日本の心・さいき

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日本語は曖昧・・・

2009-10-18 10:27:11 | Weblog
  「橋」と「箸」と「端」、音の上げ下げがどんな風になっているのか、いつもそれを使っている日本人にしても、尋ねられると、ちょっと考え込んでしまう。
 中国語には、声調がある(4つ)。ピンインで発音が表記されているので、解りやすい。が、普通のローマ字読みと違って、tianをティエン、zhengをチョン、siをスーなどと発音するとなると、少し難しく感じでしまう。又、声調により、意味が全く変わってしまう。
 ミャンマー語では、声調が3つしかないが、それが、中国語と違って、文字としてしっかりと書かれている。
 チベット語には、声調が4つあり、30ある基字の前(前置字)や上(上接字)や下(下接字)や後ろ(後置字)や更に後ろ(再後字)にいろいろ付くことで、発音の仕方が微妙に変えられている。
 タイ語には声調が5つあり、声調符号がある。子音字に3つの群があって、それに声調符号が付くと、微妙に変化する。これを覚えるのが、少し大変。
 ベトナム語には、6つも声調があり、その声調記号が文字の上下に初めからしっかりと付いている。
 しかし、日本語だと、実に曖昧だ。外国の人に言わせると、それがとても難しいと言う。又、一つの漢字に対しての読み方が何通りもあるのが大変だと言う。
 多くの日本人は、1000文字以上の漢字を日常難なく使いこなしている。新聞を読めない人、まれ。外国の人にとっては、日本語の発音の仕方はさほど難しくないとのことだが、平仮名と片仮名以外に、この漢字を一つずつ覚えて行くのが大変みたいですね。
 今は、ちょっと漢字ブームって感じになっているが、日本人にしても、書き順までしっかりと間違いないかどうかとなると、・・・?!


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