暮らしの空間に素材からの派生で質の良い時間軸を過ごす事が出来る様に・・・設計デザインのアイデアと選択で空間の趣を丁寧に、和モダン・・・和とモダンの融合にも和紙の魅力を設計に持ち込むという事。

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住まいと暮らしの空間に

和紙のある魅力・・・・・・。

素材の検討での価値空間。

 

素材の選択とデザインによる

暮らしの趣がありますよね。

吉野和紙でのセレクトも

越前和紙でのセレクトでも

それ相応の暮らしの趣が生まれますから・・・・・。

和とモダンの融合をデザインする際に

僕も建築家としての判断の一つに

和の素材として和紙を検討します。

越前和紙や吉野和紙を使うのは

そういう考え方を踏まえて

素材からの派生を

空間に盛り込むというプランの考え方です。

和の空間、和モダンの空間に

和紙を選択することでの

空間の質感をデザインするように・・・・。

 

人工的な照明からの光も

屋外から降り注ぐ日商の価値も

少し和紙を透過させるだけで

空間に異なった質の良い

趣を生み出すデザインに・・・・・。

 

例えば、障子紙の魅力。

障子に使う紙、つまり障子紙は

どんな紙が使われていいる

のかというと和紙です。

 

ではなぜ和紙なのでしょうか・・・・・・。

それは、和紙の持っている

「はたらき」にあります。

これには和紙の構造がポイント。

 

和紙は軽くて強い天然繊維を

薪を乱雑に積重ねた恰好に

重ねてシート状にしたものですから、

繊維間にスキ間が数多く生じており、

表面は凸凹しています。

 

 

直射日光のまぶしさを

和らげる障子がつくる

やわらかで暖かな、

心もとない光の美しさは実は、

和紙のもつ特筆すべき

素材性によるものなのです・・・・・。

 

障子紙の多孔性という

フィルター効果の高い特質。

 

 

自然なカタチで換気と清浄化が行われるため、

機密性が高まった住宅環境で

ここ10年間に倍増する幼児アトピーも、

障子を利用すれば

通気性がよくなり環境も変化しますよ。

そして障子には

吸湿性もあるために

室内に湿気がこもるのを防ぎ、

湿度の高い日本の気候には

最適な建具です。

 

 

勿論、これらの特長を効果的に保つには、

メンテナンスも大切ですから

障子紙を張り替える事も

暮らしのプランには盛り込みながら。

 

 

質の良い心地をデザインする設計の価値と

アイデアで、暮らしに時間の質を

感じる事が出来る様に・・・・日々丁寧なデザインで。

 

 

 

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