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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

教会に入ってきたニューエイジ 第21回

2015年08月12日 | 日記

3部:ニューエイジ運動の正体とその方向

 

ニューエイジを中心に統合される世界の宗教

 

今回の小冊子が「ニューエイジの動き」について扱っているのは理由があります。「ニューエイジ運動」の本質は、エデンの園に住んでいた人類の始祖を欺くために、サタンが最初に仕掛けてきた汎神論の思想に、新しい服を着せものなのです。サタンは、アダムとエバが善悪の知識の木を食べれば、彼らも神のようになることができると述べ、神の命令を破っても、つまり罪を犯しても死なないと誘惑しました。そしてこのようなサタンのささやきが、ニューエイジという名前の巧妙な仮面をかぶって、再びキリスト教の中に奥深く入り込んできたのです。またニューエイジの思想は、21世紀において世界中のすべての宗教を一つに束ねようとする、世界的な宗教連合運動の中心思想です。すでにローマ教皇が、プロテスタント教会との連合はもちろんのこと、仏教、イスラム教、さらにはインディアンの信仰の指導者と会談し、世界的な宗教連合を図っており、すべての宗教は、その中心において、実は同じ神に仕えている式のニューエイジ思想を語っていることは決して偶然ではありません。

 

 ニューエイジ運動の中心思想は、汎神論であると言えます。言い換えれば、唯一の絶対的な神を否定し、絶対的な神が定められた法則や絶対的な真理というものを認めません。その代わりに神のオーラが宇宙万象のどこにでも存在し広がっていると考え、最終的には人間も向上し続けて発展していけば、神のようになることができるという思想を持っています。ですからアメリカインディアンの信仰が、ニューエイジ思想と一脈通じる理由がここにあります。神がこの世のすべてのものの中に浸透している、ということが彼らの教えです。万物を創造された神ではなく、万物自体を神格化しています。そこで、地球環境を保護しようという運動には、このアメリカインディアンやニューエイジ運動の思想が不可欠な要素となっているのです。彼らには罪についての明確な規定はありません。また、最後の審判の概念もありません。しかし、このニューエイジ運動には宗教的な祈りがあり、瞑想があります。彼らは愛と連合を非常に強調しています。