お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

二冠会

2009年01月03日 16時18分59秒 | Weblog
 新年おめでとう。平成21年1月2日(金)は二冠会開催の日です。定例会場であったオーヌマホテルが廃業したため、今年の会場はホテルキャスルとなりました。20回を記念するこの会に、県内外から15名の往年の‘名’プレイヤーが集まりました。山形東高サッカー部OB会からは武田元会長(二冠会会長)、清野会長、奧山副会長それに山形東高サッカー部元顧問鈴木元監督が出席しました。

 武田二冠会会長の挨拶に続き、奧山OB会副会長の乾杯で会は始まりました。吉田君の進行は警棒を持ってするともっと上手にできたのかなとふっと思いました。武田会長と鈴木元顧問が目を細め、会員の近況をジーと聞きます。康由君から「誠君がランニング仲間と旧冬12月に入籍。三澤君からは‘NOスタで会いましょう’」の欠席者のメールが紹介されます。

 「ビデオで‘キヤップテン翼’見せたけどサッカーしてくれないのよ。うちの息子!!」と直樹君が嘆きます。「章洋君を見習って子供4人だから数に不足ないんだけど、審判してるとやりにくいんだ」と峰田君が応えます。菅原君が「去年4月から院長になりました。内視鏡のポラロイド写真欲しい方是非どうぞ」とPRした後「父の葬儀の際は二冠会の絆の深さと東高サッカーの価値を知らされました」と述懐します。

 「芸工大近くの自宅からヤマコービルの職場まで毎日徒歩50分の通勤をしてます。夜遅く帰って3回ほど職務質問されました。どうしてでしょうね?」と荒木君がいぶかります。「それから、あっそうそう、佐藤宏昭君が2月に結婚するって」章洋君が「うちの子サッカー止めてバスケしだしたのよ」と嘆きますが、どうもモンスターが原因らしい。「週刊誌のヤクザ担当をしてます」と大滝君が怖い話をします。「事業者と週1ぐらいでフットサルをやっています」と優等生の発言は一郎君です。

 「モンテディオ山形J1昇格えがったね。号外俺が担当したの、見てくれた」沢井君が披瀝します。「モンテディオ山形背伸びしないで従来通りの予算でやって欲しいな~」矢作君が心配しながら相槌を打ちます。隆行君が言います「2年生のコーチしてるけど人工衛星の設計より難しいな!」「モンスターペアレンツと言われるガラの悪い親がいて、子どもが素直でなくなる。ここにもそれらしい親がいるよ」と吉見君が現場からの声として同調します。「家を新築し東根市民から山形市民になりました。これからは単身赴任を覚悟してます」と吉田君が決意を話します。「昨年妻が亡くなりましたが、今は安らかな気持ちになりました。二冠会皆さんの弔慰に感謝してます」と心情を話す渋谷君にご冥福を祈るのみです。野口君が私に言います「卒業して25年、先輩から世話になった時の年齢に私たちもなりましたが、遠くにいて後輩には思うようにいきません」「物を借りたら借りた人に返しなさい。心に借りを感じたら現在の周りの人に世話しなさい」と私は答えます。私はその倍の50年になります。元主将野口君の締めでお開きとなりました。
《二冠会とは》
 山形東高サッカー部が1984年(昭和59年)山形東高等学校創立100周年の年に全国高校総合体育大会山形県大会優勝、全国高校選手権大会山形県大会優勝の二冠を制覇しました。この偉業を成し遂げた3年生から1年生までの在籍した全部員で組織し、1990年(平成2年)1月3日第1回を開いた会です。そして武田OB会長が終身会長に要請され、就任しました。