日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

メンタルヘルス

2010-03-21 08:14:17 | Weblog
 3月15日(月)の17:30~19:00まで、「メンタルヘルス勉強会」で、講師の人が来て、話をされていた。その中で、チェック項目があった。

 最近1カ月間の自覚症状について、
1、イライラする
2、不安だ
3、落ち着かない
4、ゆううつだ
5、よく眠れない
6、体の調子が悪い
7、物事に集中できない
8、する事に間違いが多い
9、仕事中、強い眠気に襲われる
10、やる気が出ない
11、へとほとだ(運動後を除く)
12、朝、起きた時、ぐったりした疲れを感じる
13、依然とくらべて、疲れやすい
(それぞれ、殆どないを0点、時々あるを1点、よくあるを3点として、0~4点、5~10点、11~20点、21点以上のA~Dのグループに分ける)

最近1カ月間の勤務状況について、
1、1カ月の時間外労働(ないか適当を0点、多いを1点、非常に多いを3点)
2、不規則な勤務(少ないを0点、多いを1点)
3、出張に伴う負担(ないか小さいを0点、大きいを1点)
4、深夜勤務に伴う負担(ないか小さいを0点、大きいを1点、非常に大きいを3点)
5、休憩・仮眠の時間数及び施設(適切であるを0点、不適切であるを1点)
6、仕事についての精神的負担(小さいを0点、大きいを1点、非常に大きいを3点)
7、仕事についての身体的負担(小さいを1点、大きいを1点、非常に大きいを3点)
(1~7の総計が、0点がそれぞれを0点がa、1~2点がb、3~5点がc、6点以上がdのグループに分ける)

・Aでaか、Aでbか、Bでaか、Cでaは、0点。
・Bでbか、Dでaは、1点。
・Aでcか、Cでbは、2点。
・Bでcか、Dでaは、3点。
・Aでdか、Cでcは、4点。
・Bでdか、Dでcは、5点。
・Cでdは、6点。
・Dでdは、7点。

 以上より、仕事による負担度の判定は、0~1点は「低い」、2~3点は、「やや高い」、4~5点は、「高い」、6~7点は、「非常に高い」と判定される。

 そうだなあ、昔は、全部当てはまる感じで、最高得点だったかな(今は、してみたら、何と、0点だった!・・・秘密)。
 昔は、入院患者を独りで沢山受け持って、毎日、24時間休みなく拘束されて、訴訟も抱え、トラブルもたくさん抱え、慢性睡眠不足状態で、笑わず、話さず、イライラしながらも不安状態で、元気なく救急医療をしていた。
 何故あんなに頑張れたのかとも思う。と同時に、同じ経験を他の人には決してさせたくないと思う。
 今は、幸いに、それが殆どないが(今がこの30年で、一番検査データもいいし、鼻髭伸ばし出して、笑顔一杯?!)。
 
 困難なことがあっても、それをバネにして、プラス思考でチャレンジして行こうとする人がいる一方で、自信を失って、どんどん落ち込んで行く人もいる。それで、メンタルヘルスの場合は、その人のタイプに応じて対処するべきなのだ。
 とてもよく頑張る責任感の強い人には、・・・→休んでも、会社はそれなりに回ると周りが言ってあげて、時々ゆっくりと充分に半強制的にも休ませて、気分転換をさせるべきだと思う。
 自分がそんなに必要とされてなく、自分の存在感があまりないって感じで自信喪失気味に落ち込んでいる人には、・・・→周りがしばしば声掛けをして、その人のしていること(仕事など、時には、生きていること)の評価をちゃんとしてあげ、そのままでいいと周りが言ってあげるべきだと思う。(症状が強い時は、専門家に紹介すべし)
 この12年間、自殺者が日本では毎年3万人を超えている。自ら(個人的なこと)の要因が大きいことの割合よりも、今は、自ずから(環境)の要因が大きくなっているのではないかと思う。
 学校関係者や医療従事者に笑顔がないケースがしばしば見られる。直接人間相手の仕事だけに、影響は深刻だ。
 「分け合えばあまり、奪い合えば足りぬ!」、又、その人の気持ちの持ち方一つで変わることもある。趣味を持つことも大切だと思います。

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無くなって分かる存在感!

