マスク着用が自由になったといっても、様々な規制が緩和された結果、現時点でのコロナ感染者数は、再び増加傾向を見せている。高齢の私は、この三年間はマスク着用や手指消毒は欠かさず、飲食店等の多人数が密になる場所への立ち入りを避けるようにしてきた。しかし、いつまでもそのようにしている訳にもいかず、最近では、人の少ない思われる時間帯を見計らってスーパーのフードコートなどを利用するなど徐々に人との接触機会を増やそうと心がけるようにしているが、しかし、統計数字からは、依然としてコロナ禍が収まっていないように見える。確かに、感染しても大部分の人は軽症で済むようにはなったが、完全に安心は出来ない。なにしろ、当方は高齢者でもあり、血圧も高く、若い時代のように高温での発熱には耐えられそうもない。だが、余生がどれ程残っているのかは知らないが、旅行にも行きたいし、様々な経験もしたい。
発表されている統計は信用出来ないが、中国で一斉に感染が拡大し、今は報道もされなくなっている。かの国では、既にコロナは過去のものになったのだろうか。ウクライナなどでも、戦争中でもあり、コロナ感染は拡大してもよさそうなのに、そのような話は聞かない。コロナでの死者数が戦争によるものより顕著に多くなかったということなんだろうか。我が国でも、政府の発表している数字は信用出来ないが、超過死亡者数の統計などを見ると、百年前のスペイン風邪の時のことはないにしても、それなりの死者数は出ているのだろうし、感染による死者数が減少してきているとはいえ、世界有数の高齢化国である我が国では、今後もそれなりの死者数は予想されるだろう。マスク着用を忘れずに用心しつつ行動範囲を広げていくしかない。無理のない運動・食事・睡眠に心がけよう。