奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家の間取り、住まいの設計デザインの勘所、心地いい場所はLDKだけではなくて、寝室にも適切なデザインの価値と配慮の意識を持つように、明るさだけを求めるのではなく、睡眠の質を確保できる位置関係や窓も。

2018年05月31日 | 家 住まい 間取り プラン

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※寝室でデザイン設計CG提案事例

 

住まいの設計・・・・。

家族の暮らしの習慣や

生活環境(ライフスタイル)を加味した

デザインは家での過ごし方の質を変えますよね。

 

 

1日の3分の1は睡眠時間で、

その間は寝室にいます。

つまり、寝室は人生の3分の1を過ごす場所であり、

寝室を快適にすることは

生活の質を向上させることにもつながります。

 

 

快適な寝室にするために、

まず必要なのは適切な広さです。

ベッド派の場合は、

ベッドを置くスペースと共に、

サイズに合わせて

ベッドメーキングができるスペースも

考慮しておくことは大事。

 

 

ダブルやセミダブルのベッドなら6畳以上、

シングルベッドを2つ並べるなら

8畳以上の広さがひとつの目安です。

 

 

照明器具は強く白い光のタイプではなく、

柔らかく暖かい色の光で

広がるタイプが最適・・・・・。

横になったとき、

目に直接光が入らない配慮もお忘れなく。

 

 

さらには窓から入る外の光や音、

熱気や冷気を遮断するために、

シャッター雨戸や厚手のカーテンで

対策しておきたいものですよね。

 

 

特に東の窓は、

夏場の早朝から強い太陽光がさし込みます。

不用意に早く目が覚めてしまわないよう、

窓対策もしっかりしておきたいところが

設計の勘所ですよ。

 

 

いつまでも夫婦仲が円満であるように、

寝室はお互いのペースを尊重する工夫も

施しながら「睡眠の質」を考えた部屋として

方位や周辺状況を加味した位置で

適切な状況を「寝室」として使う事が出来る様に

寝室の持つ意味を紐解きながらデザインです・・・・・。

 

 

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