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my diary

激しい雨の日に思う

2023年06月02日 | 日記
 今朝は雨が降り続いていて外出するのが億劫だ。昨晩、クロアチゼバム錠という薬を就寝前に服用して寝たら、5、6時間続けて睡眠が取れた。久しぶりに中途覚醒をせずに眠れたので布団の中にいるのが気持ち良く感じられた。しかし、このような薬は依存性もあるかもしれないし、薬に頼れず眠れるような工夫(運動量を増やすとか、寝る前にタブレットは見ないとか)をしてみようと思っている。
 しかし、ネットの情報にも有益なものもある。今朝見ていて、新たな気づきを感じたのは、株式投資に関する動画で、それによると、『世界的なインフレ傾向が続いており、米国は明らかにバブル状態にあるが、日本は、30年余り続いたデフレの後、インフレになりつつあって、インフレ下では物の値段が上昇するのが普通で、それが消費を活発にし、人々は借金をしてでも消費しようとするのは通常の経済循環に戻ったのに過ぎない。日本の株価も、現在3万円少々というのは過少評価であって、二年後に5万円となっても不思議ではない。今後の米国からの資金の投資先として日本が考えられる。中国市場も大きいが、中国は資本主義を取っているといっても、入れるだけのATMで出金が困難で魅力が無い。』とのこと。日本が三・四十年続く経済的停滞期を脱してインフレ経済に戻りつつあるというのは正しい見立てだと思うし、二千兆円の資金が眠っているというのも正しいのかもしれないが、資産の大部分を持っている高齢者が、果たして、自分の資金を投資に向けることになるのだろうかという疑問もある。でも、『確かに、高度経済成長期やバブル期のインフレ時代には、私の周辺の目先のきいた人達は、こぞって投資に熱を入れていた時代もあったなあ。』と思い出した。これを受けて、『持ち株のうち、自分が必要と思う株については売らずに置いておいて、今後、値下がり状況を見て、有望株に投資を積みたしてみよう。』と思ったのだった。 
 しかし、インフレが通常となった場合、資産格差は益々増大し、金持ちと貧乏人の差は果てしないものにもなりかねないと思う。治安も悪化するだろうし、そんな環境で、子どもを産み育てようと人々は思うだろうかという疑問がある。高度経済成長期には、人々は貧乏であっても、先に希望を持っていたが、今はどうなんだろうか。経済は成長したとしても、社会矛盾も拡大しかねない。政治状況を見ても、共産党は党内批判も党首交代も出来ないような保守体質になっているし、立憲民主党も批判政党に陥ってしまって方向性を失っている。かといって、維新も、まだまだ不安定だし、どちらの方向を向いているのかがわからない。自民党は、縁故資本主義の枠から抜けだそうともしていない。なるようになるかもしれないが、政治には失望することが大きい。
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