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イギリスの国旗は、イングランドの赤十字と、スコットランドの青地白斜め十字と、アイルランドの赤斜め十字を合わせたデザインになっている。
オ一ストラリアの国旗は、左上の英国旗は、英連邦の一員であることを示し、5つの星は、南十字星を示し、左下の星の7つの光角は、6つの州とタスマニア島を表している。
ドイツの国旗は、ナポレオン軍と戦ったプロシアの義勇軍の軍服(黒字、赤い肩章、金ボタン)に由来している。
ベルギーの国旗は、かってブラッセル一帯を治めたブラバント公の紋章「黒地に赤い舌を出した黄色いライオン」に由来している。
フランスの国旗は、1789年のフランス革命時に誕生した自由・平等・博愛を表している。このフランス国旗は、その後、多くの国旗に影響を与えている。
ル一マニアの国旗は、フランスの国旗の白色を黄色に変えたもので、19世紀の独立時に制定されている。
オランダの国旗は、16世紀にスペインからの独立を指揮したオレンジ家の紋章の色(オレンジ・白・青)に由来しているが、後に、オレンジが赤に変わっている。
ルクセンブルクの色は、王家の紋章の色に由来し、オランダの国旗に酷似しているが、青が少し明るくなっている。
ロシアの国旗は、18世紀に、時のピョ一トル大帝がオランダ国旗を参考にして定めたロシア帝国旗である。
ブルガリアの国旗は、白色は純潔と平和、緑色は農業と大地の豊かさ、赤色は愛国心を表していて、ロシア国旗の影響を受けた配色になっている。
ユーゴスラビアの国旗の青・赤・白は、スラブ人の国旗に共通の色で、ロシアの国旗に習ったデザインになっている。
イタリアの国旗は、緑色は美しい国土、白色はアルプスの雪、赤色は愛国心を表し、フランス国旗の青を緑に変えたもので、三色は、自由・平等・博愛をも表している。
オ一ストリアの国旗は、十字軍遠征の際、レオポルド5世の軍服が敵の血で赤く染まり、ペルトの部分だけが白く残ったという伝説に由来している。
スイスの国旗は、オ一ストリアからの独立を求める戦いで、兵士が持った赤地に白い十字架を描いた楯に由来している。
スペインの国旗は、国土(黄)を民族の血(赤)で守る強い決意を表し、紋章は、合併して作った昔の5王国の紋章を組み合わせたもの。