一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

見下ろせば夏の棚田や四季島や

2023-07-19 14:45:00 | 篠ノ井線
「見下ろせば夏の棚田や四季島や」なんて一句詠んでみました。
「みおろせば なつのたなだや しきしまや」 季語…夏
高い場所から見下ろせば、そこには姨捨の棚田が広がる。
そして金色に輝く四季島がいる。夏にしかこの路線を走らない。

撮影日 2023.06.18 姨捨~稲荷山

金の電車姨捨に来た夏の朝

2023-07-18 14:45:00 | 篠ノ井線
「金の電車姨捨に来た夏の朝」なんて一句詠んでみました。字余り。
「きんのでんしゃ おばすてにきた なつのあさ」 季語…夏
金色に輝く豪華列車四季島が姨捨に現れるのは夏の朝です。
霧とも言えるような薄いベールの向こうに金の電車が来た!

撮影日 2023.06.18 姨捨~稲荷山

車窓には夏の棚田の畔いくつ

2023-07-17 14:45:00 | 篠ノ井線
「車窓には夏の棚田の畔いくつ」なんて一句詠んでみました。
「しゃそうには なつのたなだの あぜいくつ」 季語…夏
車窓には日本三大車窓が広がっているはず。棚田がずうっと見えている。
その畔はいくつあるのか…。田毎の月で有名な棚田である。

撮影日 2023.06.18 姨捨~稲荷山

青田のうばすて緑のタキ貨物

2023-07-16 14:45:00 | 篠ノ井線
「青田のうばすて緑のタキ貨物」なんて一句詠んでみました。
「あおたのうばすて みどりのタキかもつ」 季語…青田
青く育ってきた姨捨の棚田が広がる篠ノ井線の絶景区間。
そこに緑色のタンク車(貨車記号でタキと言う)が連なって下りて来た。

撮影日 2023.06.18 05:56 姨捨~稲荷山

ブルサンやしづかに下る青棚田

2023-07-15 14:45:00 | 篠ノ井線
「ブルサンやしづかに下る青棚田」なんて一句詠んでみました。
「ブルサンや しづかにくだる あおたなだ」 季語…青棚田
ブルサンとは愛称がブルーサンダーという電気機関車のこと。
姨捨の青い棚田が広がる20‰の篠ノ井線を下ってくる。

撮影日 2023.06.18 05:54 姨捨~稲荷山

夏霧の峠超えたる列車かな

2023-07-14 14:45:00 | 篠ノ井線
「夏霧の峠超えたる列車かな」なんて一句詠んでみました。
「なつぎりの とうげこえたる れっしゃかな」 季語…夏霧
夏は放射霧で山や朝方に発生することが多い信州です。
峠を越える場所は彼方此方にあるが、そのひとつの峠を越えて来た列車。

撮影日 2023.06.18 坂北~聖高原

A寝台カーテン開けるも夏の霧

2023-07-13 14:45:00 | 篠ノ井線
「A寝台カーテン開けるも夏の霧」なんて一句詠んでみました。
「えいしんだい カーテンあけるも なつのきり」 季語…夏の霧
豪華列車四季島は「四季島スイート」「デラックススイート」でA寝台ではない。
しかしここではA寝台とした方が旅情が感じられるのでいいかな…。

撮影日 2023.06.18 坂北~聖高原

夏霧の中より輝く四季島や

2023-07-12 14:45:00 | 篠ノ井線
「夏霧の中より輝く四季島や」なんて一句詠んでみました。
「なつぎりの なかよりかがやく しきしまや」 季語…夏霧
此処に着いた時には霧ははるか向こうに漂っていたのだが、列車通過を
待つ間に、見る見るうちに濃い夏霧に覆われてしまった。

撮影日 2023.06.18 坂北~聖高原

四季島や日本と梅雨のど真ん中

2023-07-11 14:45:00 | 篠ノ井線
「四季島や日本と梅雨のど真ん中」なんて一句詠んでみました。
「しきしまや にほんとつゆの どまんなか」 季語…梅雨
豪華列車四季島はJR東日本管内を走るが長野県は日本のほぼ真ん中。
2023年の関東甲信の梅雨入りは6/8 梅雨入りから3日目だが真ん中ということで。

撮影日2023.06.11 坂北~聖高原

六月の雨また車窓潤すも

2023-07-10 14:45:00 | 篠ノ井線
「六月の雨また車窓潤すも」なんて一句詠んでみました。
「ろくがつの あめまたしゃそう うるおすも」 季語…六月
六月の雨は梅雨だが、豪華列車のスタッフにより旅が潤されている。
車窓もまた雨によって緑が青々として潤されていて美しい。

撮影日 2023.06.11 坂北~聖高原