

100%と99%の差って、大きいと思う。100%は、どこまで完璧か不明。99%だと、ちょっとは上手く行かないって感じになるので、分母が大きくなると、それなりに多くなる計算だ。
と言うことは、どの大学(80)も、例外なく、国家試験の不合格のケースに悩まされていると言うことになるかな。
毎年、思うことだが、旧帝大の成績が平均ぐらいが多いのに、地方の新設の国立大の成績がいいケースが多くなっている。一方、私立では、昔から由緒ある私立大では、成績のいい所が多いのに、反対に、新設の私立大学では、悪い所が多い傾向にあるかな?(もちろん、自治医大や産業医大など、例外はあるが)。
旧帝大で目立つのは、再受験の合格率の悪さだ。いろんな分析があると思うが、大学に入るまでの人と入ってからの人の差が、6年間でしっかり付いていると言うことではないだろうか。中には、臨床より研究に興味を持って、国師の勉強にあまり真剣に取り組んでいない人もいるだろうが。
500問、3日間と言う過酷なスケジュールでの医師国家試験。かなりの精神力と理解力が試される。一度失敗しても、1年間、真剣になって頑張れば、その多くは合格して当然だと思われるが、それが出来ないのは、試験に臨む以前の問題、つまり、精神的や肉体的な弱さがあるのかも知れない。
問題数が多いだけに、昔と違って、その時、たまたま(インフルエンザに罹患したりして)不合格になってしまうことがあっても、まぐれで合格と言うケースは、少ないのでは、・・・?
国家試験は、ゴールではなくて、出発点だ。本当の試練は、今からのはずなのだが、・・・?!
http://venacava.seesaa.net/article/145183739.html
http://www.tecomnet.jp/op/104/104gj01.asp
以下は、私の時の受験(昭和51年3月)模様。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20070526/1