きだから、とても楽しみ。

そう思っていましたが、
とんでもなかった。
私の尾てい骨様が悲しみのシンフォニーをドンチャカ大演奏!!
まいったなーー。

野河内から7時に出発。
登山口の取り付きはわかりやすく


4月には藪だったようなところも、生い茂った草や竹、枝などが取り払われ、歩きやすくなっていました。


鉄塔尾根まで上がってきましたが、今日は霞んで何も見えません。


野河内渓谷からの急登コースとの分岐

 
尾てい骨様の機嫌を伺いながら、杉の丸太までは元気です!!


この水たまりはイノシシのお風呂でしょう。


尾根道の右手は自然林、左手は杉の植林です


足腰が重いなあ…がんばっているのにのろくなりました。


三瀬との分岐


ここから山頂までが、私、夢遊病…わけわからん…

夫殿の声(聞こえないけど…)
もう、今日はどうしたん?
こんなに遅く、こんなにゆっくり歩いているのに、まだついてきてない。

あれ、また見えん
どこに止まっとるん?

足が全然上がってないよー
ちっとも前に進んでないやん

そう、
私の尾てい骨様とお尻の筋肉痛が壮大に鳴り響き、歩けない。
二本の足は鉛の棒に変化し、さらに鉄球まで引いている感じ。
峰入り四日目の釈迦岳よりキツイ。
熱い汗と、油汗とを、ごちゃまぜに流して必死に登ったけどー
登っているつもりだったけど、登れてなかったね。
とにかく下半身が重くて痛くて~~。
おまけに、このコースは山頂まで何度も同じような景色が現れる。
あ、もうすぐだ、ここまでくればもうすぐだ~~
って、何度繰り返しそう思い、何度繰り返しひっくり返されたことだろう。
…夢遊病…わけわからん…鉛の足が前に出ない…

この間、写真ありません。
私はカメラに手が出る余裕はなく、夫殿は私を励まし見守って。

やっとやっとの山頂


前回よりも1時間15分多くかかっていました。
とほほー。きつかったよ。
おにぎりも食べて、ゆっくり休憩。
冷たいアイスは最高です!ふいずランドさんに教えていただいた「氷点下キープシリンダー」の威力は素晴らしい!


元気回復!!

下りは水無なので、お花を期待して元気に歩けます!
今日の目的だったキツネノカミソリ、咲いているでしょうか。
一本でも咲いていたら、それだけでもう幸せ!!

お、尾てい骨様は騒がないぞ、下りはだいじょうぶ!

私も写真を撮りたかったヤマアジサイ


発見!これはナントカホトトギス!!
何とかはなんだろう?
もう少しで開きそうね。


色鮮やかなハンカイソウ


楽しくなってきたよ~。身も心も弾んできた 
蝶々も。アサギマダラの小さいのかな?


これ、登山道です。川ではありません。
水が多いですね。




会えるかな?キツネのカミソリ。

蕾ちゃん。


ありました!!咲いていました!!イエーい!


嬉しいですね。本当にうれしい。






群生地はこれからいっぱいになりますね。


他にも
キンミズヒキの赤ちゃん


ハグロソウ


ミゾハギ


前半苦しかっただけに後半の水無歩きは快適!!
夫殿にも遅れることなく歩けました。下りは大丈夫!!
ショウマ


林道歩きでは
落ちない落とし文(オトシブミ)


これは?マイヅルソウかな?←ヤブミョウガですね!


他にも。これはエゴノキの実ですよね。



そんなこんなで野河内に戻ってきたのは、スタートしてから8時間かかっていました。
なんてこったい!!
でも、元気です。(#^.^#)
尾てい骨様と仲良くお付き合いしていきます。大丈夫

残念なのは来週に予定していた北アルプスに行けなくなったこと。
仕事の休みを取り、山小屋も予約して、列車のチケットも購入していたのですが、急な夫殿の仕事の都合と母が入院したため、四日間も続けて遊ぶことはできません。
計画を立て、楽しみにしていましたが、仕方ありません。
代わりにプチ遠征でもしようかと思っています。
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