イプシロン
何時もロケットが、打ち上げられる日本の発射基地種子島でなく、この度のイプシロン
初期の日本のロケットの打ち上げの発信基地でもあった。本土は、鹿児島県肝付町の、
jAXA内之浦宇宙空間観測所からの発射を予定している、宇宙航空研究開発機構は、
初号機の打ち上げが予定された先月8月27日、発車直前19秒前になって、突然中止と
なった理由は、信号系のトラブルで、機体の姿勢異常が誤検知された為、カウントダウン
に入ってから直前に自動停止した。機体の姿勢データを監視する地上の計算機の設定
ミスが原因で、計算機にデータが届くのが0.07秒遅れた事を異常と判定された。
ことが原因で前回の打ち上げは中止となった。
あの前回の打ち上げ中止の反省からJAXAは、計算機が受信してから監視するよう
修正し、何度もリハーサルの結果、問題ない事を確認しほかにも異常がないか総点検も
実施した上で、打ち上げには支障ないと判断した上での、改めて打ち上げ予定を決定した。
9月14日午後13時45初号機の発射予定が、当初予定より15分遅らせ14時に変更した
事に、打ち上げに期待した多くの関係者だけでなく、初号機の発射を夢にまで見て
集まった多くの方々は、一瞬でも今日も中止かと思わせたが、理由は警戒区域に船舶が
入る恐れが生じたためと、発表されてから14時発車時刻の1分ほど前から、大勢ので
カウントダウンが始まった。10秒前Ⅹ・9・8・7・6・5・4・3・2・1発射、発射筒から、
1号機は勢いよく噴射しながら、発射され順調に予定の軌道を飛び続け、発車から
1時間後、午後3時頃、イプシロンに搭載された、太陽系惑星観測用衛星「スプリントA」が、
宇宙軌道に進入したことが確認されたことによって、打ち上げは成功したと報じられた。
固体燃料ロケット7年ぶりに発射... ICBMと技術的に同じ (東京=連合ニュース)
日本が7年ぶりに、独自に開発した新型の固体燃料ロケットを打ち上げた。
日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA )は、この日午後2時、鹿児島県内之浦宇宙空間
観測所の発射筒から新型固体燃料ロケット「イプシロン」1号機を発射した。
日本のメディアは、JAXAを引用し、午後3時頃、イプシロンに搭載された太陽系惑星
観測用衛星「スプリントA」が宇宙軌道に進入したことが確認されたことによって、
打ち上げは成功したと報じた。
国産新型ロケットは主力機のH2A以来12年ぶり、スプリントAを周辺の地名、にちなみ
「ひさき」と命名された、ひさきは後軌道を順調に、太陽パネルを開き正常飛行して
いることが確認された。
このイプシロン既存の技術の転用で、開発費を抑えIT(情報技術)の活用で、打ち上げ
作業を大幅に簡素化し、将来は商業衛星市場への参入を目指す事になる。
この日本の誇るべき技術に早くも、お隣中国や韓国のメディアは、弾道ミサイル製造に
転用できるため、軍用目的について憶測を呼んでいるが、日本はあくまで、商業衛星
として科学衛星用に開発したものだが、時と場合で必用となれば、日本国を守る為の、
抑止につなげても良い、高度な技術を、持っているのも必要な事だろう。
点検と管制業務をコンピューターで管理することで、発射準備(発射台装着後から
発射まで)の作業を、2人が7日間で終えることができるようになり、人件費が
大幅に減少した。
総発射費用はM5の半分の30億円に減少し、打ち上げコストを大幅に下げ、大量生産に
適した形に作られた。
固体燃料技術は、基本的に大陸間弾道ミサイル(ICBM)のそれと同じで、軍事戦略的な
意味も小さくないと専門家は指摘する。
漢陽大政治外交学科のキム・ギョンミン教授は聯合ニュースとの対話で、「日本は
もうずいぶん前からICBM能力を確保している」としながら「軽量でお金のかからない、
固体燃料のロケットであるイプシロンは、量産体制に適したモデルであるという点で、
軍事戦略的にも意味がある」と述べてもいる。
技術立国日本には、多くの秘めた技術を持つが、万が一の国防が必要とされた時まで、
「脳ある鷹は爪を隠す」のも必要だろう。いざと言う時まで隠しておこう。
抑止もかねて。
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