一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

「SLばんえつ物語」に乗るvol.1

2021-09-30 14:45:00 | 観光列車乗車記
過去に一度、喜多方~会津若松間で乗車したことがあります。
郡山へ戻るのでどうせならと・・・SLばんえつ物語に乗車することにしました。



6分遅れで喜多方駅に滑り込んできたC57は煙も蒸気もなく・・・。
しかし綺麗な貴婦人そのもの。うっとりするような姿です。



車内は比較的空いていて、窓を開けてSLの鉄分を補給します。
ボックス席を2人で優雅にゆったりと使わせていただきました。



単線ですから定期列車との交換もありますが、キハ40に変ったGV-E400です。
SLファンは多く沿線では地元の方が手を振るので、私も大きく振り返します。



カーブが少なく、乗った車両からはSLは中々見ることは出来ません。
しかし、煤が飛んで来て顔は黒くなるほどで鉄分補給にはもって来いです。



わずか30分ほどの乗車ですが、やはりSLはいいですね・・・。
あっという間に会津若松駅に到着してしまいます。



機関車もそうですが、この12系客車も年季が入っています。
将来的には客車の更新もあるのでしょうか・・・。

撮影日 2021.09.11 13:36 喜多方~会津若松

喜多方ラーメンを喰らう

2021-09-29 14:45:00 | ご当地グルメ
折角、喜多方まで来たのだから中華そばを食べて行こう・・・。
駅から歩いて4~5分の場所に「食堂なまえ」さんがあります。



到着は丁度お昼。コロナ禍でなければ1時間以上待ちは必至のお店。
6~7人も入ればいっぱいになる人気店です。



この日もすでに5人が食事中・・・。並んでいる人はなくラッキーです。
15分ほどで順番が来ましたが、私達の後には次々とお客さんが並びました。



店内に入るとメニューはうどん、中華そば、チャーハンなど数種類。
しかしここは「極太手打ちラーメン」で有名なお店ですから・・・。



壁に飾られているサインの色紙などを眺めながら待つこと約20分。
次の列車のことを考えるとハラハラの待ち時間でした。



そしてついに来ました!極太手打ちラーメン570円。この澄み切ったスープ。
極太の麺に存在感あり、タケノコとナルト、バラ肉のチャーシュー。



私は「極太手打ちチャーシューメン」670円をチョイスしました。
チャーシューが2枚多いだけですが、とろけるような美味しさです。



スープに良く絡む極太麺。美味しすぎてスープまで飲み干しました。
どんぶりの中華マークが消えるほど使い込まれたことからも味は確かでした。

撮影日 2021.09.11 12:35 喜多方市「食堂なまえ」さん


「フルーティアふくしま」に乗るvol.7

2021-09-28 14:45:00 | 観光列車乗車記
2時間余りのフルーティアふくしま1号の旅は終わり、喜多方駅に到着です。
郡山では18名の乗車でしたが、喜多方駅に降り立ったのは私達を含め4名。



719系0番台が種車ですから、乗り心地は通勤電車そのものでした。
鶴ヶ城の赤瓦と、古民家の黒漆喰の壁などをイメージしたデザインにフルーティアのロゴ。



改札に向かう階段には、歓迎のラッピングと段数の案内が・・・。
何処へ行っても観光列車は人気者で、憧れの存在となっています。



跨線橋から喜多方駅を見下ろしてみます。フルーティアふくしまは此処で5時間ほど昼寝です。
長閑な時間が流れる福島県喜多方市。磐越西線の電化は此処までです。
磐越西線の郡山から喜多方までが仙台支社でこれ以西は新潟支社の管轄になります。



たまに喜多方の中華そばが食べたくなる時があります。
この流れている時間が、味と共に心地よく感じるせいでしょうか・・・。



誰もいなくなったホームに残り、もう一度「フルーティアふくしま」を・・・。
また雪景色を見ながらスイーツを頂くのも悪くないかもしれません。



蔵のまちと言われる喜多方。駅舎もそれをイメージしています。
かつては熱塩まで日中線が延びていたが、それも遠い昔のことです。おわり。

撮影日 2021.09.11 11:58 喜多方駅

「フルーティアふくしま」に乗るvol.6

2021-09-27 14:45:00 | 観光列車乗車記
会津若松駅を発車したフルーティアふくしま1号の車内はガラガラ。
カフェカウンターには車内販売用の商品がズラリと並んでいました。



