お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

迷い道クネクネ・・・最上三十三観音巡り六日目

2022年10月26日 15時29分09秒 | 寺社仏閣
  令和4年10月25日(火)晴れたり曇ったり。山形初霜、初氷。
 最上三十三観音詣でも今日で6日目、最上郡に入りいよいよ終盤です。今朝は冷えたのですが、車を進めるごとに陽射しに暖かさが増して行きます。
 龍護寺の階段を上ります。
 第22番札所 延沢観音です。ススキが秋の風情を醸します。
 菊の香や灯もるる観世音 高野素十 堂内に秋の句が添えられています。
 地蔵が微笑みで見送ってくれましたが、別当は仏頂顔です。

 延沢観音の御朱印です。
 トンネルを抜けると直ぐに円照寺の山門が目に入ります。

 第23番札所 六沢観音です。

 六沢観音の御朱印です。
 地域に似合わない威風堂々の二階建て山門は薬師寺です。
 第24番札所 上の畑観音です。
 堂内は改装したのでしょうか、綺麗に整っています。

 上の畑観音の御朱印です。
 漸く探し当てた観音堂は急登の階段が待っています。
 第30番札所 丹生観音です。
 綺麗に整理され、献花や供物に信仰心の厚さが感じられます。

 丹生観音の御朱印です。
 松尾芭蕉も越えたという山刀伐峠を越え、赤倉の光清寺に参ります。
 第31番札所 富沢観音です。
 馬産地だったのでしょうか。馬頭観音が祀られ、馬図の絵馬が掲げられています。
 境内に県の天然記念物トチの木があります。
 
 富沢観音の御朱印です。
 第32番札所 太郎田観音は国道47号線の直ぐそばにあります。
 鎮守の神のような存在です。
 色布の色別謂れを別当より教わります。
 太郎田観音の御朱印です。
 今日の行程は目標物が乏しく距離感感が掴めない上に、迷い道クネクネに昼食を撮る時間を逸します。

観音様の励まし?・・・最上三十三観音巡り

2022年10月26日 14時21分32秒 | 寺社仏閣
  令和4年10月24日(月)曇りのち晴れ、所によって俄か雨。
 最上三十三観音詣りも5日目になります。脚に疲れを若干感じますが、ここが正念場です。好天に背中を押されて出発します。

 今日の始まりは、東根の第19番札所黒鳥観音です。
 使われなくなった参道は門前雀羅を張っています。勿体無いことです。

 黒鳥観音の御朱印です。

 山深いところですが前回より道路が整備され、順調に観音様にお会いできます。
 第20番札所小松沢観音です。草鞋の山門の扁額(?)ほほえましいものです。
 長さ4メートル長もある大草鞋に圧倒されます。

 往時はこの急石段を登って参詣したのでしょう。真似のできない信仰心です。
 手を合わせご真言を唱えます。

 小松沢観音の御朱印です。

 昼食は道の駅むらやまでラーメンをいただきます。

 国道から尾花沢の入り口を間違え遠回りします。案内幟が見当たらず不安をかこちながら、部落を過ぎると鳥居が見えてきます。

 長い石段を登り、第21番札所五十沢観音です。

 静かに観音菩薩に参拝します。

 五十沢観音の御朱印です。
 塩ノ沢観音を祀る曹源院山門を潜ります。
 第28番札所 塩ノ沢観音です。

 塩ノ沢観音の御朱印です。
 西光寺の大きい仁王像を見ながら仁王門を潜ります。

 第29番札所 大石田観音観音です。

 ここ大石田は齋藤茂吉が‘最上川 坂白波のたつまでに ふぶくゆふべと なりにけるかも’と詠んだ地です。

 大石田観音の御朱印です。
 見上げると東の空に虹が見えます。これは観音様の激励の微笑と有難く頭を垂れます。
 第27番札所 深堀観音です。

 最上川畔の杉木立の中にたっています。
 聖観世音菩薩に手を合わせご詠歌を唱えます。

 深堀観音の御朱印です。
 最上川を見下ろす小高い丘に赤い幟が誘います。
 第26番札所 川前観音です。強い夕日が川面を染めます。
 昔船着場として繁栄したところでしょう。ご詠歌に船が詠われています。

 川前観音の御朱印です。
 養泉寺の山門です。俳人松尾芭蕉と弟子の曾良が逗留した寺として有名です。
 第25番札所 尾花沢観音です。
 「~雪を眺むる尾花沢」の観音様です。
 境内に「涼しさをわが宿にしてねまるなり」の句碑が建っています。
 五色幕はお釈迦様の身体を表しているそうです。
 尾花沢観音の御朱印です。
 今日は観音様の虹に励まされて、巡礼が進みました。