2010-03-20 08:48:49 | Weblog
 3月19日(金)15:20、やっと、歯の治療が終わった。診察台に寝て、型を取ったものを被せる時に、又又、外来のナースが来て、「小児科のベッド、1つ借りてもいいですか?」と聞いてきた。1週間前と違って、今度は、「どうぞ!」と言えた。
 上左6番目の歯がない状態で、とても不都合だったなあ。
 食べ物が左で噛めないので、何か、味がちゃんと把握出来なかった感じ。硬いものを食べる時に、難儀した(右も、そんなに丈夫でないので)。左の側頭部が時々ピリピリとしていた。それに何か物足りなくて、浮いた感じで、集中力も欠けていた。
 この日の夕方早めに(病院の6階の食堂で)摂った夕食、いつもと違った感じで、特別な味がしたかな。それに、目の前の樋島の山桜が、格別綺麗に見えた感じがしたかな。
 歯がちゃんとある時は、その歯の有難さがよく分からなかった。たった1本で、これだけ難儀するのだ(前歯の時は、そうでもなかったが)。
 無くなって、客観的に見れて、やっとその存在価値が分かるってこと、あるなあ。特に、人の場合はそんな感じだ。
 医局も、今年は、2人のドクターが欠ける。補充なし。当直回数も、それなりに、大変そうだ。
 (自分が病院の前のアパートで宿泊している時は、いつも、17:00と19:30に集めて診ている。土・日・祝は、それに10:00~も。子どもしか診ていないが、とても日直・当直の先生にとっては、とても助かるみたいだ。)
 自分が長期不在の時は、病院は、平日の時間内でも、小児科医1人になるので、それなりに長期だと大変だったみたいだ。しかし、自分がここで長く続けられる為には、退職して、アルバイト医として、こんな感じで働くしかないと思って、そうしたのだ。
 今、5月連休明けにトルコに行くのに、鼻髭を生やしている。ちょっと伸びたかな。
 楽しく小児救急を出来ていることに対して、多くの人に、感謝感謝の毎日です。
 

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腸重積症

2010-03-19 09:00:10 | Weblog
  3月12日(金)、15:00から院内の歯科に行った。左上6番目の歯を抜歯していて、直ぐにブリッジが出来ないので、沖縄旅行の時は、抜けたままの状態だった。この日は、型を取った。(その1週間後に出来上げる予定)。
 歯科に行く前に、ピッチを医療秘書の人に預けた。歯の下の型を取っているちょうどその時に、救急外来のナースが来て、「先生、1歳の嘔吐の子、17時からでいいですか?」と言う。言えない状態で、頭を縦に振って返事。
 で、17:20頃にその子(女児)が隣の島から来院。母親が、「先生、本で見たら、腸重積かと思ったんですけど?」と言う。
 顔色さほど悪くない。嘔吐あり、下痢を少ししていて、熱も37.5度ある。お腹を触ると、少し不機嫌な顔をする。周りに、嘔吐下痢の子どもが多いと言う。(当院外来でも、ノロやロタがとても多くて、毎日の様に、子どもに外来で点滴をしている。)
 母親が、「時々お腹痛がるんですが、お腹が痛くない時の間隔がだんだん長くなっています、・・・」と言う。
 「腸重積って、これはただ事でないって感じで、真っ青になってお腹痛がること多いけどなあ、それに、間欠的疼痛って言うのがあって、痛くない時がどんどん短くなってくるけど、・・・」と母親に言った。(この時、今流行の急性胃腸炎だと思った。)
 「取り敢えず、漢方薬(五苓散)をお尻から入れて、しばらく様子を見ましょう。」と私は言った。
 「吐いて、熱があって、少し下痢気味で、お腹痛い感じなので、今、流行の急性胃腸炎みたいですが、・・・でもね、お母さん、いろんな腸重積があって、こんな腸重積もあるんですよ、・・・」と説明した。
 この日、17:30から、病院の会議室で、「診療報酬改定勉強会」で、前々から行く予定にしていたのだが、心配なので、この子の状態をずっと見ていた。
 顔付きがさほど悪くない、しかし、元気がない。下痢が強くない。注腸後、普段は15分もすれば、それなりに顔色が良くなるはずが、良くならない。(おかしい?)
 で、突然、2回嘔吐した。(これはやはりおかしい!)、お腹を触ると、右季肋部にしこりが触れた。便秘はないので、便秘のしこりではないはず。肝臓の硬さとは違う。触ると、顔色がサッと(痛そうな顔色に)変わった。(腸重積だ!!)
 金曜の夕方なので、(当病院の)二人の外科医はいない(と、ナースから言われる)。今日は、(超音波が得意な臨床検査技師の)送別会とのこと。小児科常勤医の先生は、既に不在。
 で、腸重積症のプロトコールをその小児科常勤医の先生と前もって作成していて、デモもしていて、整復の時は、消化器内科の先生からも立ち会わせて欲しいと言われていたのだが、ここに来て5年近くにもなるのに、腸重積症が一例もなく、それに、よりもよってこんな時にと思ってしまった。
 幸い、(救急車で35分で行ける)「○○地域医療センター」が(検査も何もせず、点滴もしないままに)快く直ぐに引き取ってくれた。発症してから6時間程しか経っていなかったが、紹介先では、直ぐに整復が出来ず、外科医も呼ばれて待機してもらっていたとのこと。
 入院して無事に退院し、3月16日(火)に、下痢がまだ残っているとのことで来院した。(手術しなくてホント良かった、良かったと、母親と一緒になって喜ぶ。)
 しかし、何年しても、典型的でない腸重積症の早期診断は難しい。こんなに急性胃腸炎が流行している時は、尚更のことだ。浣腸しても血便のないこともあったし、症状があまりはっきりしないことも沢山あったかな。

