田水張る明日の車窓は水鏡 2023-05-31 14:45:00 | 飯山線 「田水張る明日の車窓は水鏡」なんて一句詠んでみました。 「たみずはる あすのしゃそうは みずかがみ」 季語・・・田水張る 田に水が入りどんどん増えて行くが、明日には水鏡となっているだろう。 撮影日 2023.05.12 08:05 信濃平~戸狩野沢温泉
駅弁の天麩羅に木の芽味噌ぬる 2023-05-30 14:45:00 | 飯山線 「駅弁の天麩羅に木の芽味噌ぬる」なんて一句詠んでみました。 「えきべんの てんぷらに きのめみそぬる」 季語・・・木の芽味噌 駅弁を開けると入っているのは定番の天麩羅だが、塩の代わりに木の芽味噌が添えられていた。 酒の肴にもなりそうなフキノトウや山椒を煮詰めた木の芽味噌を付けていただく。 撮影日 2023.04.23 07:36 替佐~蓮
みゆき野の車窓眩しき木の芽どき 2023-05-29 14:45:00 | 飯山線 「みゆき野の車窓眩しき木の芽時」なんて一句詠んでみました。 「みゆきのの しゃそうまぶしき このめどき」 季語・・・木の芽時 飯山市、木島平村、野沢温泉村、栄村一帯を「みゆき野」と言う。 飯山線はこの地帯を走るが、車窓には木々が一斉に芽吹き眩しいほど。 撮影日 2023.04.23 07:36 替佐~蓮
駅の端くきの短し蒲公英や 2023-05-28 14:45:00 | 飯山線 「駅の端くきの短し蒲公英や」なんて一句詠んでみました。 「えきのはし くきのみじかし たんぽぽや」 季語・・・蒲公英 列車を待つ間に駅を歩いてみるとホームの端のブロックの隙間から タンポポが咲いていた。それは茎がとっても短く可愛く咲いていた。 撮影日 2023.04.23 08:53 蓮~飯山
火を入れぬ春の炬燵に時刻表 2023-05-27 14:45:00 | 飯山線 「火を入れぬ春の炬燵に時刻表」なんて一句詠んでみました。 「ひをいれぬ はるのこたつに じこくひょう」 季語・・・春炬燵 火を入れていない炬燵は信州ではGW開け辺りまで使うが、春のダイヤ改正によって 通過する時間が多少変っているローカル線の時刻表が炬燵の上に置いてある状況。 撮影日 2023.04.23 07:23 替佐~蓮
ものゝ芽のトンネル抜けて朝日射す 2023-05-26 14:45:00 | 飯山線 「ものゝ芽のトンネル抜けて朝日射す」なんて一句詠んでみました。 「もののめの トンネルぬけて あさひさす」 季語・・・ものゝ芽 草の芽が地中から萌え出ることを表す仲春の季語が「ものの芽」で、 あらゆる草木の芽のことを差す。そんな緑のトンネルを抜けて来ると 車両に朝日が射す春の朝の状況。 撮影日 2023.04.23 07:28 替佐~蓮
春風にディーゼルの烟千曲川 2023-05-25 14:45:00 | 飯山線 「春風にディーゼルの烟千曲川」なんて一句詠んでみました。 「はるかぜに ディーゼルのけぶ ちくまがわ」 季語・・・春風 ディーゼル車両がエンジンを吹かすと、排気の煙が春風に棚引いている。 煙が千曲川に沿って伸びている。信州では煙を「けぶ」と呼ぶ地域もある。 撮影日 2023.04.09 13:00 戸狩野沢温泉~上境
窓開けて春風感じて運転士 2023-05-24 14:45:00 | 飯山線 「窓開けて春風感じて運転士」なんて一句詠んでみました。 「まどあけて はるかぜかんじて うんてんし」 季語・・・春風 運転士が乗務員室の窓を少し開けて乗務している。その窓の隙間から春風が入ってくる。 開けて 感じて と動詞が続くが敢えて音を楽しむように詠んでみたのですが・・・。 撮影日 2023.04.09 12:49 上桑名川~桑名川
山笑ふいくつ越えたかローカル線 2023-05-23 14:45:00 | 飯山線 「山笑ふいくつ越えたかローカル線」なんて一句詠んでみました。 「やまわらふ いくつこえたか ローカルせん」 季語・・・山笑ふ 奥信濃の山も草木が芽吹き、花が咲き鳥の囀る春の山になった。 しかしこの列車は春の山をいくつ越えてきたのか・・・。 撮影日 2023.04.09 12:49 上桑名川~桑名川
進行!と指差す先の豆桜 2023-05-22 14:45:00 | 飯山線 「進行!と指差す先の豆桜」なんて一句詠んでみました。 「しんこう!と ゆびさすさきの まめざくら」 季語・・・豆桜 第一閉塞進行!と運転士が指差しで青信号を確認する。その先には信号機の傍らに 豆桜が綺麗に咲いている状況を詠んだ。 撮影日 2023.04.09 12:49 上桑名川~桑名川