3m程の落差のある滝を眺めながらの昼食タイムとなりました。
小雨が降り出したので体が冷えないよう上から雨カッパを着込みます。
朝握ったおにぎりを頬張りながらカップ麺の準備です。
上の写真、カップ麺にポットのお湯を注いでいるようにも見えませんか?
大丈夫、注いだのはテルモス(サーモス)に入れてきたお湯ですから…
昼食は時間をかけずチャチャッと済ませ、いよいよ最初の滝に臨みます。
いよいよロープ(ザイル)の出番です。
まずは会長さんがポッコリ出たお腹辺りまで滝壺に浸かり、滝に向かって右側(左岸)の壁に取り付きます。
壁から突き出している石を頼りに慎重かつ軽快に登って行く姿は、とても70歳半ばには見えません。
先に壁を登った会長さんは、自分の身の安全を確保した後、私達にも順番に登ってくるよう指示を出されました。
次に登る人は、8の字型に結んだロープの先を自分のカラビナに通し、自分のハーネスと繋げます。
ロープは上で会長さんが確保してくれているので、次の人は安心して登ることができるのです。
ただし、あくまでもロープは補助ですからロープに頼り過ぎずに、自分で足場と手がかりを探しながら登って行がなければなりません。
2番目、3番目、4番目は女性陣が続きます。
私より年配の方々が、胸辺りまで水に浸かり、時には足を滑らせ滝のシャワーを浴びながら壁をよじ登って行かれる姿を目の当たりにした私は、感動さえ覚えました。
とにかくお若い!
人が何かに果敢に挑戦する時、年齢は関係無さそうです。
<つづく>