大吟醸スパークリング、梅酒、シードル。福島県も蔵元が沢山あります。
どれもこれも呑んでみたいのですが、そこはコロナ禍。ガマンしました。



その隣には福島の桃を使ったチューハイ、ピーチエールもあります。
お値段は若干張りますが、一度呑んでみたいものです・・・。



そして果汁100%のフルーツジュースと、もも味のポテトチップス。
テレ朝系のザワつく!金曜日で優勝した逸品だとか・・・。



最後にシードルとロゼワインのフルボトルもありました。
この他にもフルーティアふくしまのグッズなども並んでいました。
フルーティアふくしまの車内販売は日本一、充実しているのではないでしょうか。



郡山から喜多方までの2時間の旅はあっという間に終わりに近づきます。
「フルーティアふくしま」と福島県、JR東日本に乾杯!

「フルーティアふくしま」に乗るvol.5

2021-09-26 14:45:00 | 観光列車乗車記
福島県産のフルーツをふんだんに使ったfruit peakのスイーツを堪能。
フルーティアふくしま1号と2号では内容が違い、しかも毎月変るようです。



アイスコーヒー、アイスティー、ホットコーヒー、ホットティーはおかわり自由。
スイーツも個々の感想はまちまちのような気がしましたが。まあ・・・そこは敢えて・・・。



この日の乗車ではオリジナルのエコバック、ペン型のアルコールスプレー。
除菌ウェットティシュ、乗車証明書がお土産です。※桃100%ジュースはセットです。



車窓からは会津磐梯山を拝むことは出来ませんでした。
しかしこの黄金の田園は何処までも、日本の原風景が続いていました。



会津若松駅では鉄道むすめのような女性社員さんの満面の笑みでお見送り。
この駅でほとんどの方が降車。残ったのは私達を含めて2組4人だけでした。

撮影日 2021.09.11 フルーティアふくしま1号車内




「フルーティアふくしま」に乗るvol.4

2021-09-25 14:45:00 | 観光列車乗車記
さあ、座席に着くと私達のテーブルにもスイーツが運ばれて来ました。
この白い箱の中にスイーツが2個入っていますが、楽しみです・・・。



箱を開けて慎重に取り出してみました。fruits peaksのスイーツです。
左は黄金桃と桃クリームのタルト、右は黄金桃とパンナコッタのパニエです。



桃クリームのタルトは福島県産黄金桃をふんだんに使用し、桃の魅力を存分に楽しめます。
中のクリームにも桃のピューレが入り風味豊かに仕上げてある逸品です。



パンナコッタのパニエは黄金桃とシャインマスカットがのり、喉越しのいいゼリーで閉じ込めてあります。
濃厚なミルクの風味が口の中に広がり、フルーツとのハーモニーを楽しめる逸品です。



天気は今一つでしたが、黄金に実った田園と白い花を咲かせるソバ畑の風景が流れます。
そんな風景を見ながらの福島のスイーツを十分に堪能できる列車です。

撮影日 2021.09.11 フルーティアふくしま1号車内

「フルーティアふくしま」に乗るvol.3

2021-09-24 14:45:00 | 観光列車乗車記
いよいよフルーティアふくしまに乗車しました。席はこんな感じ(猪苗代駅停車中に撮影)
4人掛けボックスシート6組・2人掛けボックスシート4組・1人掛けシート4席の36名だけです。
この日は18名の乗車でしたから、定員の50%といったところです。



テーブルには「フルーティア」の真っ赤なランチョンマット。
さあ、どんなスイーツがいただけるのか、ワクワクする時間ですね・・・。



心ときめくオリジナルスイーツで、とっておきのティータイム
走るカフェ「フルーティアふくしま」で、美味しい旅を召し上がれ と表記されたウェルカムボード。
1号車のカフェカウンターには、乗客へのスイーツが並んでいました。



