花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

生姜三昧

2015-11-08 17:18:56 | 料理

昨日のこと、夫が菜園から雨が降りだす前にと、秋採りの新生姜を収穫してきた。 

例年より遅いかもしれない。

 

 

嬉しいんだけど新鮮なうちに処理をしなければならない・・・

良く洗い汚い部分を切り落とし、計測してみると1025g 佃煮を煮てみようか。

 

 

まずスライサーでスライスの作業は、私より時間がある夫に依頼する。

綺麗な料理専用の軍手をはめて単純にスライス作業は私より上手い。

 

時間をかけてじっくり煮込むのは私の役目、昨夜ブログアップしながら3時間以上煮含めて熱々を瓶に詰めて完成。

 

 

嬉しい我が家の常備菜完成。

今朝味見してみると、甘辛い味が染みていて美味しい。

白いご飯のお供にピッタリ、ご飯が進みそう。

 

 

残りの生姜は甘酢漬けにすることに。

今日の午後も生姜の作業を~

綺麗にして計測すると750g ちょうどいい分量。

やはりスライスの作業は夫にお願い。

 

茹でて甘酢に漬け込むのは私の仕事。

 

完成したばかりの甘酢漬け、明日辺りになるともう少しピンク色になるかな~

 

1週間ほど前にも一株を収穫して、すりおろして冷凍したりウルトラ生姜を作ったので、新生姜だけで合計2kg以上の収穫があったことに。

根生姜はまだ日持ちするので処理していないけど、ウルトラ生姜にしよう。

 

明日はいとこ会で朝から出かけてしまうので、生姜の処理が済んでホッとする。

料理するタイミングを考えて収穫して欲しいな・・・

 

雨の西伊豆を楽しんできます~

 


同級会2日目~、ありえない出来事が~

2015-11-08 00:24:07 | 旅行

2日目も素晴らしい晴天、甲斐の山々が連なる素晴らしい景色の見納めに記念写真。

 

 

 

4台の車に分乗し、フルーツラインを通り塩山の恵林寺へ。

 

 

 

恵林寺周辺の百匁柿の干し柿はすだれのようで秋の風物詩。

渋を抜いたトロトロの百匁柿も好き、懐かしい風景です。

 

 

銀杏の紅葉が美しい恵林寺。

 

立派な三門、1330年に創建。

臨済宗妙心寺派に属する寺院で、甲斐武田氏の菩提寺。

 

 

20年くらい前に訪れているので2度目なのに全く記憶なし。

境内の近くのほうとう屋さんで、熱々のほうとうを食べた記憶だけ残っている。

 

 

 

静かな境内に賑やかな声が聞こえそう~ 

1名早朝に帰ったので、総勢15名が恵林寺観光です。

 

 

 

太い梁を見上げると、立派なお籠が保存されていた。

本堂から望む庭園は国の名勝と指定されている。

 

歩くと音がする鴬張りと呼ばれる外敵の侵入を防ぐ長い廊下を、きゅきゅっと音をさせながら歩いてみる。

武田信玄公の墓は撮影禁止なのでお参りだけする。

 

 

所々紅葉や真っ赤に色づいた千両の実が美しい。

 

 

再びぶどうの丘に戻りランチタイム。

 

噴水の庭でU子ちゃんと。

 

 

 

去年食べて美味しかったワインビーフのハンバーグは、全員一致でランチに注文。

ワインを作る時に発生する葡萄の搾り粕を飼料の一部として与えて肥育され牛、ワインビーフは美味しいと好評です。

展望レストランからの眺めは抜群、眺めもご馳走のひとつに。

 

 

 

ランチが済むとすべての予定が終わり、同級会は解散へ。

また来年会いましょうとお別れ、元気でねバイバイ~

 

 

この後、Tちゃんの思いつきで、韮崎市の「韮崎大村美術館」へ行こうかと。

ノーベル賞を受賞した旬の話題の大村博士の故郷へ。

この案に大賛成の私はすぐに乗る~

 

