大好きな唄うベーシスト、グレッグレイクが亡くなった。クラシックを連想させるアンサンブル重視のベースラインと、透き通った甘い歌声の格好いいベーシストだった。自分の印象に残ってるのは、FM東京でエアチェックしたEL&パウエル・ライブでの“ナイフ・エッジ”のあのキースとのユニゾン・ベースライン(今聴いてもぞくぞくする)、ウエットンの“偽微笑”を謳いあげた初来日ASIA公演、そして最後の来日となった3年前の下北で聴けた“夢見るクリスマス”だ。まさに季節は今… R.I.P.
昨晩の“POWER ROCK TODAY”で“プログレッシヴ・ロック・フェス 2016”がアナウンスされた。5月に野音で開催だ。そして自分にとってこれは“奇跡”の実現!! “ハケット”と“ラティマー”が同じ日にそのステージに立つ!! 本当に待ちに待った”キャメル”の来日だ。難病を克服しての実現…無理をして欲しくないが、やっぱりうれしい!! おまけに、思わず名前も書かずにリクエストを出したら、番組最後に読まれてしまった。“エコーズ”をお願いしたが、政則さんの74年Club Marqueeの思い出話とともに長尺の“レディー・ファンタジー”をかけてくれた。今から5月が楽しみだ。
音が良かった。7人編成で、しかもドラマーが3人。 なのにそれぞれの楽器の音がはっきり聴こえた。コンソール付近の席だったら定位もしっかり感じることができたのでは。フィリップ翁の歪んだビブラート音が心地よかった。音響で感動したのは、代々木のフロイド以来だ。
今もスクワイアの訃報でファンは落胆しきっているはず… なところに全然知らなかったのだが、1年も前にジョン・アンダーソンがバンド結成していて、そのアルバムがリリースとアナウンスが。相方がなんとジャン・リュック・ポンティ! フュージョン,クロスオーバーの直撃を受けた方々には説明不要なプレイヤーだし、知らない人でも、その昔どこぞの放送局の夜のニュース番組のジングルで曲が使われていたから耳にした方は多いはず。そのふたりがクラウドファンディングを利用して活動していたとは… ライブアルバムのようだが、こうなると是が非でも、日本でも演ってくれって願ってしまう。ギルモアやウォーターズも動きがあるし秋もソワソワする気配が…!?