ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「スカシユリ(透百合)」 ユリ科 

2021-06-12 12:49:20 | 日記
      「スカシユリ(透百合)」 ユリ科 ☆6月5日の誕生花☆
         花言葉は… 飾らぬ美・注目を浴びる・親思い



 朝の最低気温は午前5時の21.5℃。    最高気温は午後2時の27.5℃。
天気予報では雨が降るようになっていたのですが、曇りマークに変わっています。
昼前からは薄日も差して来ました。 湿度70%超の蒸し暑い一日です。


 雑感… 【東京都 新型コロナ 8人死亡 435人感染確認 29日連続前週下回る】
東京の感染者は順調に減っているように思えますね。 
でも、第3波の時の緊急事態宣言時(終盤)もそうでしたが、
ある程度新たな感染者数が減って来ると人出が増えますね 
“だいぶ減ったなぁ、これくらい減ったら俺一人くらい街に出ても大丈夫だろぅ” という気の緩みでしょうか。
感染者が減少して安心するのでしょうか? 緊急事態生活の疲れ、飽き、ストレスの蓄積…?

【“東京などすでに人出増加 感染再拡大の可能性” 専門家会合 】
東京などではすでに人出が増加していて、この傾向が続けば感染の再拡大の可能性があり、
感染拡大を抑える対策を継続すべきだと指摘しています。
 
緊急事態が解除になる前に、出来るだけ減らしておかなければいけないのに…
宣言中にもかかわらず感染者再拡大の危機?  
なんかワクチン接種のスピードが勝つか、感染者再拡大が早いか… 競争みたいですね。
オリンピックの開催はもう決定なんでしょうか?


 今日の花は 「スカシユリ(透百合)」 です。





この時期あちこちの畑やお庭、鉢植えなどでも見かけますね。 
“透かし” の名は、花弁の付け根が細くなっていて、花びらの間が透けている
ところから名付けられました。
実際には透けて向こうが見えなくても、花弁の根元が細くなり一枚一枚が
独立しているユリを 「スカシユリ(透百合)」 と呼んでいるようです。
(鉄砲ユリなどは根元がくっ付き、ラッパ状になっていますね)
百合といえば “ヤマユリ” や “カサブランカ” のように、豪華な花と強い香りが特徴とされています。
しかし、スカシユリに強い香りはありません。 
強い香りが苦手な方にも、安心して贈り物にできるという利点もあります。






そして普通のユリは横向きかやや下向きに咲きますが、この花は上向きに咲きます。
梅雨時期に咲く 「透百合」 の花弁が “透かし” になっているのは、
花の中に水が溜まらないようになっているのでは… と思われています。
ここまで花弁と言って来ましたが、ユリの花弁は内側の3枚で、外の3枚はガク(萼)です。




「百合」 の花粉は服などに付き易くて取れ難いく、また花弁に花粉が落ちて汚れるので、
業者さんや花屋さんは、花が開いたら直ぐにピンセットで花粉の部分を取り除くのだそうです。
花粉嚢の無い 「百合」、ひげには間の抜けた百合に見えてしまいます(笑。
やはり花粉嚢の濃い黒(こげ茶色)が花を引き締めているように思うのですが…






中国でもユリを “百合” と書き “パイへ” と読むのだそうです。
日本でのユリの呼び名は、茎が細く花が大きいので風に揺れる様から、
ユレ(揺れ)が 「ユリ」 に変化したのではないかと云う説もあります。 
“歩く姿は百合の花” の風情ですね。
原産地は日本を含む北半球の亜熱帯~亜寒帯だそうです。




 「キリストと赤いユリ(百合)」 と云う西欧の伝説です。
【ユリ(百合)は、キリストが死の前夜にゲッセマネの園を散歩したそのとき、
園に咲いていた他のすべての花は、キリストが通りかかると同情と悲しみにうなだれたのに、
ユリ(百合)だけは、暗闇の中で光り輝やきながら、自らの美しさを誇ってこういった。

「私は他の姉妹たちよりもはるかに美しいのだから、あの方が通りかかるとき、
背をしゃんと伸ばしてあの方を見つめる。そうして、私の優しい姿とかぐわしい香りに
慰めを得ていただくだろう」 この花を見たキリストは、一瞬その前に立ち止まったから、
たぶんその美しさに心動かされたのであろう。

けれど月明かりがさす中で、キリストの視線が注がれたとたん百合は、自らの高慢と
キリストの謙遜とを引き比べ、また、他の全ての花がキリストの前に頭を垂れているのを見て、
恥ずかしさに打ちのめされた。 そして、恥じらいのために顔一面に広がった朱色が
いまだに百合の花を染めているのである】


