conscience

my diary

何となく心配

2023年06月27日 | 日記
 徳島市の阿波踊りまで二か月を切っていて、両国橋に無料演舞場を設けるなどと新聞に載っているが、沖縄ではコロナ流行が再燃しているそうで、このままなら医療体制に支障が出かねないと懸念されているとのこと。前に分科会会長を務めた尾身氏が岸田首相と面会して、第9波の可能性があり、特に高齢者が死なないような対策を取るべきと提言したそうだが、今更の感もあり、彼自身も無責任ではないかという感じもする。政府は、サミット前に合わせたのか、マスクを取っても良いなどと国民に言って置きながら、この夏に第9波が来たとして、今更、三密回避や、ワクチン接種を勧めても国民が果たして聞くのだろうか。無知な一部の国民の間では、コロナは終わっているという認識の人もいると思う。一部の医師からは、感度の高いPCR検査や治療薬の投与があれば、現在の沖縄での事態は防げたという意見もあるようだが、政府は、経済対策の為なのか、それとも諸外国の真似をしたのか、オミクロン株でコロナが軽症化したので、あたかもコロナが終わってしまったかのように感染対策を緩めてしまい、実質的に国内での感染状況が分からなくなってしまっている。私は、芸能人や野球の選手などが、体調不良で急に休んだとのニュースを見て、コロナ感染が徐々に再流行してきつつあると思っているが、国民の間の危機感は薄い。阿波踊りについても、実行委員会は、再流行に備えてどのような対策を取っているのだろうか。去年の阿波踊りでは、踊り連を中心に感染が拡大したのだった。観客も、感染禍が拡大中の阿波踊りを見に行くということは、感染しに行くのと同様であると覚悟しておくべきだろう。

 昨日は、ロシアでのワグネル反乱のニュースにくぎ付けとなった。しかし、ワグネルの部隊がモスクワまで200キロの地点に達したところで、ベラルーシの大統領の斡旋にブリゴジンが折れて、ワグネルの部隊は引き返したとのことだった。しかし、ロシア南部のロストフから幾つもの州を超えて、モスクワ直前まで、ほとんど無抵抗のうちに部隊が移動出来たというのも驚きだ。いよいよプーチンの統制が効かなくなりつつあるのだろうか。ロシアは核大国であるだけにロシア国内での混乱が核使用に繋がりかねないことが心配だ。

 猿之助に、母親に対する自殺幇助容疑で逮捕状が出るらしい。今日のワイドショーは、そのことが中心となるだろう。かねてから、一部の歌舞伎を支援している政治家が、警察などに圧力をかけて猿之助の事件を軽く終わらせようとしているとの噂があったらしい。これからの警察や検察のこの事件に対する姿勢が注目される。客観的にみると、猿之助が睡眠薬を用意し、それを飲んだのは両親自らとしても、寝ている両親の顔面にビニールを被せたり、そのビニール等をゴミに出して証拠の隠滅を図り、猿之助自身も自殺を図ったということだが未遂に終わったということであれば、場合によっては、彼の殺人容疑も視野に入れて取り調べるべきだろう。安倍元首相の時代にも、安倍べったりと言われた記者の準強姦容疑を、警察幹部が、もみ消したとも言われており、警察や検察の姿勢が問われているのではなかろうか。心配だ。

 最近、全国的に地震が多いという印象を持っている。首都圏直下型地震もそうだが、東南海巨大地震でも起こったものなら、ようやく回復しつつある日本経済は致命的なダメージを負うことになるだろう。三流国どころか、世界の最貧国レベルまで落ち込み、国内では餓死者が出かねない可能性すらある。日本が幾ら対外資産を持っていたとしても、そんなものは一瞬にして無くなりかねない。これも、近い将来を何等見据えようともせず、若者世代にそのつけを残してきた過去の世代に大きな責任があるだろう。日本の将来が心配だ。
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