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定年・・・

2010-03-18 10:09:10 | Weblog
 病院内で、中核的存在の人が2人、今年の3月で退職する。昨日、送別会の日だった。検査室のトップと情報管理室のトップだ。20歳の時から(同じ学校を出て、同級生で)、この病院に40年間も務めていた。
 まだ、仕事が充分に出来るし、病院になくてはならない存在だと思うのに(自分も大変お世話になってきていたが)、60歳と言うことで、退職となって、以後、全く仕事はしないとのこと。
 幸い、それぞれ、陶芸や絵の趣味があるので、余生生き生きって感じだ。陶芸の個展をしばらくしたら開きたいと、昨日、わざわざ私の所まで来て言われた。(元総理の細川さんみたいだなあ・・・)
 まだ、仕事ができるのに、もったいないと思う。
 国立大の定年は、約6割が65歳で、京都大、大阪大など大学院重点化大学で63歳、東大と東京工業大では60歳定年となっている。
 が、東工大は、段階的に65歳に延長することを決め、東大も、そんな感じだ。
 本音は、・・・→年金の支給開始年齢が65歳になっていることと、定年後の再就職が難しくなっているから?!
 今の60歳は、まだ、仕事が充分に出来る人が多いし、若者のワークシェアリングの考え方で、もっともっと有効に利用するべきだと思う。
 かって「長」の付いた人が、退職後、人が変わった様に元気が無い姿を見ていると、これは、お金の問題だけではない!
 趣味や友達が沢山いて、老後に夢が一杯の人は、それでいいだろう。しかし、今までが仕事仕事で、そっちの方に殆ど力を注いでなかった人の場合は、深刻な問題になるのだ。
 日本も欧米でも、亡くなる最後の方では、幸せ度が当然下がってくるが、両者の大きな違いは、日本では、定年直後から幸せ度がどんどん下がる人の方が多いのに対して、欧米では、定年後に、幸せ度がしばらく上がる人の方が多いことだ。
 50歳前後から、仕事の合間に、定年後のことを考えて、手遅れにならない様に、その策を取っておくべきだと思います。


