Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

80歳の挑戦

2013-01-08 23:21:10 | 日記

いや、本当に驚くよね、
  
三浦雄一郎さんのエベレスト登頂、三度目の挑戦のことだ、
ネパール側から登山を行うと決定されたようだが、三浦さんの
持つ持病、不整脈治療を、昨年11月手術を受けられたが、この1度の
手術で不整脈を押えることができず、再度今月中旬に手術治療が
最善と判断して登頂に踏み切られたが、なんといっても高齢である
80歳で、あの高峰エベレストを目指す為には、途中数回の高度順化を
行いながら、厳しい条件の中で過去の経験を生かし、平成15年当時
世界最高齢の70歳でエベレスト登頂に成功。その5年後75歳での
登頂を果たしている。過去2回の遠征はいずれもネパール側のルート
だったようだが、今回はチベット側から世界最高峰のを3度目の
エベレスト(チョモランマ、8848メートル)を目指される、
 
この三浦氏の挑戦に向けた助っ人は、登攀隊長として世界の優れた
登山家に贈られる、日本人初めてのピオレドール賞を受賞された、
倉岡裕之氏と決まった。
氏は海外高峰登山ガイドの経験も豊富で、エベレストも5回登頂の
経験者、このように心強い助っ人を得られたようだが、何せ高齢の
80歳登山、いくら経験豊富とはいえ、一般の我々から見れば、
あまりにも無謀と思われるこの挑戦に、何事もなくこの度の
エベレスト挑戦が成功することを心から願ってやまない、
いくら元気とはいえ、一般の我々70歳を超えてからの後期高齢者
には、なかなか真似のできるものではない、ただ、ただ敬服する。
この三浦雄一郎さんの命も懸けた再度の「エベレスト挑戦」、
なにはともあれ無事登頂に成功されて、元気な笑顔での帰還を、
心から願うのみだ。

思えば、
昔のように60歳で還暦祝いなど言っても、現実の社会は、まだまだ
元気な長寿社会、信長の時代は人生50年、現在は平均でも(男79.4歳
女85.9歳)これを見ても今は、60歳を超えてからが人生第2の出発点と
思い直し、80歳の三浦さんに負けないように、頑張ろうではないかと
雄叫び上げたいが、現実の社会それほど甘いものではないようだ。
働ける元気な高齢者への職場提供、若者の職域をリタイヤした高齢者が、
侵さない職場のあり方など、きめ細かな高齢者と、若者の働く場に
ついて政府の施策に期待したい。
高齢化が進む中での高齢者対策は、元気に働かせることだ、元気で
あれば毎年膨れる社会保障費(医療費)の削減この上なし、高齢者も
安心して生活できる、社会に繋がるのではないのか。
少子化に向う現実の社会で、少子化をどう止めるのか、元気で働ける
高齢者に職を与え、年金に頼らない高齢者作りと、若者が安心して
子供を育てられる環境と職場づくり、これからの国民の在り方は、
政権与党と政府に課せられた、大きな今後の課題ではないだろうか。
本当にこの問題、真剣に与野党で考えてほしいものだ、これこそ
政局(党利:党略)で動いてほしくない問題で、日本国民の為の施策として、
本気で取り組む将来への大きな課題なのではないのか。
国民に選ばれた優秀な国会議員が、党派を超えて、それぞれの議員が
日本の長寿社会と少子化に向け、本気での働きに期待したい。

 

 

 

HP みやざきに「きやらんか」