こんにちは、やまぐち建築設計室 建築家の山口です。
暦で立春を過ぎると・・・やっぱり日中は少し暖かく感じますね。
朝晩はまだまだ寒いですが、なんとなく・・・暖かくなる気持ちよさを感じるようになりました。
さて、現場の様子ですが、
昨年の春ごろから計画がスタートして・・・・設計・・諸々の手続きを経て、
年明けから工事が始まったとある施設の多機能トイレの現場。
多機能トイレとは、内部が広く、手すりはもちろん、ベビーシートなども装備されており、
体の不自由な方ばかりでなく、お年寄り、赤ちゃん連れ、
けがをされている方などにとっても利用しやすく、
表示等のサイン類も、「どなたでもご利用ください」というものになっています。
コンビニや道の駅・・公共施設や人のよく集まるところにも設置されているトイレですね・・・。
デザインされた空間はトイレにも広がっています・・・・。
求められるものが多様化しているように、
実際に、公衆トイレに限らず、飲食店やショップのトイレなども・・・・その設計や計画は、
店舗自体の重要なファクターにもなりますから・・・・。
この施設もそういう人の集まる場所での計画で、
一定の基準を設けて、そのうえで計画しているものです・・・・。
「人の動作」・・・「動きやすさ」・・・を考えてのトイレ。
最近よく耳にする「ユニバーサルデザイン」
その定義は、
〇どんな人でも公平に使えること
〇使う上で自由度が高いこと
〇使い方が簡単で、すぐに分かること
〇必要な情報がすぐに分かること
〇うっかりミスが危険につながらないこと
〇身体への負担がかかりづらいこと(力が強くなくても使えること)
〇接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること
など・・・・・。
多くの人が利用する場合は、そういう部分に配慮が必要になるので、
また・・・・チョット違った設計の配慮が必要になりますからね・・・・・。
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その家に暮らす家族、建物を使う人たちのライフスタイルや、
想いをカタチにすることが建築家に与えられた役割だと考えています。
住まいをつくるということは、そこでの暮らしをつくるということにつながります。
「住まいを設計するという事は暮らし方を設計するという事」
建築設計事務所
やまぐち建築設計室 の仕事
URL http://www.y-kenchiku.jp/
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