韮崎から参加しているYちゃんの車に乗せていただく~

Yちゃんは韮崎市民になって長く、大村美術館は何度も行っているからと案内役に。

 

 

甲州市の勝沼から甲府を通過して、小1時間ほどで韮崎へ。

 

 

韮崎付近まで来ると富士山の姿が一段と大きくなる~

 

 

女子美術大学理事長でもある大村智博士がコレクションの美術品を寄贈した美術館として、話題の美術館だけに沢山の人が訪れていた。

私達が訪れたタイミングはそろそろ帰り支度をして、空いてきた時間帯でした。

 

まずは2階から、八王子出身の「鈴木信太郎」の沢山の絵を観賞。

八王子に住んでいるTちゃんはメモ帳に熱心にメモを取りながらの鑑賞。

 

 

 

2階の喫茶ルームからはガラス越しに素晴らしい眺め。

左は八ヶ岳連峰から右手には金峰山や瑞牆山の峰々の大パノラマを望む。

美術館の裏手には南アルプスの山々が、そして遥か富士山も。なんて贅沢な環境でしょう。

 

長閑な風景に囲まれて大村少年は勉学に励んだであろう環境を眺める。

浜田庄司らの陶器も展望ルームに飾られています。



2階から1階に降りて常設展へ。

常設コーナーには上村松園、三岸節子、片岡球子、堀文子ら女流作家の作品が展示されいて目を奪われる。


ゆっくり鑑賞していると、地元韮崎のYちゃんが入ってきた方に挨拶する?

セーター姿にトレードマークの黒の帽子のダンディな男性登場。

えっ? うそ~ご本人登場?、まさかの本物大村博士が~ 

外国人のカメラマンが大きなカメラを回しているので、テレビの中継だと気が付く。


熱心に解説を読んでメモしている八王子のTちゃんは気づかないので、つついて教える。


と彼女やおら大村先生に近づき「先生おめでとうございます、お逢いできて嬉しいです」と握手までして感激の挨拶。

まさかテレビの中継中にそれする?? とYちゃんと私はびっくりして引き気味~

 

テレビ局のアナウンサーらしき女性も困惑顔、でも誰も静止しない。

積極的なTちゃんは女流作家の上村松園や片岡球子についても質問したり、気後れせずに自分の意見を言ったり。

それに対して先生は冗談を言いながら質問に答えたり、返って場が和む。

そして先生のお気に入りの作品には解説しながらひと回り~

すごく贅沢な時間を過ごしその場にいた人たちはみんな大感激。

そして極めつけは持っていたメモ帳にサインまでして貰うTちゃん、テレビ中継中にです~

Tちゃんのような押しの強い心臓を私も欲しかった。

 

私などはテレビ中継の邪魔をしてはいけないと思ってしまうので、黙ってついてまわるタイプ。

彼女の積極性に本当に驚き感心もする。

最後にテレビ局の女性スタッフから、「ご協力ありがとうございました」とお礼を言われる。

どんな内容に仕上がるのか関心あるけど~

 

なんとスエーデンの国営テレビ局の撮影だったとか、日本での放映はないそうでとっても残念。

質問攻めのTちゃんはもちろん、Yちゃんや私もカメラの隅にちょろちょろしていたはず。

 

なんと幸運な美術鑑賞だったことか。

こんなことが起きるなんてありえない、大興奮冷めやらぬ一日でした。

同級生全員にもこのことを報告しなくては~

 

美術館お隣には天然掛け流しの湯「白山温泉」もあります。

 

 

 


(甲府駅前の信玄公の銅像前でも、まだ興奮中)

Yちゃんには再び甲府駅まで車で送って戴き、帰りは特急で新宿経由で帰路につく。 

 

当分の間、大村先生にお会いして作品の解説までしていただいた、喜びの余韻に浸っていそうです~