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設計とデザインのチカラで
暮らしの空間を上質に整えてみませんか?
※(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家坪庭の事例
住まいの設計とデザインから生まれる
時間と空間から成り立つ
過ごし方のある場所の価値。
家を建てるときに
素敵な庭を持ちたいと考える方は、
多いと思います・・・・・。
※(仮称)おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家坪庭の事例
そんな希望を叶えてくれる
庭の一つに「坪庭」があります。
他者には見せず家人だけが知る、
そんな坪庭の 家で過ごす時間が長くなると、
外部との繋がり方が
とても大切になってきます。
※(仮称)もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家坪庭の事例
窓をいっぱいに開け、
大きく背伸びをしながら空を見上げ、
ホッと一息つきたくなりますが、
そんな姿を道行く人から
見られる事は避けたいと思うもの。
※(仮称)もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家坪庭の事例
外に開きながらも、
外からの視線の干渉を避けられる空間、
それが坪庭ですよね・・・・・・。
建物の奥に壁や塀で
仕切られた小さな庭を設け、
その庭から様々な
恩恵を受けて・・・・・。
明かりを取り入れることが
出来る坪庭は
廻りを壁や塀で囲まれた
光の入らない場所に、
穴を開けたような空間です。
したがって窓の位置や数、
大きさを工夫することで、
本来ならば真っ暗な部屋に
光を取り込むことも可能になりますよ。
電気とは違う太陽光の明かりは、
室内の雰囲気さえも
健康的にしてくれます。
風を呼び込み換気効率を高める
窓の無い空間は
空気を動かすことが出来ません。
一つの窓を開けただけでは、
風は入って来ないのです。
ところが建物の奥に
坪庭を設けて穴を開けると、
一気に風の流れが生まれますよ・・・・・。
風は室内の臭気や湿度、
ゴミや埃などを
室外に運ぶと同時に、
室内の仕上げ材が、
湿度により劣化することを
防ぐ・・・そんな役割も果たしてくれます。
開放感が生まれる室内が
外と繋がることで、
視覚的に部屋を
広く感じさせる効果が生まれます。
坪庭から空を見上げることのできる、
他者には知ることの出来ない
家人だけが楽しめる空間となります。
小さな子供がいる家では、
そこがプールになるかもしれません、
また家族が作った雪だるまが
飾られる場所になることもありますよね。
防犯面でも安全で、
家族だけが楽しめる場所は、
家の中に設けられた「ホッ」と
息の抜ける場所となりますよね・・・・・。
家にいる時間が長くなる時には、
大切な息抜きの場所になることも。
アートとして楽しめる坪庭を
景色として楽しむことも可能です。
窓枠を額縁と見立て、
大きな一枚の絵となる庭を設えることで、
そこはもう我が家だけの美術館になりますから。
坪庭はもともと「壺庭」
という字が用いられていましたが、
その語源は平安時代にまで遡ります。
当時の建物と建物を繋ぐ
渡り廊下に面した空間を「壺」と呼び、
植栽などを施した
日本庭園が設えられていました。
ですから今でも坪庭には、
手水鉢を置いた茶室風の設えや、
枯山水を設えた純和風な空間が多いのです。
それが最近人気のある「和モダン」の空間に似合うと、
好まれているのでしょうね・・・・・。
坪庭を作るなら留意したいこと、
工事費が高くなる
建物に凹みを設けて造るために、
外壁の面積が増えてしまいます。
当然、外壁材や断熱材あるいは
窓を設ける費用が必要となり、
工事費の増加に繋がります。
また坪庭内に植栽をはじめとした
造園工事を施すことになれば、
その分の費用も必要となり、
それらも含めて工事費の増額へと繋がります。
室内面積が狭くなる
室内空間を凹ませることで造られる坪庭なので、
その分、室内の面積が狭くなりますからね。
晴れた日には屋内空間と
一体化して利用する事も出来ますが、
天候の悪い日には同じようには扱えません。
その辺りのことを
十分に認識した上で、
土地の広さや形、
坪庭の必要性などを考えて
設置することが大切ですからね。
掃除やメンテナンスが必要・・・・・。
坪庭を設けた場合、
きれいな状態に保たれていることが
一番大切になります。
枯葉やゴミが散らかったままでは、
坪庭を眺めても楽しくないでしょうし、
そこで遊ぶことさえ
止めてしまうかもしれません。
綺麗な状態で保つことが
望ましいのは
普通の庭でも同じことではありますけど、
室内により近い距離間で
造られた坪庭の場合には、
汚れが目立ってしまいますから。
したがって、より一層の
配慮が必要となりますよ・・・・・。
雨水排水への対策が必要であるという事。
坪庭を囲む四方向が閉じた壁の場合には、
雨水排水への慎重な対策が必要になります。
例えば坪庭の床面にタイルなどを
張った洋風な設えとした場合、
雨水排水への対策が不十分だと、
坪庭にプールのように
雨水が溜まってしまう可能性がありますからね。
場合によっては、
室内へ流れ込む危険性さえあるので、
万全の措置を講じておくように。
坪庭は利点の多い場所であるという事。
とても心地良い空間と
することが可能な庭ですよ・・・・・。
とくに狭小地や変形地に
家を建てる場合には、
坪庭を上手に設けることで、
外部からは窺い知ることのできない
家人だけの憩いの庭とすることができます。
ですがそこには費用的な問題や、
管理する手間と難しさも生じます。
自分たち家族にとって坪
庭が本当に必要なのか、
そして美しさを保ち続けることが
出来るのかをキチンと考えを
反映する事が大切ですからね・・・・・。
設計デザインの価値基準として、
家で過ごす時間を丁寧に考えてみませんか?
部材と素材の集合体が
建築の空間である事・・・・・・。
良い意味での暮らしに影響がある
そんな場所にデザインして
設計で整えるように。
暮らしの環境を紐解きながら
現実と理想のギャップを詰めながら
暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。
Produce Your Dream>>>>>
建て主目線+αの提案・・・・・。
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