遅咲きのバラが咲き進んで、中間咲きのバラの一番花がほぼ終了してきました。亡き初代の愛犬のメモリアルローズ、私のバラ育てのきっかけとなった「ローゼンドルフ・シュパリースホープ」。とても花持ちがイイのですが、さすがにそろそろお終い。そこで
切り戻した花枝を捨てようとしたのですが、一日ばかり楽しんでからとしました。水遣り用のジョーロに挿した花々と、亡き愛犬を偲びつつティータイム。
狭い庭なので1種1本を基本としていますが、このバラはとても大切な思い出のバラなので2本あります。花色とかたち、耐病性、花持ち(雨にも強い)、スッキリとした香りetc.どれも素晴らしいのですが・・・
亡き愛犬同様、性格美人なのか?庭に遊びに来て下さった方々に あまり注目されずに終わっております。
バラの開花のピークが終わった頃より、なぜか雨は一休み。そのお陰で、バラの花ガラ取りや、バラにあわせて植えていた草花の撤去に、肥料入れなどの大変な量の作業がはかどりました。
バラの花数はかなり少なくなったけれど、作業の終わった6月の庭はピークの頃とは違った美しさ。自作の「エクセルサ」のスタンダードローズも咲いてきました。
同じく、今年のサプライズに用意した「夢乙女」もやっと開花。日陰に置いていた為か?もともと遅咲きだったのか?庭を訪れる人がなくなてからの開花です。
ささやかな今年のサプライズに ミニのつるバラで、バラのイスをつくってみたのですが・・・
「夢乙女」の夢のイス? 花一輪も可憐・・・夢と終わったサプライズ!
京都駅では、かなりの雨!せっかく日を変えて訪れたのに・・・とガッカリ。でも、びわ湖大津館イングリッシュ・ガーデンにたどり着く頃には、雨も上がり薄日が射してきました。バラを見るのに最高の天気!
バラもほぼ満開!雨のダメージもほとんどナシ。(とてもキレイにお掃除されていて、お世話をされている方々の愛情を感じます。)
なかなか、カワイイ演出も・・・
オールドローズや原種のバラも多く、バラ好きには最高です。(もちろん、バラ以外の植栽もとても素敵です。)
「イザヨイバラ」(十六夜バラ) 原種にしては、めずらしくよく繰り返し咲くし、蕾も超個性的でカワイイ!香りがないのが残念だなぁ~。
葉色が、シックで素敵な「ロサ・グラウカ」
連日のように雨!梅雨だから当然だけれど・・・キビシイ。
雨で汚く溶けてしまったようなバラもあるなか、花弁数の多い大輪系のバラなのに 意外な強さを発揮したバラ有り!イングリシュローズの「テス・オブ・ザ・ダーバヴィルズ」。景色として咲かせるために、少し好みではないものの一番目に付く所の一つに植えて、初めての梅雨。うつむきかげんに咲くも花首折れず、花傷みもほとんどナシ!
なかなか堂々たる咲きぶりです。個人的には、もう少しパープルががった花色が望みなのですが・・・
今年 我が家の庭を訪ねて下さった方々に、ずいぶん人気があった「シャリファ・アスマ」。例年や天気の良い時には、誰からも注目されなかったバラです。
強い光が当たると 2時間ぐらいで花弁がチリチリになる欠点が雨や曇りのおかげで出ず、 とてもキレイに咲きました。本来の美しい花色に、イングリシュローズ中ピカイチと言われている良い香り!今年のありがたくない天気のお陰で、このバラの素晴らしさを再認識です。