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平尾台・秋の花

2016-10-25 19:56:26 | 福岡県の山
2016年10月23日(日)小雨のち曇り

今は~もう秋~
平尾台のお父様である山帽子さんに秋の平尾台を案内していただきました。
今日見た秋のお花は何と、その数、30種以上!!
さらには平尾台から離れ、どうしても見たかったサクラタデ・白花サクラタデも見せていただきました。
ありがとうございました!!


レインウエアの上下を着て、9時に茶ケ床駐車場をスタートです。
広い平尾台をあっちへ行ったり、こっちへ行ったり~。
山帽子さんにメモまでいただきましたが、見たお花を全部拾えているでしょうか。
(歩いた順序と、お花の順番はバラバラです(^-^) 花の名前を間違っていたら、ご指摘ください。)

先ずは何といっても見たかったセンブリ(千振)です!!
いつもこの花を見ると、新鮮さにドキッとします。
平尾台にはたくさん咲いていて、うっかり踏みつけないように気を付けて歩きました。
センブリは潔い感じがして好きです。


そして、夫殿がどうしても見たかったムラサキセンブリ(紫千振)


綺麗、綺麗!


これは見事。豪華版です!


とても珍しいイヌセンブリ(犬千振)
花芯に白くて細いもやもやした毛が見えます。


今日は山帽子さんに敬意を払い、見習って花名を漢字表記です。
シオガマギク(塩釜菊)


シロヨメナ(白嫁菜) シラヤマギク(白山菊)
シマカンギク(島寒菊) ヤクシソウ(薬師草)葉の違いを教えていただきました。


お花に目を奪われながらも、広大な景色に圧倒されます。




ヤナギアザミ(柳薊) ハキダメギク(掃溜菊)
柳アザミの茎は細く、葉にぎざぎざのきれこみがありません。ハキダメギクの花弁は5枚ですが、よく見ると一枚の花びらの先が丸く三つに分かれて面白いです。
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の赤い実  同じヒヨドリジョウゴの緑色の実(お花も見たかったなあ)


ホソバノヤマハハコ(細葉山母子)
可愛いですね!夫殿が初の単焦点レンズで撮影しました!!
いい感じでしょ。


ヤノネグサ(矢の根草)だそうです。
ミゾソバよりもっと小さく、教えていただかなくては素通りしてしまうところでした。

ウメバチソウ(梅鉢草)の愛らしさがあちこちに全開でした。


純白というか、とびっきりの白ですね。




お花ばかりでなく、岩も!!
キス岩 (夫殿は初めて見ました。なるほど~とニヤリ)


根性の木
心と体の健康にあやかりたい!


平尾台の名物花
ハバヤマボクチ(葉場山火口)


こちらも名物花、ヒメヒゴタイ(姫平江帯)


わんさかヤマジノギク(山路野菊)


小さな黄色はミシマサイコ(三島柴胡)  優しい水色ヤマハッカ(山薄荷)
イヌコウジュ(犬香需)  ヒキオコシ(引起)倒れた病人を引き起こすほど効き目のある薬草とも言われ、別名「延命草」です。


顔を上げてパチリ。


パチリしたのはこれかな?ライオン岩。


これは平尾台のハート!


ナンバンギセル(南蛮煙管) サラシナショウマ(晒菜升麻)
もう咲いたの?タツナミソウ(立浪草) ヤマラッキョウ(山辣韮)


ヨモギ(蓬)の花


ノダケ(野竹) リンドウ(竜胆)


たくさんのお花を見せていただきました。
次第に雨は止み薄日もさしてきたので、うつむいていた花達は顔を上げてきました。
午後1時に茶ケ床に戻ってお昼ごはんです。
山帽子さんに熱いコーヒーまでご馳走になりました。

でもお花はまだ終わりではありません。
少し離れたところで、初めてのお花に会いました。

ナンバンハコベ(南蛮繁縷)
はこべって難しい漢字ですね。
なんとも不思議な色形のお花で、魅力的です。


タカネハンショウヅル(高嶺半鐘蔓)


見たかったシロバナサクラタデ(白花桜蓼)




淡いピンクが愛らしいサクラタデ(桜蓼)


たくさん、たくさん咲いていました。


今日は本当に楽しい一日でした。
こんなにたくさんのお花を見せていただき、おなか一杯の感じです。
流石に流石の平尾台でした。
ありがとうございました。



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