私の初ブログは、「グリーンカーテン」をつくろうと、植木鉢に朝顔のTANEを撒く独り言からはじまりました。
朝顔の芽が出て、植え替えたのが東花壇です。
この東花壇は、かつて飛騨高山で見た朝顔の日除け「グリーンカーテン」を我が家に再現させるためにこしらえたのでした。
東花壇を作った場所は、元々、石垣の隣に階段状の小さな花壇だけがあり、その先は煉瓦や石を敷き詰めていたのでした。
理想の「グリーンカーテン」を再現するには元の小さな花壇では足りず、北側に1.8m程広げました。
買ってきた四角いブロックと煉瓦を得意のコンクリートの粉と砂を1:2程度に混ぜたものに水を加えたモルタルで固めました。
上から吊り下げた網を留められるように、ブロックとブロックの隙間に2カ所針金を抜けないように挟み込んでいるところが工夫点です。
その針金に丈夫なヒートンを取り付け、網のロープを結び付けます。
朝顔を東花壇に植え替えた時、すでにそこには「グリーンカーテン」の一角を成すキュウリと風船カズラの苗が植えられていました。
キュウリと風船カズラはどんどん生長し、あとで「グリーンカーテン」のメンバーに加わる形となった朝顔も、
「遅れてなるものか!」
と、勢いをましてきました。
この頃から、我が家の「グリーンカーテン」は、『これは菜園か?』と間違えるほどキュウリが実り始めます。
キュウリは今日はサラダ、明日は一夜漬けと姿を変えて我が家の食卓に毎日現れました。
時にはパンに化けたり、時にはステーキ肉に化けたりもして私と連れ合いを喜ばせてくれました。
また、風船カズラも我が家の玄関やキッチン、リビング、トイレに緑の安らぎを添えてくれました。
朝顔もまた色とりどりの花を咲かせ、道ゆく人に朝の清々しさを与えてくれたことでしょう。
我が家の「グリーンカーテン」は、理想の「グリーンカーテン」まであと一歩というところまで近づいていたのでした。
あの青虫・茶色虫さえいなければ… 。
アゲハの幼虫と勘違いし紫陽花に引越しさせた害虫
これまで見つけただけでも30数匹。
多くの葉や花が食べられてしまいました。
それでも朝顔はまだ頑張って花を咲かせてくれます。
時季を過ぎ、枯れてしまったキュウリと風船カズラの分も補おうと朝顔はツルを伸ばしています。
東花壇は5月にできてまだ3カ月ですが、私と連れ合いに楽しい思い出を沢山プレゼントしてくれました。
キュウリと風船カズラが植えられていたところは秋野菜が花を植えようと思います。
朝顔は頑張っているので、これまで通り水やりを続けます。