平成25年4月23日(火)晴れ、気温19度。日曜日の6cmの積雪にはびっくりさせられましたが、また東北の春に戻ったようです。霞城公園の桜が満開と聞いて、名所地の艶姿なる桜を巡りました。
先ずは、天童・清池の‘石鳥居の桜’です。ここが山寺立石寺の参詣口だったのかもしれません。傍らでブルーシートを敷いて花見の準備に忙しいようです。
二日前の降雪で一段と白さを際立たせた月山の雄姿です。
中山町の‘お達磨の桜公園’に来てみましたが、桜の開花には一寸早いようです。私のような気の早い方が3・4組見得て蕾の樹を仰ぎます。
上山の‘月岡公園’です。午後の1時も過ぎたので腹ごしらえをします。花と言えば団子です。浅上団子店にお邪魔します。
絵になるでしょう!‘上山城’です。香ばしい醤油の香りが鼻をくすぐります。たまらず玉コンニャクを頬張ります。
上山・権現堂の‘権現堂のしだれ桜’です。紅色の花弁が優美な晴れ着を思わせるので振袖桜とも呼ばれています。
この‘権現堂のしだれ桜’よく見ると幹の室を修復した跡が見られます。そのせいかな?紅色が少し失せて見えるような気がします。
「羽州かみのやま櫻の会」副会長の山川さんとおっしゃる方が「権現堂より素晴らしい枝垂れ桜があるよ」とバイクで先導してくださったところが、権現堂を暫く上った小倉の‘長龍寺’です。風格のあるお寺の境内に二本の枝垂れ桜がありましたが、まだ開花には早いようです。
それではと山川さんが案内した所が上山・仙石の‘高仙寺のしだれ桜’です。住職不在のため管理が行き届かないと言いますが、なんと大したものです。
樹齢200年の古木で、樹高約10メートル、枝張り約13メートルだそうです。我家と同じ宗派なので寺を守って桜を愛でるのはどうだろうと思うのですが、歳を取り過ぎたようです。
堂宇の中を覗くと‘傘福’(?)が眼に止まります。この風習は山形県どこでも見られるようです。
上山から山形に戻り平清水に入ると道路に覆いかぶさる枝垂れ桜が迎えてくれます。
そうです。‘平泉寺の枝垂れ桜’です。‘ころり観音’があるのですが探しそびれます。
境内の中にも枝垂れ桜1本があります。
山形・鉄砲町の光禅寺です。最上義光の菩提寺として有名です。今年は最上義光没後400年に当たりいろいろの行事が予定されております。
‘光禅寺の枝垂れ桜’です。ところで、父の義光の墓はここにあり、娘の駒姫の墓は専称寺にあります。親娘なのに宗派が異なる寺にそれぞれ埋葬されてるのはどうしてなの?ヨシロー君教えて!!
今日の桜めぐりのお仕舞いは‘馬見ヶ崎川畔の桜’です。見事ですな~春の心はのどけからましです。来年の桜もきっと元気で見るぞ!