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お産・・・

2010-03-17 10:16:37 | Weblog
 *月*4日(日)深夜2:00、けたたましく電話が鳴った。
 「心音下がっているので、分娩室に来て下さい、お願いします、・・・!」の電話があった。で、慌てて直ぐに着替えて、5分程で、4階の分娩室へ直行。行く時、家内も目覚めて、心配そうに見送る。
 行くと、妊婦の配偶者と、若い産婦人科医(女性)と助産師と看護師、狭い分娩室に自分を入れて全部で8人がそこにいた。皆、とても緊張した顔付きをしている。
 産婦人科医が、頭の吸引を何度もし、又、馬乗りになって子宮を押している。もう、帝王切開をする時間もないし、このまま出すしかない。自分がそこに行って20分間過ぎて、やっと出て来た。
 (女児で)元気に泣いた!それもとても大きな泣き声で!皆の顔が一変した。それまで悲痛な顔をしていた母親まで、ニッコリと笑った。
 心音も肺の音もいい。色もいい。良かった。ホント、良かった。
 それから、しばらくして病院を出て、又、床に就いた。1時間ぐらい眠れなかった。
 産婦人科医って、大変だなあと思った。これで結果が悪くて何か言われたら、目も当てられないなあと思った。お産って、生まれる直前まで、どうもないと思っても、生まれるまで分からないことってある。
 朝、孤軍奮闘していた若い女性のその産婦人科医から言われました、「あんな経験、いろんなお産経験したけど、初めてでした。レントゲンにも、出口が狭いのが写っていないんですけどねえ、・・・。無事に産まれてホント良かったです。先生、ありがとうございました。」と。
 こんな熱心な前向きの先生であれば、いざと言う時、深夜、必要で呼ばれれば、いつでも行きますよって言いたい感じになったかな。
*写真は、平成22年3月5日(金)の午後、熊本市の一番の繁華街である「下通り」で撮ったもの。
 

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夫を伸ばす言葉

2010-03-16 09:18:25 | Weblog
 「夫を伸ばす5つのホメ言葉」との内容で、3月14日の民放テレビで、次の言葉が紹介されていた。
 結婚すると、夫が妻から、お誉めの言葉を頂くこと、まず、ないなあ。
 自分の場合は、(家内が鹿児島出身のせいか?)自分を子どもの前で常に立ててくれて、大きな決め事では、必ず私の了解を取っていたし、今もそうだが。
 子どもの教育で一番いけないのは、例えば、子どもの前で母親が父親の悪口を言うことだそうだ。「そんな風にしてると、お父さんみたいになるよ!」何て言うのは、最悪らしい。
 伸びた子どもを沢山見ていると、まず、親が焦っていない、親が子どもを誉める、両親の教育方針が同じってことが上げられそうだ。
 人間、誉められて、嫌な気になる人はまずいない。時々、疑われることはあっても。
 いつもいる夫に妻が言う場合も、否定的な言葉よりも、肯定的な言葉の方がいいに決まっている。
1、「それ私はいいと思うな」
2、「さすが男ね・・・」
3、「どうやったら貴方の様に出来るの?」
4、「パパの事(子どが)好きって言ってたよ」
5、「貴方に大切にされてとても幸せだわ」
 以上の5つを時々、小さな声でささやく感じで口に出すといいと思います。今日から試してみては、・・・?!

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2つの奇跡

2010-03-15 09:11:12 | Weblog
  深夜、NHKで、「14歳の金メダル・岩崎恭子選手」のことがあった。旅行中であったが、たまたま幸運にも、この内容を全て見ることができた。
 当時は、オリンピックで史上最年少の14歳で金メダルを取った言うことで、日本中が騒いでいて(いや、世界中かな?!)、「今まで生きてきた中で、一番幸せです。」って言葉が今でも思い出される。正に、誰もが予想しない奇跡的な金メダルだった。
 が、その後のことに関して、詳細に報道されることはなかった。
 彼女は、その後、全く逆の境遇にあったことを知った。マスコミから追われ、嫌がらせの電話を受け、中傷されていた。その上、岩崎選手の姉までが好きな水泳を辞めてしまった。
 彼女は、精神的にもドン底まで落ち込んだ感じになって、取った金メダルを見るのも嫌になって、金庫の中に入れて、もう、決して見まいとまで思っていた。
 つまり、オリンピックで金メダルを取ったばかり、予期せぬ悲劇が始まってしまったのだ。
 タイムも落ち、同僚に負け、かっての岩崎選手の姿が全く見られなくなった中で、もう、世間から注目されなくなった。そんな中で、再び、気を取り戻して、アトランタのオリンピックでの出場資格を得ることが出来ている。
 この時、たまたま、体が不調で、10位で、決勝戦に出場できなかった。しかし、j彼女自身に笑顔が戻り、自信を取り戻し、水泳をすることに前向きになっている。正に、これは、オリンピックで金メダルを取った以上に、彼女にとっては奇跡だったのだ。
 最高の成績を上げても、イチローにしても、北島選手にしても、マスコミと周囲の期待の中で、人知れず、苦しんで来ている。しかし、イチローにしても、北島選手にしても、又、岩崎選手にしても、周りのそんな攻勢よりも、そのスポーツをすることがとても好きだったからこそ、それが続けられたに違いない。
 イチローや北島選手や岩崎選手が、子ども達に接して、自分のやっているスポーツを教えている。その顔は、誰が見ても、紛れもなく最高のいい顔だ。
 ストレスは、一番下は、もちろんあるが、一番上も、それに劣らずあるとの意見がある。中位よりちょっと上が一番ストレスが少なくていいって意見がある。ホントにそうだと思います。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060726/7

