一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

長野駅弁 八彩弁当

2020-07-31 14:45:00 | 全国の駅弁
長野駅弁は出ては消え、出ては消えで、歴史のあるような駅弁はありません。
城下町では甘味や料理が発達して、地域の味となっていくのですが、門前町はダメです。
お弁当の「デリクックちくま」さんが2017年信州ディスティネーションキャンペーンに発売した駅弁です。




長野駅弁には信州産そばの実100%使用した「そば茶」が合います。
信州ポークカツや信州サーモンの押し寿司など、信州産の食材が彩り豊かに詰め込まれています。
これが駅弁というより、東京のデパ地下のお惣菜か?というくらい美味しいんですよ。




俵むすび(梅・野沢菜)、信州サーモン押し寿司、信州産牛時雨煮ご飯、信州サーモン味噌焼き、
信州ポークカツ、破竹筍木の芽味噌和え、厚焼き玉子、野沢菜わさび漬け、長芋酢漬、
りんごコンポート、杏シロップが入った信州山ごはん『八彩弁当』¥1,300は絶品の駅弁です。

撮影日 2020.07.10 長野駅 株式会社デリクックちくま製造

松本駅弁 とりめし

2020-07-22 14:45:00 | 全国の駅弁
昭和28年から続く「お弁当のカワカミ」さんのロングセラー駅弁。
塩尻、松本、上諏訪、岡谷駅で販売されているらしいのですが、この日は松本駅で購入。
新型あずさの車内で頂くには丁度いい駅弁かもしれません。




「カワカミ」は、塩尻駅開業の明治40年から駅弁販売を手掛ける老舗のお弁当屋さんです。
この「とりめし」にはシリーズがあって、これは折箱弁当700円(税込)です。
最近の駅弁は、ごはんもふっくらと美味しく、手間暇かけて作られています。




鶏ガラスープで炊いた茶飯の上に、松本名物の山賊焼と鶏そぼろがたっぷり。
お弁当の大半を占める信州名物・野沢菜の油炒めでごはんがすすみます。
信州の美味しさがギュッと詰まっている、シンプルながら味わい深い逸品です。

撮影日 2020.06.21 松本駅 株式会社 王滝 お弁当のカワカミ製造




松本駅弁 山賊焼弁当

2020-07-21 14:45:00 | 全国の駅弁
最近の鉄道は目的地に早く到着することが使命となっています。
窓も開かず、旅情を感じることも少ないのですが、駅弁も風前の灯火。
ひとつの文化として続いてきた駅弁も記録に残すことにしました。




塩尻・松本のソールフードと言ってもいい山賊焼がメインの駅弁です。
東日本駅弁総選挙「駅弁味の陣 2015」で【郷土賞】受賞の折り紙付き。
列車内で食べるには勇気がいるほど漬けダレのニンニクの香りが漂います。




柔らかい鶏肉、長芋天ぷら、舞茸煮物、山ごぼう辛子味噌、山葵漬、あんずゼリー。
値段も手頃な税込み800円の信州を代表する駅弁のひとつです。
松本駅の改札を入った「駅弁あずさ」で販売していますが、売切れ必至です。

撮影日 2020.06.21 松本駅 製造者(有)イイダヤ軒