こんばんは、やまぐち建築設計室 建築家の山口です。
木造二階建て住宅で、光や風を取り入れて、構造的にも有利な
二階がLDK・・・広いリビングというアイディアもありますが、
いいとこばかりではなくて、例えば、宅配なんかが届いたときには
二階から一階に階段を下りて・・・・。
あわてていると怪我をすることもありますし、いいところばかりではないです。
良い部分、悪い部分を冷静に判断しないと、
せっかくの理想の広い明るいリビングなのに、ストレスを感じる住まいに
なってしまうこともありますよ・・・・・。
さて、今日は行政との協議を進めつつ、現在進行中の現場も・・・・・。
水まわりを豊かにする工事で、大工さんの木工事もすすんでいます。
細かい造作工事はまだですが、
だんだんと、「カタチ」が見えてくるようになりました。
内と外をつなげる「通り土間」部分と「洗面脱衣スペース」からつながる「もうひとつの部屋」・・・。
もうひとつの部屋は家事の動線と家事がその家族の暮らしに沿うように考えた場所。
家族構成や住み方、趣味なんかでも
ずいぶんこの部分の「要素」は変わりますからね。
洗濯のしかたひとつでも、その家庭によって様々。
単に「楽」になるという意味だけではなく「意味」のある場所になるように・・・・。
それは「計画段階」で「理想」だけではなくて、「暮らしを見直すこと」で、
出てきたアイディアと解決策。
常識はその家庭にとっては「非常識」な場合もあり、
その家族によって様々。
もうひとつの場所のお陰で、「いい感じ」になりそうです。
「スポーツ」と「身体を動かす」が鍵・・・・・。
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その家に暮らす家族、建物を使う人たちのライフスタイルや、
想いをカタチにすることが建築家に与えられた役割だと考えています。
住まいをつくるということは、そこでの暮らしをつくるということにつながります。
「住まいを設計するという事は暮らし方を設計するという事」
建築設計事務所
URL http://www.y-kenchiku.jp/
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行政機関と、土地利用計画案件についての打ち合わせ。
目に見えているロケーションやインフラ…ライブライン以外の、
目に見えない法律上の問題点を洗い出し…。
ソコの窓口だけでは解決しなさそうな内容もありそうな・・・。