日本の心・さいき

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ストレス解消法

2010-03-22 10:02:39 | Weblog
 昨日の夜、民放のテレビで、脳についての興味深い話がその関係者からあった。
 ストレスには、3つの種類があって、それは、1、身体的な苦痛によるストレス、2、快楽が得られないことによるストレス、3、認められないことによるストレスとのこと。
 で、ストレスを初めからない様にすることは不可能。しかし、それを上手く解消する方法は、ちゃんとある。
 その解消法には、2つあって、1つは、セロトニンの分泌を促すこと。ストレスがあると、交感神経が優位に働き、いろんな体の変調が起きるが、その時、セロトニンが分泌されることでそれを回避できる。
 そのセロトニン(必須アミノ酸の一つであるトリプトファンから出来、アミンなる物質である)を出すには、次の3つがある。1、朝太陽の光を浴びること、2、リズム運動をすること、3、タッピングタッチをすること(人と関わること、出来れば、人に触れること)。 
 もう一つは、感動の涙を出すこと。それにより、脳の血流が多くなり、交感神経の緊張が取れて、脈拍数が少なくなるとのこと。
 ムーッ、自分の場合は、早起きだし、いつも太鼓のリズム打ちを(バチを持って、太股の上で)殆ど毎日してるし、外来では、子どもの脈(両手首)を取って診ているなあ。自然と身に付いたストレス解消法をしていたんだなあ(と、自分がしていることに感心?!)。(患者さんから、自分のストレスを取ってもらっていたんだなあ!)
 感動の涙、そうだなあ、近頃、テレビを見て涙ぐむことが多くなっているかな。ちょっと前にあったテレビの「ドラえもん」の内容、→地球と違う別の天体で(地球上では、あまり評価がない主人公の二人が)、そこの惑星の人達を救う為に大活躍している姿があって、これって、必殺仕掛人みたいだと思って、いたく感動したけど。やはり、老後の生き方としての「カキクケコ」の「感動」「緊張」「くつろぎ」「継続」「好奇心」は、間違いないかな?!
 建築家の安藤忠雄氏が言われていたのを思い出した、・・・「人間が部屋の中で四季を感じることなく、365日、24時間、エアコンの聞いた中で過ごすことは、不自然です。やはり、夏は暑さで汗を流し、冬は寒くて、それを肌で感じるべきです。私が設計したのに、ちょっとの距離ですが、家の中で、いったん外の空気に触れ、雨が降れば傘をさして別の棟に行く様にしています。」と。
 さて、今日も(休日)、患者さんを診て、ストレスを取ってもらおうっと。
 

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