段々と気忙しくなりますね・・・・早いところでは「年末年始休暇」に既に入っているようですね。
で・・・そろそろ年末の片付けが気になる頃でしょうか・・・。
お話しを伺っていると、
早ければ既に12月中ごろには終わっているし、
最後の年末休暇に一気に「片付けを終える」という方も多いようですね。
どちらにしても「片付け」の事は、新築の場合もリフォームの場合も住まいづくりで考えておきたいところ。
リビング・キッチン・ダイニング・・・ホール・・・サニタリースペースなどの水まわりに、
居室(洋室・和室・子供部屋・寝室)など・・・・。
パブリックなスペースからプライベートな空間まで。
そして・・・・「適所」に「適量」での収納計画。
使うものを使うところで収納が出来ることでそのあたりが随分と機能的になりますよ。
そして細々したものやそろわないものはできるだけ「見せない」工夫を。
収納そのものの場所で「使うもの」・・・・・。
キッチンスペースでは特に考えておきたいところ。
食品庫・・・・・・パントリーと同じく「レンジ」や「炊飯器」・・・・「冷蔵庫」など。
気になる物を隠してスッキリとさせるような提案も考え中。
キッチン後ろの「収納」のシステム化。
キッチンと同化するようなイメージでの「引き戸」付きのキッチン収納。
使うときだけ「開ける」事で普段は見た状態もスッキリとした「キッチン」になりますよ・・・・・・。
使う頻度とどのように見えるのかを考えると、
プランによってはそんな選択を
することが「空間をスッキリ」させることにつながったりしますよ。
視線の向きを調整することで生まれる「死角」での
工夫と同時に「調整」しておきたい勘どころですよ・・・・・・。
スッキリとさせることで生まれる余白と気持ちのゆとり。
広さにこだわる計画や逆に程よい広さと奥行きを求める場合など、
住まいづくりには「家族の価値観」や「計画の価値観」」などによりその方向性は随分変わります。
実際に監理る広さを求める場合とそうではない場合など、イロイロありますが、
広さや奥行き・・・・・明るさ、風の通り道などを求める場合に「吹き抜け」を計画することが
よくあります。
いい意味で、開放感をつくり出し、家族の上下階でのつながり・・・・孤立化を防ぐような仕掛けや、
先にも書いたように、開放感による快適性など・・・イロイロな良さがある反面、
夏や冬の光熱費の話しやその他に「空間をつなげる事」による内容も。
つながっている空間という意味で考えると音やにおいもつながるという事・・・・・。
なので、冷暖房の効果以外にも気をつけたい部分があるということです。
LDKなどから仕切られずにつながっているケースでは、静粛性を求める空間が
その「吹き抜け」でつながっている場合は注意が必要ですよね。
コミュニケーションを必要とする「空間のつながり」とは別のつながりとなっている場合・・・・・。
あと、LDK独特の話しとしては、「におい」の話。
調理をキッチンで行っているとき、料理の最中に「気にならない」ものでも、
調理後の「におい」などがそのまま・・・伝わりますからね。
計画内容を吟味して「吹き抜け」の良い部分・そうではない部分を理解したうえで、
適切な場所にい意味で吹き抜けを設けたいですよね。
ただ単純に吹き抜けがあればよいという事ではなくて、
その場所に「必要とされる吹き抜け」でありますように・・・・・・。
きちんとした「役目」をそして機能を発揮できる空間設計が大事ですよ、
吹き抜けに限らずにLDKからの階段にも・・・・・。