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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

教会に入ってきたニューエイジ 第26回

2015年08月17日 | 日記

❼偽りの聖霊運動とニューエイジ

 今日、教会の中で行われている癒しの現象や歴史を注意深く見てみてください。偽りの霊を主導する人々は、聖書の真理を教えて正しく神に仕えるよう導くというよりは、人の感情に訴えて、また彼らの利己的な欲望に訴えて、病気を癒し、それが神の祝福を受けることだと強調していませんか。南カリフォルニア地域のラジオトーク番組の司会者ハンク・ハネグラフ氏は、聖霊カリスマ運動家のベニー・ヒン氏を含む、多くの偽の聖霊運動について赤裸々に暴露しています。彼の著書である「偽復興運動」(Counterfeit Revival)は、私たちに驚くべき事実を物語っています。また、現在、米国人のクリスチャンを中心に行われているプロミスキーパーズ(約束履行の動き)運動はすごい人気を得ており、『タイム』誌は、この運動をアメリカのキリスト教会の歴史の中で最も成功を収め最も多くの人々を殺到させた運動と評価しています。ところが、このプロミスキーパーズ運動で最も強調されている教えが、まさに聖書の教えや教義の違いは投げ捨てて、愛によって連合しようというものです。

 この運動を始めた人物は、以前、コロラド州立大学フットボールチームのコーチだったビル・マッカートニーです。彼はカトリック教会員であり、プロテスタント教会に食い込んで、反プロテスタント活動を推進し、プロテスタントをカトリックの陣営に回帰させようとする計画を実行しているのではないかと思われます。そこで、このプロミスキーパーズ運動に対して、複数の保守的なプロテスタントの牧師たちが、その危険性に気付いて警鐘を鳴らしています。その代表的な人がテキサス州ヒューストンにあるバプテスト教会のフィル・アームス牧師です。彼はこの運動の土台には、ニューエイジ思想という危険な偽りが含まれていることを指摘しています。彼は、プロミスキーパーズのことを、軍人たちを巨大な木馬の中に隠しておき、敵を陥落させたトロイの木馬にたとえており、プロテスタント教会や、聖書の中心思想を倒そうとするサタンの欺瞞であると警告しています。聖書は、私たちをバビロンから出てくるようにと呼びかけています。バベルの意味は、混乱ということで、真理と偽りが混ざっていることを意味します。私たちは、このような混乱した教えから出て来なければ救われることはないのです。しかしこのような事実を、クリスチャンたちが、果たしてどのくらい知っているでしょうか!