9月の声を聞く頃から 「バラの夏剪定(暦的には 秋剪定)は?」と、たずねられる事が 多くなります。・・・夏剪定とは 日本のみの栽培方法で、秋に(10月末頃~)一斉開花をさせるため 9月1日の前後1週間の間に行う剪定の事です。(10年位昔は、8月20日前後1週間でした。これも、温暖化のせいですね!)
バラ園ではない、我が家の庭。いつも いつもバラの香りにつつまれていたい私は・・・夏剪定をするバラもあれば、咲いたら切り戻すだけのバラもあれば、秋も咲かないようにと蕾取りを続けるバラ(葉をおとしてしまったバラ)もありと 色々です。
例えば、やっと 返り咲いてきた「アンジェラ」
本によれば 四季咲きとも書かれていますが、(鉢でかなり窮屈に生きている為?) 我が家では シュートの先に返り咲くのみです。・・・当然 夏剪定はせず、咲いたら切り戻すの方法。
次は、優れた耐病性で 多くのバラ友さんにおススメした「ラ・ローズ・ドゥ・モリナール」。いつも 咲いてはいますが、夏は少しお休み(花がイマイチ)。 この頃は、それなりに美しく咲いてきました。
すばらしいこのバラの香りも、しっかり出てきました。 で このバラは、秋は咲いたら切り戻し。ただ 枝の太さ=花の大きさ なので、葉の残り具合を見ながら 切る位置を決めています。
バッチリ夏剪定をしているのは、HTのバラのみ。それも、長期の天気予報を参考に 「いつ切ろうか?」と 思案中。
「予定の頃に 完全な美しさの秋バラを咲かせる!」・・・これも、ギャンブルのようでもあり 正しいバラ栽培の結果でもあり 愛情こめたお世話の賜物でもあり バラ栽培の醍醐味のひとつですね。