日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

新型インフルエンザの検査と治療

2009-09-17 12:34:39 | Weblog
 新型(H1N1豚)インフルエンザの治療に有効なオセルタミビル(商品名:タミフル)やザナミビル(同リレンザ)などの抗ウイルス薬は、インフルエンザによる入院患者や合併症リスクの高い人にのみが使用すべきであるとする、抗ウイルス薬使用に関する米国疾病管理予防センター(CDC)の新しい勧告が発表された。
 イギリスでは、直接受診しなくても、インターネットでそれなりの詳細な症状を報告することで、抗ウイルス剤がもらえる(他人が替わりにもらいに行ける)。アメリカは、耐性を考えて、今回の様に、症例に応じて抗ウイルス剤を使用する方針になったのだ。現に、耐性の新型ウイルスが発見されている。
 日本場合、殆どの例に抗ウイルス剤が処方されている。検査の試薬も不足がアチコチで言われ始めているが。
 時間外に熱で心配して、子どもさんを連れてくる親御さんが目立つ様になっている。9月5・6日&12・13日の土・日、そんなケースが多かった。が、全てインフルエンザでなかった。今度の連休も、熱での来院、多そうだ。まだ、8月と9月、インフルエンザA型(+)の子どもは、当院ではいない(大人では3人のみ陽性だったが)。連休で人の移動が激しくなった後に流行しそうな気がしないでもない。
 インフルエンザの試薬も少ないのに、検査を患者さんの要求通りにどんどんするべきか、インフルエンザと言うことで、症状が軽くても、悪化を恐れてタミフルやリレンザをどんどん処方していいものかどうか、頭の痛い所だ。
 しかし、昔は、試薬もなく、特効薬もなかった。インフルエンザ流行時期になると、外来の年齢層が、急に乳幼児群からグッと年齢が上がって、大きな子が沢山来ていた。それから小さい子が多くなって、大人が多くなるって感じのことが多かったかな。
 で、もっと昔は、春休みが来るまで、流行が止まらなかった。冬休みや春休みになると、学校で伝染しない関係でか、インフルエンザの子ども、急に少なくなって行くことが多かった。
 で、最近は、流行しても、大流行って感じはなくて、嘘みたいにパタッと止まることも多くなっていた。予防接種をしたりして、免疫を持っている人が多くなっているからと思われる。
 海外では、新型インフルエンザで0.5%もの確率で死亡しているのに、日本では、0.01%以下、これって、凄いことだと思います。この快挙、何故、マスコミは騒がないのかなあ?!
 日本の医療は、素晴らしい。平成20年の日本の医療は、新生児死亡率1.000人に1.2人、乳児死亡率1.000人に2.6人、周産期死亡率1.000人に4.3人で、世界一。
 オバマさんが一生懸命に皆保険にしようとしている姿、充分に理解できます。

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宇宙人は地球を救う?!

2009-09-17 09:28:21 | Weblog
 別れ際って、人間関係を作る上でとても大事と思うし、人柄がその時によく出ると思う。
ある大きな病院の故・理事長は、職員が去る時に、必ず会って、必ず礼を言い、「又、何かの縁で機会があれば、関係を持って下さい・・・」と言われていて、その多くの人が涙を流していた。
 亡くなった時、どれ程多く人がどれだけ深い涙を流してくれるか、それでその人の生前の価値が解るって感じで書かれた本があったかな。
 ある病院のスタッフが、「親が亡くなった時、その親と子の関係がよく解ります。・・・」何て言われていたが。
 あるスナックのママさんは、お客さんが帰る時、一人一人必ず見送りに外に出ていた。それって、大したことないみたいだが、リピーターを確保する為には欠かせないことらしい。
 今回の自民党から民主党への引き継ぎも、石破氏は、立派にちゃんとしていた感じだが、他の人達はどうだったのかな。
 「国の方向を間違えないように・・・」何て言っていた人もいたみたいだが・・・?!総理を辞める時、記者を一切遠避けたり、貴方とは違うんだ何て言ったり、いろいろあるけど、潔く退くって言う日本古来の生き方も、政治家には必要だと思います(政治家に限らず、教育界や医療界でも同じと思いますけど)。
 自民党の総裁を決めるのに、若い人の名前が積極的に出てこないのは、今まで上の人達が強くて、下の人の意見が無視されてきた為ではないでしょうか?ちゃんと下の人達を立派に育ててこなかったツケが今来ているのだと思います。実は、選挙に大敗した理由として、それが大きな問題だったのではないでしょうか。それにしても、国会議事堂内での部屋の入れ替えで、だだをこねて替わろうとしなかったり、首相指名で、白紙が駄目だからとその場で形式的に代表者を決めたりと、今まで何故こんな党に任せていたのかと思っている国民、多いかな。
 今回の鳩山内閣での大臣のメンバーを見ると、若い人が少ないが、その理由として、民主党の議員の半分近くが(143名)新人で(その中に若い人が多いのだが、力が未知数なので)、これからの実績を見てとなるのでしょう。
 政治家に強く望むことは、ごまかさないで欲しい、嘘を付いて欲しくない、良心に従って正直に振るまって欲しいということでしょう。
 又、政治家が変な方向になってしまった場合、そんな政治家を選んだのは、国民だと言うことです。政治家に責任を全て投げかけることなく、そんな政治家を選んだ選挙民の責任も当然問われるべきなのです。
 「共に生きよう、明日を信じて・・・!」

 ところで、「宇宙人の攻撃から地球を守れ!」って感じのプラカードがテレビで写し出されていたが、逆に、この鳩山宇宙人が「「友愛」の精神で、積極的な平和外交で戦争や軍備をなくして、地球を救うんじゃないのかなあ。是非、そうあって欲しいなあ。





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