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脳を活性化するには、・・・?!

2010-03-14 10:23:57 | Weblog
 沖縄や大阪で「カジノ」を是非って感じで言っている政治家がいる。カジノって、「バクチ」だが、現実に、パチンコや競馬や競輪などと本質的に同じ感じのもの。世の中には、そのたぐいのもの、わんさとあるけど。
 子どもの教育上、それは良くないと言って頭越しに反対する人もいるけど、財政上、必要悪って感じで、それと類似のことをしていること、他にも沢山あるけど。(例えば、喫煙など)
 人間の本能って、男性と女性では、又、年齢でも確かに違っていると思うけど、・・・時代と共に、形は変わっても、その本能的なものは、殆ど変わらないはず。
 脳は、常に快楽を求め、変化のないモノには、いつかは飽いてしまう。脳を活性化する為には、絶えず変化を感じ取らせ、適度のストレスを与えながら、快楽ホルモンの分泌が途切れない様にしないといけないかな?!
 「ノム」「ウツ」「カウ」は、男性の解消として、昔から言われてきているけど、時代と共にその内容が変化しているだけで、本質的には、何も変わっていない様な気がする。(巷には、ソープランドがあるし)
 「パチンコ」や「競馬」にしても、それがこの先なくなることは、まずないだろう。もちろん、世の中には、賭け事いっさいしない、アルコールも一滴も飲まない、タバコも吸ったことない、風俗には、一切関わらない、仕事は極めて真面目で、常に、品行方正で、仕事が終われば直ぐに帰宅って感じの男性もいるけど、それで楽しくてしょうがなければいいけど、ずっと我慢し続けて先々認知症になったらどうなのかな(事実、国家公務員が一番認知症が多いが)。
 キリストは、まず、人は罪人であることを認めなさいって感じで言われているが、生真面目な人が先々認知症になっても、誰も責任を取ってくれないなあ。
 渡辺淳一氏の書かれている本を読むと、不良老人の勧めって感じにも思えるし、又、認知症患者さんに沢山接してきたある医師の本を読んでも、歳を取ったら、ストレスを貯めることなく、不真面目に生きることを勧めている。
 もちろん、人を傷付けたり、騙したり、家族をないがしろにすることは避けるべきだけど。
 「あくび」は脳を活性化する為の自己防衛本能って感じで書かれていた本があったけど、・・・いつもと違った世界に身を置いて、バクチに凝ったり、酒に酔ったり、歌ったり、踊ったり、異性に対して(密かに)想いを寄せている何て、脳の為には、とてもいいことじゃないのかなあ?
 脳を活性化する方法、いろんな人がいろいろ言っているけど、やはり、一番大切なのは、「常に、今までと違った事をする事」だと思います。もちろん、個人差があって、毎日同じことで満足いている人もいますが、・・・。
 具体的には、いろんな人と話す(一度今まで話したことのない人の方がいいかな)、アチコチまだ行っていない所に行く、体を動かしていろいろと今までしてなかったことに挑戦してみるってこと、いいかと思います。
 宝くじを買って、時に、「当たるかも知れない」と思って興奮したり、スポーツを見たり、音楽を聞いて感動するのも、脳の活性化の為には、やはりいいことだと思います。

