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my diary

新型コロナ禍は終わっていない?

2023年04月20日 | 日記
 マスク着用が自由になったといっても、様々な規制が緩和された結果、現時点でのコロナ感染者数は、再び増加傾向を見せている。高齢の私は、この三年間はマスク着用や手指消毒は欠かさず、飲食店等の多人数が密になる場所への立ち入りを避けるようにしてきた。しかし、いつまでもそのようにしている訳にもいかず、最近では、人の少ない思われる時間帯を見計らってスーパーのフードコートなどを利用するなど徐々に人との接触機会を増やそうと心がけるようにしているが、しかし、統計数字からは、依然としてコロナ禍が収まっていないように見える。確かに、感染しても大部分の人は軽症で済むようにはなったが、完全に安心は出来ない。なにしろ、当方は高齢者でもあり、血圧も高く、若い時代のように高温での発熱には耐えられそうもない。だが、余生がどれ程残っているのかは知らないが、旅行にも行きたいし、様々な経験もしたい。
 発表されている統計は信用出来ないが、中国で一斉に感染が拡大し、今は報道もされなくなっている。かの国では、既にコロナは過去のものになったのだろうか。ウクライナなどでも、戦争中でもあり、コロナ感染は拡大してもよさそうなのに、そのような話は聞かない。コロナでの死者数が戦争によるものより顕著に多くなかったということなんだろうか。我が国でも、政府の発表している数字は信用出来ないが、超過死亡者数の統計などを見ると、百年前のスペイン風邪の時のことはないにしても、それなりの死者数は出ているのだろうし、感染による死者数が減少してきているとはいえ、世界有数の高齢化国である我が国では、今後もそれなりの死者数は予想されるだろう。マスク着用を忘れずに用心しつつ行動範囲を広げていくしかない。無理のない運動・食事・睡眠に心がけよう。
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ソロ化する社会

2023年04月19日 | 日記
 終身雇用制度が終わりつつある現在、終身家族制度も崩壊の危機にある。これは、高度に発達した資本主義が、功利主義と競争主義を前提として、社会における個人化を促している結果でもある。資本主義は、1980年~90年代にかけての共産主義を掲げる東側諸国の体制崩壊によって、勝利したかに見えていたが、ここにきて、全世界的に行き詰まりを見せているのではなかろうか。
 例えば、我が国においては、未婚化、出生数の減少、超高齢化社会への突入が、全国的な都市化傾向とも相まって独居世帯の増加を招き、また、家族のある世帯においても、成人した独身者が親と同居していたりするケースが増えていたりする。ちなみに、2020年の生涯未婚率は男性で28.3%、女性で17.8%で、婚姻数は約50万組だが、婚姻者の三分の一が離婚するとも言われている。新聞やテレビで報道されるニュースを見ていても、親族間での殺人事件なども多いし、火災などのニュースでも、中年になった独身の子供が親と同居していたりするケースが目につくようになってきた。家族の絆とか地域の絆とかを、ことさらに言い出したのは大震災などの後ではあるが、わざわざ、「絆」という言葉を言う必要があったのは、既に社会から「絆」そのものが失われつつあることを象徴しているのではなかろうか。
 現在の日本社会は、過度な競争社会でもあり、一握りの成功者の陰で、多数の落ちこぼれ者に社会の目が行届いていない。和歌山での首相への爆発物投げ入れ犯人により、改めて、孤独で、社会性の少ない人物の問題がクローズアップされかけているが、当に、今の日本社会は、孤独化社会であり、若者や高齢者といった年齢に関係なく、SNSなどによる仮のつながりにも関係なく、恐ろしい勢いでソロ化社会に進みつつある。
 NHKで放送している「ファミリーヒストリー」という番組は、有名人のファミリーの歴史を取り上げているが、この番組で取り上げられているのは、いわゆる成功者の家族の物語である。当然、脱落し失敗した家族の物語は取り上げられていない。安倍元首相を暗殺した山上被告の家族などは、事件があって初めて、その悲惨さが報道されたが、何もなければ、その他大勢の名も無き家族のひとつとして注目されるようなことはなかったであろう。安倍元首相の功罪については議論のあることだが、縁故資本主義とも呼ぶべき、知り合いを特に大切にする政治家の一人であったということは間違いのないことだろう。
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マスコミの横暴に対する、加害者家族への支援は無いのか?

2023年04月18日 | 日記
 和歌山で岸田首相に爆弾様のものを投じて逮捕されている容疑者の自宅を家宅捜索したとのニュースが流れ、容疑者自宅の画像が映し出された。私が疑問に思ったのは、自宅の所在まで明らかになり、かつまた、近所や容疑者の同級生などへ過度の取材をする意味があるのだろうかということだった。確かに、人騒がせなことをして、場合によっては大勢の人に被害が及ぶかもしれない行為を行った容疑者には同情の余地は無いと言われるかもしれないが、容疑者の家族にまでマスコミが追求する権利があるのだろうかということである。我が国では、犯罪被害者の家族に対しても、かってはマスコミは同様のことを行っていて、最近になってようやく被害者支援ということに目が行きだしたが、マスコミの横暴な行為には目に余るものがある。かといって、マスコミは、元ジャニーズ社長の未成年者に対するハラスメント行為は、早くから承知していたと思えるのに、外国のマスコミで取り上げられるまでは全く報道すらしてこなかった。結局、弱い立場の人なら矢面にしても、勢力の強い者に対しては忖度して何も報道しない。それがマスコミの実態であり、日本のジャーナリストの現実でもある。それなら、被害者家族への支援があるように、加害者家族へのマスコミ対策等の支援も制度化すべきではなかろうか。
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大判焼き

2023年04月17日 | 日記
 昼から図書館に行ったついでに大判焼きを5個買って帰った。「あたりや」の大判焼きは昔から大好きで、誰かが買ってくれた熱々のものを職場で食べた想い出がある。流石に今は若い頃のようには何個でも食べるということは出来なくなったが、昔の思い出の一つなので、つい、買ってしまった。

 市会議員選挙の宣伝カーがうるさい。地域の代表だといっても、私にとってはどの候補者も知らないし、誰が市長派か、そうでないのかも知らない。知ろうとも思っていない。関心が全く無いのである。21世紀の令和の時代、昔ながらの選挙活動など止めて、ネット等で討論会でもしてくれた方がまだ良い。いっその事、市議会議員の定員の削減と、歳費の減額でも公約にした候補者がいないものだろうか。
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不易流行

2023年04月17日 | 日記
 桜の花が散ったものの、雪柳や藤の花が咲き、新緑が目に染みるような季節になってきたが、毎日散歩していると、同様に散歩したり、ジョギングしている人の顔ぶれも同じで、何か、昨日と同じ日が続いていると錯覚しそうになる。
 「不易流行」という俳諧の言葉があるが、「不易」とは不変なものを指し、「流行」とはそのときどきに応じて変化してゆくものを指しているとのことで、両者は本質的に対立するものではないとのこと。今、我が国は、少子化による人口減少が加速化しつつある中で、社会・経済的な影響が顕在化しつつあり、物価の高騰や年金などの社会保障費の削減傾向という、高齢者が生活してゆくのに困難な状況になりつつあるかもしれない。
 でも、個人的には、年齢を意識することなく、「不易流行」を座右の銘の一つとしたいと思っている。 
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