日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

ザッケローニ監督・・・

2011-01-31 18:58:12 | Weblog
  サッカーのアジアカップで、日本を優勝に導いた「ザッケローニ」監督が今、マスコミで注目されている。
 今回、日本選手の活躍は、素晴らしかったけど、そこには、それを可能にした監督の力、これがあってのことだなあ・・・。
 ある公認会計士が言われていた・・・→「請け負うかどうか、それは、・・・→手っとり早い方法として、一番上と一番下を見ればいい。それは、具体的には、トップ(院長、社長)とトイレです。後は、その間にありますから・・・(←ナルホド!)」。
 このザッケローニさん(57歳)、北イタリアで生まれで、両親は、ペンション経営の仕事をしていて、彼も手伝っていた。16歳の時、肺の疾患で、2年間休んでいる。彼は、「堅実」「温厚」「地味」って感じに思われている。(南イタリアのナポリ出身のジローラモさんとは、対照的かな?)
 優勝が決まった直後、選手が彼の元へ駆け寄り、次々とハグしていた。その仕方、良く見ると、ハグして、そのハグの最後に、更に、強くハグしているシーンがあった。(・・・←これだ!これが、選手と監督の関係を如実に物語っていると思った。)
 ザッケローニさん、今までの苦労が、選手とのコミュニケーションを取る上で、とても役立っている。日本の文化を学び、日本人の考え方を学び、日本人の生き方を学び、そして、選手一人一人の性格や技能だけでなく、その家族構成まで、把握しているのだ。
 11人だけで闘ったのでない、それ以外の人の力、皆の総力で勝ち得ていることをはっきり口に出して声高に言われていた。(・・・←日本の武士道精神って感じだなあ?!)
 口数は、少ないらしいが、ちょっとした選手への注意の一言が的を得ていて、日本選手がそれに素直に従ってきている。しかし、その一言も、選手をよく把握した上での、彼の溢れんばかりの愛情の表現なのだ。
 ある選手が言っていた、「監督から任されている、信頼されている。」と。・・・←そうですね、この強い信頼関係を築くことが出来た監督、それが、今回の優勝の原動力だったかも知れませんね。
 監督と選手が堅く信頼し合う。→選手は、監督から任される。→自分の力を出し切って頑張る。→その結果、いい成果を出す。→皆で称賛し合って喜び合う。(・・・→今の日本の教育も医療も政治も、そうあって欲しいですね。)

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死 闘・・・

2011-01-31 09:18:23 | Weblog
 1月29日(土)の13:30~15:00までの1時間半、BS2で、「死闘・竜王戦」があった。
 渡辺明竜王と羽生善治名人の竜王戦の死闘の戦い。イヤー、どちらも、大好きなので、最後まで、食い入る様に、見ていた。2日間で指し、持ち時間は、8時間(名人戦は、9時間)。
 竜王での賞金は、どのタイトル戦よりも一番高い(3900万)。7冠の中で、一番注目されるのは、名人戦とこの竜王戦だ。かって谷川さんに勝って7冠を取ったことのある羽生名人にしても、この「永世竜王」だけは、渡辺さんに阻まれている。
 渡辺さんは、一番好きな駒は、「飛車」と言う。羽生さんは、一番好きな駒は、「銀」だと言う。羽生さんは、渡辺さんのことを、「谷川さんの打ち方に似ている」と言う。
 渡辺さんは、最後の持ち時間の事を次の様に言っていた。・・・→「最後に、持ち時間が1分間でなく2分間あるのって、この差は大きいです・・・」と。(・・・←エッ、8時間もの持ち時間があってるのに?!)
 羽生さんは、負けることに付いて・・・→「負けても、それが次の試合につながる様に、努力しています・・・」って感じで言われていた。
 二人共、共通するのは、スゴイ努力家だ。二人のパソコンには、ギッシリと今までの多くの対局の棋譜が納められているはず。お互いに、常に、更なる手を研究している。そんな普段からの人知れずスゴイ努力があってこそ、竜王戦でのこの二人のスゴイ死闘となっているのだ。
 羽生さんは、もう、40歳になった。渡辺さんは、羽生さんとは15歳も違う。小学生の名人戦で、谷川さんから優勝した羽生少年が、優勝カップもらっていた。それからずっと経って、小学生名人で、羽生さんから渡辺さんが、優勝カップをもらっていた。
 時代の変遷を感じる。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20081219/1

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20101216/1

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%9C%E7%8E%8B%E6%88%A6

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