おはようございます、やまぐち建築設計室 建築家の山口です。
日曜日・・・・奈良・吉野は爽やかな青空が広がって気持ちのいい朝。
郊外の贅沢を感じます・・・・。
そんな気持ちのいい朝、
吉野のアトリエで窓越しに見える爽やかな青空を眺めながら、
午前中だけですけど、今日はコツコツ図面のしごと・・・・・。
図面は重要ですからね・・・・。
寸法・・・幅・奥行きなどで住み心地やその住まいで来る事も変わってきますからね。
単に6帖・8帖・10帖などの決まった寸法でなくて、
そこで「なにをするのか?」で寸法を考えていくことが大切だな・・・・・と思いますよ。
さて、そんな住まいの計画も、最初はやっぱり「敷地」ありき・・・・・。
土地の計測・・・測量も大切ですよね。
工務店によっては、再確認のための「測量」を、
面倒だとか「出来ない」とか「工期が間に合わなくなるからしません」・・・とか
いうところもあるようですが・・・・・。
どちらにしても「敷地ありき」です。
敷地の状態や内容や規制によって建物の大きさ・・・広さも変わってきます。
寸法も・・・・・。
そういう話しのときに、建物の階数も・・・・計画段階では話題になりますよね。
一般的には二階建てというイメージですが、
敷地の状態によっては「平屋」・・・一階建てで・・・・という場合も。
でもそのとき「重要」なのは、「広さ」や「部屋の数」だけではなくて、
「そこで、どんな暮らしをするのか?」ということ。
平屋・2階建て・3階建てという部分を考える前に、
まず「生活のスタイル」や「家族の暮らし」について考えることが重要。
大まかでもいいので、「こういう暮らし」という方向性がないと、
広さだけを求めてしまって、その結果「予算」や「工事期間」、
「家族の暮らしそのもの」に問題が生じて「ストレス」のある家になってしまったら、
何の為の「家づくり」なのか・・・・・ということになりますからね。
家族の暮らしと今後やりたいことを整理すると、
「庭スペース」を沢山残したほうがいい・・・というケースや、
「おもったより広いスペース」がなくても「コンパクト」に計画したほうが、
住みやすい・・・というケースも・・・・。
それによって、3階が必要と思っていても、
実は2階建てで十分だったということもありますし・・・・・・・。
逆のケースもありますし・・・・・。
そのあたり、じっかり考えておきたいですね。
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その家に暮らす家族、建物を使う人たちのライフスタイルや、
想いをカタチにすることが建築家に与えられた役割だと考えています。
住まいをつくるということは、そこでの暮らしをつくるということにつながります。
「住まいを設計するという事は暮らし方を設計するという事」
建築設計事務所 やまぐち建築設計室 の仕事
URL http://www.y-kenchiku.jp/
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