奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

思想から考えて設計するデザインの着地点、和モダンのイメージを悟りの窓や吉野窓から拡張しつつ心の在り処のような空間を風景と佇まいのデザインとして住まいの設計に。

2023年11月27日 | 和モダン 思想

 

風景や空間、

そして庭を切り取る空間の存在。

 

※門屋・塀を含んだ和モダンの佇まいをイメージした数寄屋の家提案

 

建築設計、特に住宅の設計に携わる際には

人を考え建物を考え、

どういった空間にする事が

最適な状態となるのか?

モノゴトを決める際、

何を入れて何を入れないべきかを

特に意識するようにしています。

※モダンな印象を障子のイメージでデザインしたステンドグラスでの丸窓

 

庭や風景、

そして佇まいをを

どのように空間へ入れるか、

思考に多くの時間をさきます。

 

窓そのものの存在が

見え方や感じ方を変えるからです。

 

窓のカタチやサイズで

その壁自体の印象も

空間もイメージも変わります。

 

勿論それだけではなくて

段説や遮熱の性能も

掃除の方法も

維持管理も・・・・・etc。

 

素材や材料、

ひとつひとつに意味があり

選定や提案にも意味があります。

 

皆さんも

素敵な空間があると

ついつい目がいってしまいませんか?

 

cafeや美術館のエントランス等

窓の印象で風景の見え方や感じ方

印象が変わりますよね。

※中庭を望む玄関先に悟りの窓をイメージした丸窓を設計

 

庭や気持ちの存在を

どのようにカタチへ反映するべきか、

窓への意識も大切にしています。

 

小さなスペースでも

庭の開放感と明るさに

眺めを進めてみようという

気持ちになる事はありませんか?。

※階段と余白の間に吉野窓をイメージした丸窓を設計

 

勿論それは家の中、

室内空間でも同じ。

 

室内の絞られた空間と

外の対比で

見え方も様々に変化します。

 

空間でどのような視線で

その窓を意識するのか?

 

空間での過ごし方に丁度良い

そんな窓や景色の意味が

大切だと考えていますよ。

 

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 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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