安倍総理大臣は、第1時政権時代に靖国に参拝できなかった思いを、「痛恨の極み」と
時折表明しており、民主党政権から奪還した、この度の再登板で、冷え込んできている
中韓との関係など国際情勢など慎重に見極めながら、参拝のタイミングを探って
いたようだ、中国との尖閣に絡む領土問題、韓国とは、竹島と慰安婦象設置に絡む
歴史問題などの改善も見込めない現状の中で、総理の思いは、「国の指導者が靖国に
参拝し祀られている英霊に尊崇の念を表するのは」当然のことで、戦没者をどう
慰霊・追悼するかは優れて内政問題であり、他国にとやかく言われるものではない、
中韓はもとより、国内での野党の、共産党:社民党:民主党:与党の公明党まで
反対を表明、その大きな理由に挙げているのは、戦犯が靖国に合祀されていると
いうのが理由のようだが、唯、厭きれるばかりだ。
亡くなった死者(国際裁判で戦犯)にまで、何故ここまで冒涜するか理解に苦しむ。
安倍総理靖国に参拝
安倍政権が誕生して1年を迎える節目のこの時期、突然の靖国参拝、この行動に
予想されたとはいえ、中国・韓国はこれに‟猛反発„異例な事に米国は”失望“
という言葉を使った。
12月26日は、第2次安倍政権が誕生して、ちょうど1年目を迎えるその日、これまで
何度も言ってきた言葉は、第1時政権時代から果たせなかった靖国参拝の思いは、
「痛恨の極み」と時折表明していたが、現職の総理大臣小泉純一郎元首相以来
7年ぶりの参拝となった。
総理はこの参拝について、会見では、日本の為に尊い命を犠牲にされた、
御英霊に対し“尊崇の念”を表し、そして、御霊安かれなれと手を併せて参りました。
2度と戦争の惨禍の中で、人々が苦しむ事のない時代を作っていくという、決意を
お伝えする為に参拝をいたしましたと会見で語った。
この参拝で、近隣の中国::韓国に対しては「これからも礼儀正しく誠意をもって
説明をし対話を求めていきたい」と強調した。
しかしこの総理の参拝に対し中国側の会見で、中国外務省報官は中国独特の会見で
「軍国主義の旗を掲げて亡霊を呼び戻し、侵略と植民地統治の歴史を美化しようと
している」と会見で厳しく批判、他国の事には口を出すが「自国の事になると
内政干渉」だと喚きだす、国家の会見に驚くこともないだろう。
同様にお隣韓国でもこの安倍総理の靖国参拝に黙っているはずもなくここでも吠えた。
韓国の閣僚が政府声明を読み上げるかたちで、強い抗議の意を示した。
「このような誤った歴史観で平和増進に寄与できると考えているのか」と強く日本に
抗議の文を読み上げたが、
韓国軍がスーダンで助成された、「銃弾のお礼」も言えない国家が、他国を批判できる
だろうか。まったく呆れた国家だ。
この隣国中国、韓国だけではなかった、強い絆で結ばれているはずのアメリカが
政府声明として「日本の指導者が近隣諸国と緊張を悪化させるような行動をとった
ことに失望している」と声明を出した、いったいアメリカはどうなっているのだ、
ワシントン国立大聖堂1:
オバマ政権政権が「失望」していると言うのなら、自国の首都ワシントンにある、
国立大聖堂に、アメリカ合衆国を敵として、戦犯扱いされた将軍たちが祭られている、
南北戦争でアメリカ合衆国に反旗を翻し、奴隷制を守る為に戦った南部連合軍の
二人の将軍、ロバート・E・リーとストーンウォール・ジャクソンの、霊をたたえる
碑文などが礼拝堂に表示されている事実、この大聖堂は、礼拝や追悼の国家的な
場として、多くの大統領の国葬や歴史上の人物の式典が催されてきたが、この大聖堂の
広報官は「歴史には良い部分も悪い部分もある」この件で公式には反対もない、
しかし、「死者の霊は生前の行動によって、責められる事は無い」と言う見解だと
語ったようだが。
アメリカ、オバマ政権になって中国寄りと思われる対応、中国が航空識別圏を設定
した折、アメリカ政府の民間機への対応と、今回のアメリカ側からの「失望発言」
には、日本国民から言わせば、オバマ政権に対し、大いに失望したと言いたい気持ちだ。
かって、小泉純一郎元総理大臣は、6年も続けた靖国詣りに、当時のアメリカ、ブッシュ
元大統領は内政問題として黙認してきたが、此の度の安倍総理の靖国参拝に、オバマ
大統領の率いるオバマ政権が言う失望発言に、日本が思うアメリカへの思いと、
あまりにも乖離した報道に、日本の安倍政権から言えば、アメリカに失望したと
言うのが本音だろう。
靖国参拝に一言、言いたい。
日本国家と家族の為に命を捧げ亡くなくなった、多くの英霊が祀られている靖国神社、
祀られている戦没者の英霊、246万6532柱(2004年10月17日現在)、
我が国の責任者(総理)が「尊崇の念」を示すことに、他国からとやかく言われる
事ではないだろう。
死者を祭る行事のやり方は、国によって、多種多様のようだが、安倍総理が言うように
亡くなった霊に対し、国家の代表者として、お参りする気持ちは“尊崇の念”を持って、
御霊に向かい安らかなれと、「手を併せ、御霊に礼を尽す」気持ちはどの国でも
同じであるはず、礼拝する事にまで、他国(中国、韓国)に参拝するなと
言われたくないものだ。
もぅ、いい加減、日本への内政干渉するなと、日本国民も黙ってないで、
大声で世界向かい国を挙げて、叫ぼうではないか。
他国の干渉で都度、「参る、参るな」と、惑わされるものではないだろう。
亡くなられた方々に、手を合わすのに遠慮せず、堂々と時の総理には、
国の為に殉じた多くの霊に対し、靖国参拝をしていただきたいものだ。