   過去の 「ひげ爺の子供見守り隊」 の紹介です 
 2013年12月06日  先の校内マラソンで本来14位だったのに、靴が脱げて、
取りに行っている間に16位になって しまった6年生の男の子が帰って来ました。
「おかえり」 「ただいま、オレ駅伝の選手になれた」  「おお、そりゃぁ良かったのぅ」 
聞けば、来年2月、長居陸上競技場で行われる駅伝大会で、 大阪府の小学校が出場する
大きな大会なのだそうです。 それだけに尻込みする子が多く、 選手になるのを断る子が続出して、
この子にお鉢が回って来たと云う訳です(笑。 まあまあ経緯はどうあれ、良かった良かった(笑。 
この子、見守っている中で唯一の広島カープファンで、野球の話が出来る子なんです。  

そして、4年生の仲良し3人娘が帰って来ました。 
「おかえり、お前、元気に学校に行っとったんか?」 
マラソンで8位だった子で、 翌日頭痛で学校を休み、昨日も会えなかった子… 
「ただいま~…まだ少し痛い… 昨日は早引きしてママに迎えに来てもらった…」 
「ほうかぁ、そりゃぁイケンのぅ、元気が出る写真を見せたろか」(笑。 
「どんなぁ?」 デジカメに残っているマラソン大会でのこの子のゴール シーンを撮った写真です。 
口を開け、目は白目を剥き、苦しさに喘いでいる写真です(笑。
「待てよ~… ほらっ!」 「いやぁ~~~~~」 すると他の子が 「見せて、見せて」(笑。
「ダメっ! 絶対見せんといて! 見せたら絶交じゃけぇ」 「分かった分かった見せんけぇ」
「後でこっそり見せるんやろっ」 「見せん言うとるじゃろぅ」 「なら、いま写真を消してっ!」 
「分かったよぅ。 ハイ消去… これでええか? ほいじゃが、元気になったじゃろう?(笑」 


 2013年12月10日  今日は一斉下校で、3時半からの1回です。 
少し早めに家を出て付近を散歩し、そのまま見守って来ました。 
3年生の女の子が連れ立って帰って来ました。 「おかえり~」
「ただいま~、おっちゃんなぞなぞ出したろか?」 「おうおう、どんなんや?」
「あんなぁ、寒くなればなるほどあつくなるも…なんだ?」 「簡単じゃ、氷じゃろう?」
その子、悔しそうに 「ならなぁ、ある子がなぁ、一昨日も昨日も今日も同じお弁当を持って
来てんなぁ、
そのお弁当はどんなお弁当か?」 「おう、こりゃあ難しいのぅ、弁当の種類か?」
「うん」 「…う~ん、分からん」 「サンドイッチ…三度一致!」(ドヤ顔・笑。 「まいった」

「おっちゃん、何か知ってる?」 
「ほいじゃぁのぅ、八百屋さんがトラックに玉葱とカボチャと大根を乗せて急カーブを曲がったんじゃ」 
「おっちゃんそれ、もう前に聞いたで… 何を落としたか? じゃろう」 
「ありゃ、もう前に言うたか?」 「スピードを落としたんやろ」
なんだかなぁ、誰に何を話したか覚えとらん(汗。 

「よし、ほいじゃ新しいなぞなぞじゃ… ある店にタイとヒラメとワカメが3人で買い物に
行ったんじゃ。 そしたら店員はタイさんや ヒラメさんは放ったらかしにして、
ワカメさんだけに品物を勧めるんじゃ… なんでか?」  「・・・」 「どや、分からんじゃろう」(笑。 
「・・・」 「答えはのぅ、ワカメさんだけが海藻じゃけぇじゃ」 「・・・」 
「海藻… かいそう… 買いそう… だったから」  「あ~~~、分かった~、 おもしろ~い」   
もう一人の子はまだ 「・・・」(笑。 
すると分かった子が 「あんなぁ、ワカメって海藻じゃん。 それでな~………(解説)」(笑。

 2013年12月12日  見守りエリアに向かって歩いていると、塀の陰から…「ワッ!」 
「も~、脅かすな言うじゃろ」  先に帰っていた1年生で、あの仲良し3人組の中の1人、
“マラソンの練習で夜に自治会内を走っていた子” の妹です。 
お姉さんがいるからでしょうか、4月の見守り当初から人懐っこく、 私に色んな悪戯を仕掛けて来ます。 
「寒いけぇ早よう帰えらにゃぁ」 「うん、バイバイ」 と言って、左の手袋をはめた手をニギニギ。 
「ハイ、バイバイ」 「おっちゃん、小人さんが バイバイってしてる」 
「あ~ん?」 見ると手袋の指に3人の小人の刺繍が… 

「おうおう、可愛いの~、おっちゃんと同じような白い髭を生やしとる」(笑。
寒い寒い見守りの前に、ホッコリした時間でした。
コメント (2)
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