一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

棚田まで鉄音届く稲雀

2023-09-20 14:45:00 | 飯山線
「棚田まで鉄音届く稲雀」なんて一句詠んでみました。
季語・・・稲雀(いなすずめ)  棚田までジョイント音が届いている。
その棚田にはおこぼれのコメを狙う稲雀がいっぱい・・・。

撮影日 2023.09.09 11:56 信濃平~戸狩野沢温泉

車窓には金の棚田か群れ蜻蛉

2023-09-19 14:45:00 | 飯山線
「車窓には金の棚田か群れ蜻蛉」なんて一句詠んでみました。
季語・・・蜻蛉 車窓には黄金に実った棚田が見える。(実際には見えません)
そして無数のトンボが群れて飛んでいる。

撮影日 2023.09.09 11:55 信濃平~戸狩野沢温泉

鳥威し鉄音響く棚田かな

2023-09-18 14:45:00 | 飯山線
「鳥威し鉄音響く棚田かな」なんて一句詠んでみました。
季語・・・鳥威し(とりおどし) コメを鳥に食べられないように大砲のような
大きな音がする。ジョイント音とともに棚田にまで響いてくる。

撮影日 2023.09.09 11:55 信濃平~戸狩野沢温泉

稲穂波一直線に鉄路かな

2023-09-17 14:45:00 | 飯山線
「稲穂波一直線に鉄路かな」なんて一句詠んでみました。
季語・・・稲穂波 稲穂は波のように揺れている水田を
気持ちいいほど一直線に鉄路が延びている。

撮影日 2023.09.09 11:57 信濃平~戸狩野沢温泉

稲穂波永遠に残せし赤字路線

2023-09-16 14:45:00 | 飯山線
「稲穂波永遠に残せし赤字路線」なんて一句詠んでみました。
季語・・・稲穂波  永遠(とわ) 稲穂は波のように揺れている日本の秋。
赤字路線と言えどもこれからの高齢化社会の日本には鉄道は必要だ。

撮影日 2023.09.09 11:27 信濃平~戸狩野沢温泉

昼下がり稲穂の匂うローカル線

2023-09-15 14:45:00 | 飯山線
「昼下がり稲穂の匂うローカル線」なんて一句詠んでみました。
季語・・・稲穂  まだまだ暑い今年の昼下がりには稲穂の匂いが漂う。
そんな水田地帯をローカル線がのんびりと行く。

撮影日 2023.09.09 11:26 信濃平~戸狩野沢温泉

見はるかす金の稲穂や汽車の煙

2023-09-14 14:45:00 | 飯山線
「見はるかす金の稲穂や汽車の煙」なんて一句詠んでみました。
季語・・・稲穂  煙(けぶ)と詠む
見渡す限りの黄金の田に蒸気機関車の煙が一筋、棚引いている。
飯山線にSLが走ったのも2016年のことだが懐かしい。

撮影日 2023.09.09 11:26 信濃平~戸狩野沢温泉 

ひと駅の見渡す限り稲穂波

2023-09-13 14:45:00 | 飯山線
「ひと駅の見渡す限り稲穂波」なんて一句詠んでみました。
季語・・・稲穂波 わずかひと駅だが広大な田園地帯が広がる。
黄金となった稲穂が風で波のように揺れている。

撮影日 2023.09.09 11:26 信濃平~戸狩野沢温泉

案山子なく黄金の田に汽車二両

2023-09-12 14:45:00 | 飯山線
「案山子なく黄金の田に汽車二両」なんて一句詠んでみました。
季語・・・案山子 今では黄金に実った田の中に案山子を見ることはない。
広大な田園風景だから観光客のためにも案山子を沿線に立てたらどうだろうか・・・。

撮影日 2023.09.09 11:26 信濃平~戸狩野沢温泉

雷神の喝なく過ぎし定時なり

2023-09-11 14:45:00 | 長野電鉄
「雷神の喝なく過ぎし定時なり」なんて一句詠んでみました。
季語・・・雷神 まるで雷神が地上の人間どもに「喝!」をいれるかのような雷鳴はない。
おかげで電車は遅れることもなく、定時運行されている。

撮影日 2023.08.11 14:59 柳原~村山