あの忘れられない、2011年なでしこジャパンの世界制覇から、
良くここまで、日本女子サッカーを盛り上げてもらえた、お疲れさまでした。
20年以上も女子サッカーで活躍してきた澤選手の現役引退の会見で、
このたび私、澤穂希は、今季を持って現役引退を決断いたしました。
決断に至る一番の理由は、心と体が一致して、トップレベルで戦うのが、だんだん
難しくなってきたと感じたからですと言って、一瞬この会見で、澤さんの言葉が止まった。
長いサッカー人生の過去が走馬灯のように思い起こさせたのか、瞬間言葉にならない
無言の時間が過ぎ、再び、澤さんは、人生最大の決断となりましたが、悔いなく、
やりきった、本当に最高のサッカー人生でした。
これまでのサッカー人生で、最も印象に残った瞬間は、2011年のドイツW杯で優勝した
ことだったと語った。
あの日から、日本の女子サッカーの歴史が塗り替えられた、日にもなったと思うので、
私にとっても、日本女子サッカーにとっても、あの日は本当に忘れられない一日だと
思いますと会見で述べた。
澤選手が、今年8月に結婚した事と、今回の引退宣言についた、結び付けたくなるの
ですがとの質問に、その件について、澤選手は、全くそれはありませんと、
強く爽やかな笑顔で答え、結婚していても、いなくても、この決断に変わりは
なかったと答えた。
引退後については、ここまで何十年、やれると言うのは、純粋にサッカーが
大好きだったので、ただ、その思いだけです。
ただこれからは、ちょっとだけ、体と心を休ませてから、今後は、サッカーは勿論、
日本のスポーツ界、世界でも活躍できるような、澤穂希にしかできない仕事を、
やっていけたらいいかなと思っています。
そして私は子供が大好きなので、今後、日本女子サッカーの底辺を広げる為に、
普及活動とか、お役にたてれば子供たちに夢を与えられる仕事ができればいいなと
思っております。
澤穂希選手のような実績を残した人が、会見で言ったように「澤穂希選手にしか
出来ない」日本のスポーツ界、サッカーは勿論のこと、普及の為に活躍してもらえる
ことを心から願っている。長い間、本当にお疲れさまでした。
澤選手の最後の試合となるだろう「皇后杯」の準々決勝4試合が東京・味の素フィールド
西が丘で行われ、澤選手が所属するINAC神戸は、AS埼玉と闘いに引退発表後、
初の試合で、これまで見せてくれた、あの澤のプレー、ロングパス、強烈なスライディング、
相手選手が放つパスを、すばやくカットするなど、澤がコート内を駆けまわる、90分間
駆け回り、自らのゴールこそなかったが、澤らしさを存分に発揮、その澤の気迫の
プレーに押され近賀と高瀬がゴールを決め、AS埼玉を2-0で下しチームは準決勝に
進んだ、タイトルまであと2勝、同様に駒を進めたのは、日テレ、新潟、仙台、が進み、
INAC神戸は仙台と23日と決まったが、試合後、澤穂希選手は、残された2試合
最後は笑顔で終わりたいと力強く語った。
澤選手を見れる試合も、残りわずかの為か大勢の観客、3,666名が詰めかける、注目度が
うかがえた。
最終戦で、澤穂希がタイトルを手に獲るまで見たいものだ。
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