我が家の玄関前には丸い植込みがあります。




父が、タダで譲ってもらった御影石の小さな円柱を円形に並べてコンクリートで固めて作ったものです。
完成当時から、ナンテンヒイラギとアイビー(へデラ)が植えてあり、これが当たり前の風景になっていました。

アイビー(へデラ)は蔓性の植物で、いつの間にか繁茂し地面を覆い尽くします。
本来の主役であるはずのナンテンヒイラギは、アイビー(へデラ)の勢いに圧倒され元気がなくなっていました。
そこで、ナンテンヒイラギを別の場所に移し、アイビー(へデラ)には気の毒ですが引退してもらい、代わりに花を植えることにしました。
先週から作業を始め、今週半ばに完了したばかりです。
これまでは、渋い雰囲気の植込みでしたが、鮮やかな花々が咲く明るい南花壇へとイメージチェンジです。
区画も兼ねながらリズムカルな感じも出したくて、花壇の中に四角いブロックを市松模様に並べました。
南花壇の中央を飾るのは千日紅。
そうです、"あの千日紅” です!
私のブログをずっと見てくださってた方の中には、
「千日紅はどうなったの?」
と、気になっていた方もおられたのでは?

ご覧の通り葉も丈も大きいのですが、やっぱり花は1つも咲かせません。
「再度お尋ねしますが、お宅様はいったい… ? 」

大きな葉っぱを茂らせた千日紅(?)くんは鉢に残ってもらい、ピンクと白の千日紅にはあとひと花咲かせてもらいます。
周りにナデシコとマリーゴールドらを従えて、あとしばらくは頑張ってもらいます。

昨日、宅配の方が荷物を抱えたまま、
「わぁー、キレイですねー」
と、声をかけてくれました。
大変だった炎天下の作業の全てが、その一言で報われました。