カフェカウンター後方には赤い漆器のようなフルーティアふくしまのロゴマーク。
内装は明治・大正時代の近代建築及び会津漆器の持つ豊かな質感をイメージしたそう。



美味しい水、アイスティー、アイスコーヒーはおかわり自由です。
心躍るような華やかなカフェの演出に旅は魅了されて行きます。

撮影日 2021.09.11 フルーティアふくしま1号車内にて

「フルーティアふくしま」に乗るvol.2

2021-09-23 14:45:00 | 観光列車乗車記
新幹線を降りて在来線ホームに行くと直ぐに観光列車が入線して来ました。
2015年の福島ディスティネーションキャンペーンに合わせて登場した「フルーティアふくしま」です。



登場時は定期快速列車に連結して1日2往復の運行をしていました。
2019年の春から秋は土休日に郡山~喜多方間を単独編成で1日1往復運行されています。



「フルーティア(FruiTea)」は、果物を意味するFruitと茶を意味するTeaを組み合わせた造語です。
「走るカフェ」がコンセプトで、fruits peakがプロデュースした福島県産フルーツを使用したスイーツが楽しめます。



719系0番台H-27編成を種車に改造が施行された700番台S-27編成です。
クモハ719-701はクモハ719-27からの改番で、他の0番台は2020年3月ダイヤ改正で運用離脱しています。



カフェカウンター車となるクシ718形制御全室食堂車の形式記号「クシ」は日本国有鉄道を通じても初です。
日本ではこの車両だけで見られる貴重なクシ。この列車の定員は僅か36名です。



コロナ禍だからこそ予約出来た観光列車「フルーティアふくしま」に乗車します。
臨時幕に変わり列車も発車準備完了です。さあいよいよ乗り込みます。

撮影日 2021.09.11 09:48頃 郡山駅

「フルーティアふくしま」に乗るvol.1

2021-09-22 14:45:00 | 観光列車乗車記
9月第2週土曜日は福島市・郡山市・いわき市に、まん防が出ていました。
しかし通過だけなら良いとのことで、少し怖い思いをして行きました。
大宮での新幹線乗換えには十分に気を遣い、車内でも飲食はせず郡山へ。
本当なら出掛けない方が良いのでしょうが、鉄道応援は今。と思い切って・・・。



東北新幹線は乗客も多く、怖くなりましたが郡山駅を降りると・・・。
このような案内が床にあり、迷うことなく乗り場へ行くことができます。



郡山駅から一歩も出ず磐越西線のホームへ向かうと、ホームに降りる壁には・・・。
鶴ヶ城と日本三大疎水のひとつ安積疎水のラッピングがありました。



反対側にはSAMURAI AIZU。東京五輪を意識したのでしょうか・・・。
しかし訪れるインバウンドもなく・・・。観光業界は大打撃だったでしょう。



在来線のホームに降りると東北本線の福島行きE721系0番台がいました。
2011.3.11の新地駅で津波で大破した車両を、同年4月4日に我が目で見ています。

撮影日 2021.09.11 09:39頃 郡山駅





北信濃ワインバレー列車に乗るvol.8

2021-09-21 14:45:00 | 長野電鉄
湯田中から乗車すると信州中野、小布施、須坂までは果樹園を通過します。
長閑で北信五岳を眺めながらの車窓を楽しむことが出来ます。



小布施駅で暫しの停車があるので、一息入れることに・・・。
駅舎内にある喫茶店で栗シフトクリームを購入。奧さんが堪能していました。



この「のんびりゆけむり号」は観光列車なので、車掌がずぅ~っと車内アナウンスをしています。
アカペラで歌を歌ってくれたり、沿線の説明をしてくれたり、車内では拍手が沸きました。



楠ワイナリー、たかやしろファーム、サンクゼール、カンティーナリエゾーのワインを堪能しました。
列車は住宅街を通り抜けて地下へと潜って行き70分の列車の旅はあっという間に終わります。



県民支えあい信州割SPECIAL日帰り割で2人で5,000円のキャッシュバックと
観光クーポン4,000円が戻ってきたのでお得でした。おわり。

撮影日 2021.09.04 12:32 北信濃ワインバレー列車内、長野駅