静かな雨が降る12月29日・・・・今日で仕事納めの皆さんも多いのでは・・・・。
仕事に染まる中で「余白」を感じる時間も大事だということは「実感」しています。
何もないところから「想い」と「場所」の物理的要件、法律的な要件、そしてアイデアを盛り込み、
「本質」の結果による「カタチ」をつくりだす仕事にもそういう「余白」を計画することで、
同じ大きさの空間であっても空間そのものの認識が変わったりしますから・・・・・・。
「時間の余白」や「物理的な余白」・・・・・「車のハンドル」の「遊び」と同じような感覚。
詰め切ってしまうことによる「余裕」がなくならないように
「余白」も同時に考えて「空間」の設計を考えるという事です・・・・・。
例えば「心理学」の「ゲシュタルト心理学」とかもそうですよね。
空間の捉え方にあてはめると、「目の前にある個々」を捉えるのではなく「全体の状況から物事を捉える」
ということ・・・・・。
室内空間もそうですよね「そこにある器」としての「部屋」とその内部に置かれる「家具」や「備品」」など
全体の構成をつくりだす「アイテム」的なものを総合的に捉えるということ。
そうなったときにそれ以外の「余白」との関係が大事なんです。
「だまし絵」などもそう思いませんか・・・・・・。
その部分だけを見ても分からないけども「全体を見る」事によって、その隠れた部分も見えてくる。
それにより認識がされていきます。
ゲシュタルト心理学では「余空間」も含めて全体で捉えることで、そこに隠れた本質が
見えてくるというもの・・・・・・。
だから「だまし絵」で有名な「ルビンの盃」も「盃」ではなくて「向かい合った人の顔」と認識されるんです。
空間についても同じことで、
室内もそこにある「家具」だけで心地よさや暮らしやすさが発揮される
訳ではなくて、余白の空間も家具や装飾と一緒認識されることで、心地よさや暮らしやすさがどうか・・・・。
という認識になるんです。
なので、いくら「使いやすい」・「高級」な・快適」な家具であったとしても、
周囲の空間がそぐわない空間であったり、バランスが計算されていなかったり、
別の要素によって崩れていたりすると、
居心地の悪い粗悪な空間となってしまいますよ・・・・・。
家具店でセレクトする場合にもそういうところを注意してくださいね。
引っ越し後のレイアウトなども・・・・・。
空間の「目的」に寄り添う様な計画は大事ですよ。
そういう事も考えてアンバランスでの空間の価値の設計でも
「崩し方」を設計しておくことが大切なんです・・・・・。
家具を配置・・・室内の要素を設計する際は、「スペース」だけの問題ではなくて、
そういう部分も考えての計画で、空間に対する配慮を盛り込みつつ、
そこに「置く」ことによる余白にも配慮して、
空間も目的に合ったデザインが設計では大事なんです・・・・・。
そこは「目には見えない創造の時間」で「質」が変わりますよ。
目的に合ったデザインの時間。
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