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首里城内での一服

2010-03-13 14:21:42 | Weblog
 首里城内での茶室で、お茶を一服飲んだ。美味しかった。ホント、一服って感じだ。一福(一番幸福)って感じだった。しかし、家内も私も、ニ服飲んだけど。

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不平等な医療

2010-03-13 09:55:47 | Weblog
 日本の医療では、保険上は、平等な医療を前提となっている。
 アメリカでは、2割が医療保険に加入していない。そんな人も加えて、国民皆保険にしようとオバマ大統領は試みているが、それに反対する割合は、国民の6割にも達しているとか。
 (1億2000万人いる)日本では、20兆円ものお金を医療費に費やしている。一方、(3億2000万人いる)アメリカでは、240兆円ものお金が医療費に費やされている。そんなアメリカよりも、日本の方が、周産期死亡率も新生児死亡率も乳児死亡率も明らかに優れているし、平均寿命も、長い。
 日本では、医療を受ける場合、お金持ちでも、そうでなくても、皆、平等だ。医師が、お金持ちに高額な医療をして、そうでない人にお金のかからない医療をする何て、ない!ホント、皆、平等なのだ。
 もちろん、保険の効かない医療の場合や個室料などに関しては、それなりに必要だけど。皆保険制度をしている限り、どんなに経費がかかっても、例え1000万円以上かかっても、(受けた月単位で)ある金額まで払えば、後のお金は、後から確実に取り戻せることになっている(スゴイ制度がある!)。
 アメリカでは、お金を出せばそれなりにいい医療が受けられる仕組みがあって、お金のない人は、いい医療が受けらないのは当然だといった考えが浸透している。病院に患者さんが運ばれた場合、病院側はまず、どんな医療保険に入っているかを確認した後、どれだけの金額の医療まで大丈夫かを本人に確認するとか、・・・?!病院側が、出来るだけ保険会社から医療費を取ろうとし、保険会社は、出来るだけ取られまいとする。
 そんな中で、オバマ大統領が、国民皆保険を持ってこようとして、大反対にあっている。
 つまり、オバマ大統領は、ペコペにお腹がすいた人が、レストランに入ったら食べられ様に。メニューを見せられて、自分の状態に応じて選んでいたのを、兎に角、どんな人でも、お腹が大変すいていれば、食べられて、飢え死にすることがない様にしようとしているのだ。クリントンもとうてい出来なかったことを。
 タイで、タクシン首相が失脚したけど、その関連の人が不思議な感じで又選ばれるのは、何故か?→それは、タクシン元首相が、貧しい人の場合は、(私がタイに行った時には)1日に30バーツの医療費だけ払えばいいとしたからだと思う(他にも理由はあるだろうが、生きる上で、医療の問題は大きいので、これが大きかったと思われる)。つまり、選挙すれば、低所得者が多いタイでは、その見方の政治家が選ばれるのは、数の上では、当然なのだ。
 沖縄県では、沖縄本島の中部・南部に、90万人がいて、それ以外全部合わせても、40万人。中部・南部は、どんどん開けていて、(救急医療などの)医療制度も最高だ。若い研修医の先生たちも、沖縄中部病院に全国アチコチから来ていて、高度医療と同時にスゴイ教育も行われている。
 が、ちょっとそこを離れて、島に行くと、医師不足で悩んでいる。産婦人科医がいない所は、病院に「助産師外来」を設けている(沖縄に行った時に、そこの新聞にそのことが大きく取り上げられていた)。
 離島の多い沖縄県では、医療は深刻な問題だ。沖縄県だけでない。鹿児島県や長崎県でも、離島が多いだけに、れなりに深刻だ。
 北海度は、九州の面積の倍もある。が、医学部は、「北海道大学」「旭川医科大学」「札幌医科大学」の3つしかない。医師不足は、もっと深刻なはず。
 同じ保険料を払っているのに、医師不足で医療が受けられない何て、不平等だ。
 教育と医療の問題、何よりも優先してもらいたいと常々思っているのですが。
*写真は、首里城。

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