奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りと空間の工夫で暮らし方も生活の環境も良い意味で大きく変化する居心地の提案設計デザインを丁寧に間取りは畳数(帖数)だけで検討するのではなくて何をする場所でどんな領域が必要なのか?

2021年01月23日 | 家 住まい 間取り プラン

設計とデザインのチカラで

注文住宅だから出来る

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※場所と空間を兼用するデザインを施した過去物件LDK空間提案事例

※場所と空間を兼用するデザインを施した過去物件LDK空間提案事例

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

家づくり(新築・リフォーム)を

考える際に

これからの暮らしを想い、

新たな間取りや

自身が思う希望を叶えるために

夢が膨らんでいるかと思います。

 

この間取りは

家そのものの

大きさにも影響してきますし、

住まいの生活動線(人の移動の仕方)や

住み心地の良さを

大きく左右するものでも

あります。

 

より良く暮らす事が出来る家

としていく為にも

注意しておきたい

間取りの基本的な考え方を

少しご紹介

しておこうかと・・・・・。

 

 

基本的に住み方の概要を

聞かせていただいた上で

僕の方からご提案いたしますが、

あくまでも「間取り」としての

基本的な考え方。

 

面積(広さ)の

配分の目安として

家に必要となる部屋数と

その広さ(参考として帖数)

について考えていきます。

 

部屋数と広さを

合計していくと

家の大きさがわかってきます。

 

しかし、

この合計だけで

家の大きさを

決定してはいけません。

 

家の間取りには

この部屋の他に

玄関やホール・廊下、階段、

そして収納といったように

付属する必要な面積(広さ)も

考慮した上で

部屋名よりも「何をする場所なのか?」を

考えておおよその広さを

想定するよ事が大切。

 

皆さん身長も動作のふり幅も違います。

 

分かりやすい場所だと

キッチン(台所)空間の広さ認識。

 

奥行や幅の違いは

移動の仕方や調理の癖、

基本的動作に関して

影響が大きく出ます。

 

それと同じく、

ご自身では意識していない

日常的な動作が「住む行為」に

多大な影響を持つ事に

気が付かない事も多いですから。

 

そういった範囲を意識して

自分の使う部屋の使用領域と

何をする部屋なのか?

という点、

動作を見直す事ですることで、

必要だと思って

希望する部屋の数が多すぎたり、

広すぎたり、

逆に少なかったり

狭かったりという事に

気付く事が出来るかも

知れませんよ。

 

家全体の

おおよその広さを

想定する方法として、

数値でわかりやすく考えると

LDKと個室

それぞれの帖数を

合計した面積(広さ)に

余裕度として1.5~1.8を

かけたものを

家全体の必要面積と

想定できます。

 

あくまでも目安ですが・・・・・。

 

収納の面積についても

重要で、

使い勝手のよい間取りにしたいと

考えたときに

収納の計画はとても大切。

 

収納は少なすぎても

不便になりますし、

多すぎても無駄なスペースと

なってしまいます。

 

敷地内に

外部の物置などを

検討するのも一つの方法で、

屋根裏部分を

ロフト収納とすることも

スペースを有効に使う

手段かと思います。

 

そして大きな収納物が多いのか

小分けするような収納物が多いのか?

 

収納物の種類や使う場所でも

その使い勝手や

収納スペースのサイズ計画は

変わりますからね。

 

では、目安として

どれくらいの収納スペースを

目標に計画するべきか?。

 

あくまでも建築計画論からは

収納スペースの大きさを

想定する方法として、

家全体の面積に対し、

10~12%くらいが

収納となるように考え、

これを目標に計画すると

良いとされています。

 

ですが皆さん、

持ち物の総量は異なります。

 

実情を加味しつつ

断捨離するべきか?

断捨離せずに

トランクルームを借りて

併用するべきか?

 

家に対する収納スペースが

50%になっても

総量を確保するべきか?

 

収納物によって

「コレクション」であれば

あえてホールや廊下、

リビングに飾る計画にするのか?

 

方向性が先ずは重要ですよ。

 

そこに加味して

廊下の計画は大切。

 

必要な部屋数が

想定できると

それぞれの部屋を

1階・2階など何処に

計画するべきかを

検討していきます。

 

そうすると

その部屋へ向かうための

廊下が必要となることがわかります。

 

この廊下計画はとても大事で、

廊下が長すぎると

通行にしか使えない

無駄なスペースとなりますし、

使い勝手も悪くなりがちです。

 

そして可能であれば、

廊下にはできるだけ

光が入るように

計画したいものです。

 

廊下空間のどこかに

窓とつながる場所があれば、

自然光を取り込むこともできますし、

通風を確保することにも

役立ちますから。

 

一見、

重要視されにくい廊下ですが、

実はとても大事な部分なので

配慮しておきたいものです。

 

家のかたちにも

注意が必要で

家の広さと部屋の分配が決まると、

家の形も検討していきます。

 

家の形というのは、

外観の見た目にも影響します。

 

特に敷地のアプローチ側や

家の玄関廻りなどは

目にする機会も多いので、

この形という部分にも

注意をしておきたいところです。

 

家の形は複雑すぎると

施工のしにくさにも影響するので、

施工費が

割高になる傾向がありますので

できる限り凸凹の少ない

シンプルで通りよい家の形を

計画すると良いですよ。

 

だけど、土地(敷地)に対して

近隣の影響も加味して

周辺環境を考慮して考える

家の形が正解だったりもします。

 

周辺環境の影響量の考慮です。

 

周りに日差しを大きく

遮る高い建物などがないか?。

隣家との位置関係にも

注意しておきたいところです。

 

周辺環境に配慮しながら、

できるだけ日差しや通風を

確保しやすいように

家の形・窓の位置を

計画するという意味で・・・・・。

 

冬至の日に

1階に影を作らせないためには、

南側隣家との間隔を

約8mほど確保する

必要があると言われていますが

現実的にそういった土地に

家を建てるのか?

それが可能な状態に持っていくのか?

仕掛けや工夫で

その内容と配慮を

同等の結果に近くなる

住み方が可能となる

デザインを

配慮として設計するのか?

 

住みやすい家づくりには

間取りの考えはとても重要です。

 

様々な要素を取りまとめて

暮らし方の中に反映する

間取りの持つ意味・・・・・。

 

外側にも内側にも

考慮を向ける視野が

大切ですからね。

 

毎日の暮らしの軸を心地よく。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

良い意味で暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

 

 

 

 


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